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乾燥機で縮んだ服が、妻にとられていく

ふたり暮らしをする上で一番便利な家電は「ドラム式洗濯機」だろう。うちで使っているのはpanasonicの2018年モデル。当時、型落ちで購入したので財布にやさしかった。

ドラム式の魅力は乾燥までやってくれること。天気を気にする必要がないため、在宅ワークがメインの僕なら、いつでも気兼ねなく回すことができる。

洗濯機を回すのは、家事の中でも特に好き。溜まっている洗濯バスケットが空になるのがめちゃくちゃ気持ちいい。それから僕は過集中気味で座りっぱなしになってしまうのだが、洗濯終了の音が立ち上がるアラームになるのもありがたい。洗濯物を取り込む時間はいいリフレッシュになっている。

そんなドラム式の欠点は、洋服が縮むことだろう。シワがついてしまうのも欠点としてよく聞くが、個人的にはすぐ取り込んで、すぐに畳めばそんなに気にならないし、努力次第でなんとでもなると思っている。

それに引き換え「縮み」だけはどうしようもない。おかげで、普段着には縮んでもいい服を選ぶようになったし、縮むことを見据えてオーバーサイズを買うようになった。それでもいずれ縮んでいくのだが、着れなくなったら妻にあげるので問題ない。ちなみに、絶対に縮ませたくないオシャレ着は、少し手間だが乾燥機にかけずに外干ししている。

さて、いま我が家で起こっている問題について。妻が僕の服が縮むのを待つようになってしまったのだ。いい服を見ると「その服が縮むのはいつかなー」と狙っているそぶりを見せる。

たまに、僕のオシャレ着を誤って乾燥機にかけてしまうこともある。僕はこの技を、服を手に入れるための高等テクニックなのではないかと疑っている。

好きな服を妻に着てもらえるのはうれしいんだけどね。

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