10月26日は「柿の日」だそうだ。 正岡子規が、この日に、かの有名な句を詠んだことに由来するという。 母は、柿が好きだった。 もう食べられないかもしれない、と思いつつ、生協で予約注文した柿。 結局、食べることのないまま、母は逝った。 仏壇にお供えしたのが、柿の日だったとは知らなかった。 母は、喜んでくれたのかな。
母が亡くなった。 病院を退院して、自宅に帰った、わずか半日後のことだった。 現実はいつも、予想や期待を裏切る。 今はまだ、とても感情が不安定で、なんとか立っていても、時折いろんな思いが襲ってきて、押し潰されそうになる。 この数年、私なりに頑張ってきたけれど、後悔は数えきれない。 つくづく、後悔しない人生なんて、あり得ないんだと思う。 ここにふさわしいことは言えそうにないから、詳細は控えるけれど。 ただひとつ言えるのは、本当に大切な人は、ためらわず大切にした方がいい。 今日と同
何も見えないと訴える母 何もできない私 ごめんねと なでた手はあたたかく 宥めるように 私の手をぎゅっとにぎった 力はまだしっかりある まだまだだ 大事にしよう できるかぎりのことをしよう 母の目になり耳になり 手足になろう 甘えた気持ちは捨てて とにかく頑張ろう
先日の#マルハラスメントについて、歌人の俵万智さんが、SNSに上げられた短歌を見て、慰められました。 こういう優しい視点でものを見られる人になりたいです。
若い人たちは、「。」に「圧を感じ」て「怖い」んですか? ニュースで見てびっくりしました。 私は「はる。」という名前にしてますが、怒ってません(^_^;) 最初は「はる」でしたが、同じ名前の方がいらっしゃったので、変えました。 コミュニケーションは難しいですね…
(タイトルを変更して再掲しました) 先人の 偉業を越えて はるかなる 新たな道へ 命燃やして 私の愛する推し──堂本光一さんが、人生の半分以上の時をかけて作り上げた舞台の幕を引くことを発表しました。 永遠に続くものなど、この世にはなく、いつかは終わりが来るとわかってはいましたが。 胸にぽっかりと穴が空いたようです。 彼を知らない人から見れば、彼はすべてを持っていて、順風満帆の人生のように見えるかもしれません。 でも、決してそうではありません。 あまり裏話をするのを好まない
Episode1 横浜 初回放送日: 2022年1月13日 思わぬ事件や事故、ケガや病に見舞われたとき、24時間365日応答してくれる119番通報。通報を受ける指令室にカメラが密着。 通報者と緊急通報指令室のオペレーターの会話だけで日本の今を描くノンフィクション番組です。 初回放送を、たまたま見ました。 あまりにもつらい内容に、涙が止まらなくなりました。 いくつか続編も放送されていますが、初回の衝撃が大きすぎて、私はまだ続きは見ることができないでいます。 これは、ドラマの
我が家のお雑煮は、父が元気だった頃は、里芋や人参などの入った醤油味のお雑煮がメインでした。 しかし、母の実家では、あずき雑煮…甘いぜんざいのようなお雑煮でした。 母にとっては、そちらが本来のお雑煮なので、時々あずきの日もありました。 父が亡くなってからは、弟が甘い方が好きだったせいもあり、ほぼ、あずき雑煮だった気がします。 餅は丸餅。 子どもの頃は、家でついていました。 臼の時代もあったと思いますが、覚えているのは餅つき機です。蒸し器で蒸したもち米を、餅つき機でつき、つきたて
初回放送日: 2023年6月30日 年末スペシャルで第5位になっていました。 東京の大病院の屋上にある庭園。 広い青空の下、色とりどりの花や緑の木々に囲まれた、癒しの場所を訪れる人々は、様々な病と闘う患者さんや、その家族たち。 私は本放送を見ただけなので、かなりうろ覚えですが、特に印象に残っている方がいらっしゃいます。 旦那さんに癌が見つかり、闘病中だという30代くらいの女性。 庭園のシロツメクサの中で、ミツバチを見つけた、とスタッフに教えて。 「先のことはできるだけ考えな
今期、私のイチオシのドラマです。 謎の流行り病によって男が激減し、男に代わって女が働き、家督を継ぐ「男女逆転」の江戸の世。 徳川三代将軍家光の時代から幕末まで。素晴らしい役者さんたちが、名演技で紡いできた長い長い物語。 先週の第20回は、大好きなドラマ「ゆるキャン△」ファミリーの志田彩良ちゃんが演じる徳川家茂の最期が描かれました。 言葉を失うラストでした。 慟哭する和宮と一緒に泣きました。 闘う女神様─家茂は、なんと純粋で優しく、強く、賢く、美しかったことでしょう。 それな
北海道からの中継で。 ツブ貝を切らずにまるごと頬張るリポーターさんを見て。 華丸さん「ラッコの食べ方だよ」 大吉さん「ラッコでも躊躇するよ、もうちょいゆっくり食べようって」 朝から、めっちゃツボった(*≧∀≦) 続いて。 漁師さんが焼きツブ貝の食べ方を実演。 なんと、殻ごとテーブルに叩きつけて握りつぶす!! 華丸さん「ラッコです」 大吉さん「ラッコなんですよ、ずっと」 ラッコづくしに癒された朝(*´∀`)
脚本家・山田太一氏の死去のニュースを見ました。 私は「ふぞろい」は見てなかったけど、「男たちの旅路」はよく見ていました。まだ子どもでしたけど、重たい内容のドラマが、なぜか好きだったんだと思います。 特に、車椅子の若者たちの話「車輪の一歩」は、すごくよく覚えています。 車椅子で生活することの困難さは、今よりずっと大きかった時代。 階段を上がること、タクシーに乗ること、ほんの小さな溝でさえ、大きな壁になる。 踏切でタイヤが線路の溝にはさまってしまって動けなくなるシーン、間一髪で助
2023年11月27日放送。 第二次世界大戦末期。 ヒトラーが叫んだ言葉。 「パリは燃えているか?」 しかし、パリは燃えなかった。 屈辱と苦難に喘ぎながら、不屈の精神で立ち上がり、パリの自由を守った人たちの物語。 番組のラストが、私にとって、とても衝撃的だった。 移民にルーツを持つ人が国民の3分の1を占めるという現在のフランスで、2015年に起きたパリ同時多発テロ。 130人もの人々が犠牲になった。 3日後、巻き起こるイスラム教徒排斥運動の嵐の中で、現場近くの広場に、目隠
3日間、どこかの街角で、カメラを回し、行き交う人たちに話を聞く。 この番組もまた、時々見ると、心に何かを残していく番組です。 2022年6月10日放送の、絵本専門店での3日間。放送後、SNSに上げた感想です。 = = = = = = 本屋さんて空間が好きです。 それが絵本専門店っていうだけで、なんだかワクワクします。 なんて言いながら、私自身は子どもの頃、絵本を読んでいた記憶はあまりないんですけど(^_^;) だから逆に、憧れのようなものがあります。 大人になっちゃうと、
初回放送日: 2022年4月18日 今日、たまたま再放送を見て、大きな勘違いをしていたことに気がつきました。 最初にこの記事をアップした時、サブタイトルを「ロックが壊した冷戦の壁」としていましたが、私が感想を述べたのは、主に「ベルリンの壁崩壊 宰相メルケルの誕生」でした。 お詫びして訂正いたします。 申し訳ありませんでした。 (本文は当初のままです。) 今回、あらためて番組を見て、民主主義に対する信念を貫いたメルケル氏の深い思いに、胸打たれました。 = = = =
5分前 言われたことは 忘れても 好きな歌なら 淀みなき母 少しずつ忘れることが多くなっている母ですが、昔好きだった歌の歌詞は、淀みなく出てくるようです。 今日は、ふいに思い出したように、「ふるさと」を口ずさんでいました。