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お口が乾燥すると何が起こるの?

こんにちは!
NextRevolutuion(ネクストレボリューション) PR事務局です。

このnoteでは「お口から全身へ、ヘルスリテラシーを高める」をテーマに、美容・健康情報を発信しています。

今回のテーマは「お口の乾燥」です。

冬は肌や喉の乾燥が気になるように、
お口も乾燥しやすくなる季節。

最近はお口の乾燥が特徴の疾患である
「ドライマウス」という言葉も徐々に広まりつつありますよね。

ですが、お口の乾燥がもたらす影響がどんなものか
知らない人も多いのではないでしょうか?

そこでここでは「お口が乾燥するとどうなるのか?」を解説します。

お口が乾燥すると、口臭が悪化する

唾液の大きなはたらきとして、
口の中の細菌の増殖を抑える抗菌作用や
細菌や食べかすを洗い流す自浄作用があります。

そして口臭の原因物質は細菌の増殖が起因することがほとんど。
そのため、唾液が少なくなると口臭が悪化しやすくなります。

口臭がひどい人は、よだれがネバネバしていることも多いです。
そして口の中のネバネバも、お口の乾燥のサインの一つ。

正常な人の唾液はさらさらしているので、
お口のネバネバが気になる人は要注意です。

お口が乾燥すると、虫歯、歯周病になりやすくなる

「口の乾燥と、虫歯や歯周病が関係するの?」と
意外に思う人も多いかもしれません。

でも、お口の乾燥と虫歯や歯周病には
大きな関わりがあるんです。

唾液が正常に分泌されれば、その抗菌作用で
虫歯菌や歯周病菌は増殖しにくくなります。
そのおかげで、お口や歯の病気にも
かかりにくくなるのです。

ちなみに、唾液の抗菌作用は
喉の痛みや口腔カンジダ症など
口や喉のさまざまな病気に対しても効果があると言われています。

唾液は、さまざまなお口の病気から
守ってくれるガードマン的な役割を果たしてくれるんです。

また唾液には、口腔内のpHを中性に戻す作用や
歯の再石灰化を促す作用など
歯を守るためのさまざまな性質を持っています。

唾液にはお口と歯の健康を保つための
さまざまな効果があるんですね。

お口が乾燥すると、食事がうまく楽しめなくなる

パンやクッキーといった水分が少ないものを食べたとき、
「飲み込みにくい」と感じたことはありませんか?

それは唾液の分泌が不足して
お口が乾燥しているサインです。

口の中の唾液は、咀嚼された食べ物と混ざることで
食べ物を柔らかくし、飲み込みやすくする機能を持っています。
食べ物を美味しく食べられるのも、唾液のおかげなんです。

実は、高齢になるとお口が乾燥しやすくなり
食べ物を飲み込むときに不快感を持つ人が増えます。

さらに加齢によって顎や喉・舌の筋肉が衰えるので、
「上手く食べられない、飲み込めない」という状態に陥ってしまうことも。
これを摂食・嚥下(えんげ)障害といいます。

また唾液には粘膜保護作用があります。
お口の乾燥症状が続くことで、
口の中や舌が傷ついてしまい、痛くなることも。

唾液がうまく出ないせいで「食事を楽しめない」という
悲しい事態になってしまうこともあるんです。

お口の乾燥対策はどうすればいい?

ここまで、お口の乾燥による悪影響をご紹介してきました。
では、お口の乾燥を防ぐためにどんなことができるのでしょうか?

一つ目は、よく噛んで食べること。

口の中が乾いていると柔らかい食べ物や
スープを飲みたくなりますが、
あまり噛まない物ばかり食べるとかえって悪循環に。

よく噛むことで、自然に唾液が出やすくなりますよ。

二つ目は、部屋の乾燥に気をつけること。

冬の暖房がついた部屋は乾燥しやすいので、
加湿器をつけたり、定期的に水やお茶を飲んだりして
口を潤すようにしましょう。
乾燥防止として、空気の入れ替えなども有効です。

三つ目は、口の乾燥を加速させる食べ物や飲み物に気をつけること。

利尿作用のあるアルコールやカフェインは
飲めば飲むほど体から水分が排出され、
喉が乾きやすくなります。

また塩辛いものや香辛料も、取りすぎると
口の乾燥を悪化させます。
適量を楽しんでくださいね。

これらに注意して、
この冬も「潤ったお口」で過ごしていきましょう!

さいごに

株式会社Next Revolutionは、「日本をリードするwell-tech カンパニー」をミッションに、
美容・健康領域におけるプロダクト開発事業と歯科医院経営サポート事業を展開しています。
歯科医院の経営者でもあるCEO天雲の歯科医療・予防医学・医院経営の知見を活かし、
well-beingの領域から豊かな社会づくりを目指しています。

このnoteでも歯科を基点としてさまざまな美容・健康情報をお届けしますので、
気になる方はフォローをお願いします!

記事監修者

天雲丈敦(てんくも・たけのぶ)
鶴見大学歯学部卒業後、加藤歯科医院ユニオンセンター歯科室に入職。副院長5年経験を経て、2012年横浜市にててんくも歯科医院を開院。2013年千葉に分院を開設。14年に医療法人社団を設立し、16年には本院を6倍に拡大移転、静岡に分院を開設。現在、歯科のみに留まらず、遺伝子検査、整体などの全身予防の医療連携を行っている。

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