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suuu
2020年7月9日 11:30
it's story of the Mr. 神島 蓮 初めて聞いた声があまりに綺麗で こういう時ってまず、 名前を聞いたりするのが普通なのに 話の筋書きもブッ飛んじゃうような まるで舞い上がった行動の俺、 あーんど 凄く頑張って冷静を装う俺に 自分で苦笑してしまう。 「日本人の奥
2020年8月16日 16:35
it's story of the Mr. 神島 蓮「じゃあな」って快の言葉が いつもより暗いトーンで聞こえた。 「お友達ですか?」 「ああ、 うん。 高校時代からのね」 彼女が快を知らない事に違和感を覚えた。 知るはずも無い。 彼女は汐音じゃないんだから。 「浴衣、とっても似合ってますね」 「いや、それは
2020年7月14日 22:56
it's story of the Mr. 神島 蓮 快「マジ…かよ」 行き交う人の波に、 赤い花の浴衣はとてもよく目についた。 彼女の髪に刺してる白い花が近づく度 陽炎みたいに眩しくぼんやり反射して ただそれを呆然と見ていた。 噴水のパウダー状の霧が 露天の街灯に、ちりぢりに舞う 粉々に散っては消えていく 繰り返し