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タブ純自伝「ムクの祈り」

こんばんわ!
昨日、坐禅より帰宅するとAMAZONの紙袋。 
そうです、予約していたタブレット純さんの新刊「ムクの祈り」が届いておりました。

本日、朝から読みましたがなみだ😢ですね。
読み始めてすぐに思ったのが「これはまさしくタブ純さんの生原稿だぁ!」ということ。
小説など読みなれている方には、あきらかに違和感のある表現や文体で、慣れるのにしばしかかります。

それでもそこはファン心理
タブ純さんの生の声を聞いたような気がして夢中で数時間読み進めました。

自分が何者かわからずもがき続けた時代
中高といじめもあり、また同性愛など微妙な問題のも悩まれつづけ、社会人になっても半端者と自己肯定感がさがりっぱなし。

そんな中の救いは「かすみちゃん」ですね。
叶わぬこととは言え、カスミちゃんってどんな人なのか会ってみたくなりました。

この自伝の9割は、上記のようなもがき、なやみ、虐げられた人生前半のお話で最後の方にちらっとタブレット純としてスポットライトを浴びはじめるシーンがちょっと描かれております。

読んでいて苦しく、涙ぐみ、そして心が温かくなるドキュメンタリでした。
TVやラジオでタブ純さんを知って、興味を持たれた方にお勧めします。

下記は腰帯にも書評を寄せられている武田砂鉄さんとの対談が収録されているラジオ番組です。

ちなみにオビには「この人が頑張っているなら今日も頑張ろうと思ったことが一日だけあります」と書かれてました。
砂鉄さんの第二候補は「人をほのかに不安にさせる人、いろんな人の不安を食べながら今日もこの人はふにゃふにゃ歩いてる」だったということが語られています。さすが砂鉄さん うまい!!

タブ純さんは19分半頃のチャプターで登場しています。
YouTube画像には真ん丸に肥えたタブ純さんの写真が見られます。

これまで自分が何者か迷い苦しみ続けた半生をすぎ、ようやく50歳前で自分の居場所や理解者がえられ、経済的にも少し余裕ができたタブ純さん。
その丸いお顔がとても幸せそうに見えます。