サービスを売るときの注意点
比較で獲得した顧客は比較で離れていく。
販売職、営業職は要注意。
自社商品をアピールするときに
競合他社の商品と比較することで顧客を獲得することは
あまり得策とは言えない。
なぜなら、比較で獲得した顧客は
同じように比較で自社から離れていく可能性が高くなるからである。
例えば値段。
似た商品、サービスの中で「他社よりいくら安いですよ」という打ち手は
いつか自社のモノより安い、他社のモノを見つけた時に
同じように他社へ流れていく。
では、どのようにすると良いか。
それは自分の自社商品に対する「愛(思い)」を伝えること。
自社商品が機能的に最高なことを前提に!
顧客との関係を構築することで
「他のとこより少し高いけど、〇〇の商品を買う」
という顧客をつかまえて大事にフォローすることが重要であると思います。
マーケの世界では
新規顧客の獲得コストは既存顧客の5倍かかるという
1:5の法則があります。
事業規模を拡大させるためには
新規顧客をどれだけ獲得できるかが重要になりますが
それ以上に既存顧客が離れてしまっては拡大しているとは言えないでしょう。
参考:↓チャプター5「上手に比較するためには?」