「心のスキマをお埋めします」と死霊が入って来る前に
イライラ、妬み、恨み、怒りに将来不安、現代を生きる我々にとってネガティヴな感情というのは油断もスキもなく、私たちの心に侵入してきます。
実はこのようなネガティヴな感情は、霊的な世界、目に見えない世界からみても、あまり良いものではありません。
というのも、そのような感情を持つと、それに同調したネガティヴな存在を引き寄せてしまうからです。
俗にいう「鬱」という状態がありますが、霊的な観点から言えば、その心のスキマにネガティヴな霊的なものが「憑いてしまっている」状況に他なりません。
昔は「鬱」の事を「神経衰弱」といってまさしくそれは霊的な障りであるとして、能力者、霊能者達が「お祓い」を施していたようです。
古来から精神世界においては、この「お祓い」という、そのように憑いてしまったネガティヴな霊的なものを、払い退ける知恵が紡がれてきたわけですが
憑いてしまったものを祓う技術はもちろんとても大事なことなのですが、出来ることならば、それ以前にまず我々が「憑かれたくはない」というのが本音ですよね(笑)
実際、その考え方がとても重要で、我々の側も、そもそも自分の心のスキマにネガティヴなものが入らないようにすることが肝要です。
これこそがお祓いとセットで古来から大切にされてきた精神的な叡智である「禊」という言葉の本質です。
「お祓い」は自らの外側にペタッとついてしまって余分なもの、ネガティヴなものを払い除けるイメージで
「禊」は自らの内側の根源的な余分なもの、ネガティヴなものを取り除くイメージになります。
自らの心を清明な気持ちにしないと、いくら祓ったところで、またネガティヴな存在が引き寄せられてしまいます。
「禊」とは心の内側を美しく、綺麗に保つことです。
そのためには自分の内側にある悪いイメージを捨て去り、徹底的に浄化をしていくことが大切です。
それは自分自身をみつめる自己像はもちろんですが、家族への見方、他者への見方、社会への見方そのイメージの全てを綺麗にすることです。
もちろん人間ですから悪意と言うものは湧いてでてきますから、簡単な作業ではありません。
でもそうすると覚悟を決めて、日々実践をしていくことで人生は変わっていきます。
「ネガティブなイメージで人を責めない」修行は、とても今の時代を生き抜くための霊的なプロテクトです。
と言っても…とまたネガティヴなイメージが浮かんでしまう方がほとんどだとおもいますので(笑)今日からでも実践できる「禊」をより詳しく掘り下げていきますね!
続きます。
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