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{読書感想短歌*12}恩田陸 『私の家では何も起こらない』
ペダルにも塵の積もった古ピアノ 寡黙な調律師は気配だけ
pedaru nimo tiri no tumotta furupiano kamokuna tyouritusi wa kehai dake
こわいの苦手なんだけど、たまに読んじゃう。これはこわい本だと気づかず手にしたらわりとこわかった、けどきれいなお話だった。
※幽霊屋敷がモチーフの連作小説だったので、どんな幽霊だったらこわくないかな、とおもってつくった短歌。作品中には調律師は登場しない。