【更新制にアップデート!】Weekender編集部での活動を、今よりもっと楽しくするために
こんにちは。NEXTWEEKEND代表の村上萌です。
私が代表を務める株式会社ガルテンは来月で13期を迎え、主な事業として大切に育ててきたライフスタイルブランドNEXTWEEKENDは同じタイミングで11歳になります。
NEXTWEEKENDはプロデュースチームからスタートして、その中心にあった「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」というコンセプトに共感の声が集まり、この10数年の間にメディアも誕生したりと時代に合わせて形を変えてきました。
今より少し先にある理想のライフスタイルを描き、そこに新たなカルチャーを作っていくプロセスの中には、必ずそれに共感してくれる”生活者”の存在があります。
カテゴリやジャンルを敢えて問わず、そこにライフスタイルを提案してきたので、その都度対象となる方は様々でしたが、いつもそれを中心となって応援し、楽しみ、そして共創してくれるコミュニティのコアとなる存在がいました。
それが”NEXTWEEKENDを一緒につくる、47都道府県の日常編集者”ことWeekender編集部でした。
この記事は、今から約8年前に発足したそのWeekender編集部のみなさんに向けて書いているのですが、せっかくなので公開の場で綴らせていただくことにしました。
拝啓、Weekender編集部のみなさま
暑かったり大雨だったりと激しい気候にさらされていますが、みなさんお変わりないですか?今年、Weekender編集部の在り方をアップデートしたいと思い、この記事を書いています。
Weekender編集部の始まり
そもそも…が口癖でもあるので、改めてそもそものWeekender編集部の発足を思い返してみたのですが、始まりはなんと2015年…!日本語版のインスタが開設されたのが2014年なので、当時はまだセルフメディアの概念があまりなく、ブロガーと呼ばれる一部の人だけが自身の思考を綴っているような時代でした。
その頃に、一人で様々なプロジェクトにプロデューサーとして参加していた私が、そこでの思いや大切にしていたことを綴りたくて始めたのがNEXTWEEKEND でした。個人的な思いを綴るブログではなく、自分なりに活動にコンセプトがあったので、自分の名前ではなく、その考えをブランドにしたいという思いがありました。
そこでせっかくなので、共感してくださる方がもしいらっしゃれば…という形で、コラムニストを募集するためにつけた名称が「Weekender」でした。
この場所でコラムを書きたい方…!ということを、おそらくかなりクローズドな方法で募集したのですが200名を超える方からご連絡をいただき、その中の何名かにコラムを書いていただくことになり、Weekender編集部の活動がスタートしました。
その後コラムニストだけでなく、日本各地や様々なジャンルのコンテンツを作りたい時に相談させてもらえるパートナーという関係で、年に約2〜30名ずつの方に仲間になっていただく形でWeekender編集部の数が増え、一緒に冊子を作ったり文化を作ったりとこの8年間(すごいなぁ…!)で形を変えながら歩んできました。
今考えるWeekender編集部の在り方
オンラインサロンやサブスクなど、今ではすっかり様々なコミュニティが存在しますが、Weekender編集部は、様々なライフステージ、どんな場所に住んでいても、NEXTWEEKENDが掲げている「“いつか”ではなく、次の週末」「季節の楽しみと小さな工夫で、理想の生活を叶える」という価値観の部分に共感してくださっている方々が集える場所だと思っています。
これまで、一度メンバーになってくださった皆さんには基本的にずっと“Weekender編集部”として在籍していただいていましたが、これからは“1年更新制”にしたいと思います。
その理由は、お互いに“今の気持ち”で繋がりたいから。
ツールなどを導入してみなさんの“今”を更新していただけるようにはしてきましたが、それが事務的な作業になってしまっては、気持ちはアップデートされないなと思ったのです。
社会的な関係に関わらず、恋愛も、友達関係も、”馴れ合い”という言葉にはあまりポジティブなものはなく、お互いに成長し合いながら、自身と関係をアップデートしつつ「今年もよろしくお願いします」の機会を設けることが大切だと思います。
嬉しいことに、Weekender編集部には8年前のローンチ時から今もなお最前線でコラムニストやイベントの講師として活動してくださっているメンバーもいらっしゃいますが、それは当たり前のことではないと改めて思ったのです。
私たちは今みなさんがこの場所で叶えたいことを把握し、
みなさんはお互いに1年間をともに歩むメンバーを把握し、
それによって、それぞれがどんな1年間を歩みたいのかということが把握できると考えています。
先行きの見えない時代に「ずっと」を誓うよりも、確認しあいながらプロジェクトメンバーのように集っていけることは健全なことでもあると思います。(私は、NEXTWEEKEND副編集長ともちゃんの「結婚記念日」を「契約更新日」と呼ぶ考え方に、むしろ夫婦の愛を感じています)
これから、既存メンバーの方には更新手続きを踏んでいただきたいと思っています。新しい1年を、Weekender編集部として活動したいと思ってくださる方は、ぜひアップデートしていただけたら嬉しいです。
また、8月の頭からは今年の新規メンバーも募集いたします。
新たな体制で、どのような方々と1年間をご一緒できるのか、編集部一同心から楽しみにしています!