撮影記1 常磐高尾号(24年9月)
なにこの記事
この記事は特に何かを伝えようとかではなく自分が撮影の時にした失敗などを文字起こしして反省して、次回の撮影に活かせるようにするためのものです。ですけどもしこれを見た人が同じ失敗をしないようになるのならばと思い公開しています。皆さんはこんなことにならないようにしっかり計画を立ててから行動しましょう。
本題
送りこみ①
この日は常磐高尾号という臨時特急の撮影をしに中央線沿線の撮影地に行きました。まあ写真見れば知ってる人は分かるだろうけど最初の撮影地は、下り列車がいわゆるアウトカーブ0度で撮影できる場所です。そこで置きピンして連写で仕留めるつもりだったのですが、なんと当該は豊田4番線での時間調整のためかえらくゆっくり進入してきたので本来のアウトカーブ0度の切り位置よりも奥にピントを合わせて撮影しました。ですがその時は用事の帰りで脚立を持っていなかったゆえ、カメラを目線より上に上げての撮影となったためカメラを動かしにくくおそらくバリピンしていませんでした。幸い絞りを写真の品質(被写体ブレやノイズ)に影響が出ない程度に絞っていたので大きなピンボケは出ずに撮れたのですが、それでも解像感は少なからず下がっているはずなので最善の状況で撮影できたとは言えないでしょう。
ですが今回、そもそも当該の列車がとてもゆっくり進入してきたのでサーボの追尾AFを使ってればフォーカスの心配はしなくて済んだはずですし、自分のカメラだと追尾afを使っていると連写ができないのですが連写ができなくても大丈夫な速度だったのでなおさら悔やまれます。まあそもそも性能が低すぎてサーボafの性能もあんまり信用できないんですけどね
送りこみ②
その後当該送り込み回送は豊田で20分程度時間調整したあと始発駅となる高尾に回送されるので、駅で簡単に直線構図の編成写真が撮れる西八王子へと向かいました。本当は豊田八王子間のs字カーブへと行きたかったのですが、最初の撮影地から歩くには間に合わないと判断しました。一応そこのショバの様子を車内から見ましたが確か2Bでした。
西八王子は近くに学校が多く、学生鉄がタブレット持って(偏見)エキセンに集ってると思ってましたがなんと同業者はいませんでした。正直E653のK70なんて撮ろうと思えば比較的簡単に撮れる上その日は185系が都心の貨物線界隈で走ってたのでみんなそっち行ってたのかって感じですね。自分はもう185には満足したので行きませんでしたが。そもそも185って15両時代の方がVだと思うんですけどね(完全に個人の意見)
結局モノの到着まで同業者は誰も来ず無事に側面影落ちした超絶非V写真が出来上がりましたとさ。ちなみにカメラ側としてはSSを確保して絞りを絞って脳死置きピンで撮影。LED表示なんてものはないのでSS上げて絞って歩留まりを良くしました。
正直豊田→高尾の区間の沿線ショバは大体駅からのアクセスが最悪なので実際西八王子でよかった感があるのですが、ちょっとここでどんな場所があるのか振り返ってみましょう
①豊田車両センター脇
フェンスがあるので編成写真としてはちょっと厳しめ。立ち位置によっては入庫しているE233や209と絡めて撮れるのでスナップ寄りにはなるが撮影不可能ではない。
②トタハチS字カーブ(ここは豊田駅からだとおそらく間に合わないが一応掲載)
個人的には中央快速線国立以西でTOP5に入る超有名撮影地。ここに構えとけば送り込みも本運転も撮れるので行けるのであればここが良かった。間に合わない時間だったし歩くのがめんどくさかったので今回はパス。
③浅川の鉄橋
行ったことなかったのでパス。そもそも豊田側だと逆光になるので話にならない。
④西八王子周辺の踏切
駅に近いところだと人が多すぎるのでk71の臨時特急なんかでそこまで人の目に晒されながら撮りたくない。(←お前撮り鉄向いてないよ)駅から離れれば人が少なくなるけどすなわち遠いということなので間に合わない可能性がありパス。というか下調べの時に別にいいかと思って調べなかった。
西八王子は線路沿いの建物のせいで側面影落ちしました。朝と夕方の撮影は推奨しません。
本運転
本運転は日野豊田間の跨線橋から撮影。
ちなみにここ近辺に住んでる友達が「三脚立ててる奴がいて邪魔」と言ってたのでこのような歩道の狭い場所で三脚を立てるのは慎みましょう。ベテラン有名鉄バリ鉄どれでもない上情弱で貧機材の典型的弱者撮り鉄なので自治行為とか教育とかをするつもりなんて毛頭ありませんが狭い歩道に三脚を立てるのをやめましょうくらいの呼びかけはします。それはそうとしてその狭い歩道で学生が3人並んで歩くのもやめましょうね。ここの跨線橋は以前なんかのネタのための下見として来たことがあるので(その時は別のショバで撮った)ここにしましたが、到着してから間違いに気づきます。その時は夕方だったので強い西日が差し込んでいました。なので多摩川の上流側からエロ光で撮影できたはずでした。そのショバに着くまではそのショバのことしか頭になかったので、日野駅で降りてすぐに直行してしまいました。この跨線橋でのショバは線路が切り通しのような所の中を通っているので朝や夕方の低い日では光線が全く当たりません。今思えばケツ撃ちでもいいから順光のエロ光で撮っておけばと悔やまれます。
要はどうすれば良かったのか
• 日野→豊田の回送
低速で来るとわかった瞬間にサーボの追尾afに変更し、連写ができないので切り位置を決めてそこで決め打ちする
• 豊田→高尾の回送
反省点なし。強いて言えば西八王子だと夕方は影落ちするのであまり期待しない。
• 本運転
事前に各ショバの光の向きを調べておき、適切なショバで撮影できるようにする
そもそもトラッキングの精度が高くトラッキング時にも連写ができるカメラがあれば一つめの課題は最初から解決できたのですが、自分でなんとかできたかもしれない課題を機材のせいにするのは終わってると思います。機材に文句言うのならその元凶はそれより高いグレードの機材を買わなかった自分のせいなので。機材に文句言っていいのは最新のフラッグシップのボディとそのボディに見合った最高級のレンズを使っている人のみだと思います。
最後に
実際趣味なんて人に迷惑をかけなければ楽しんでなんぼですから。ところどころお気持ち表明入ってましたが、ここまで読んでくれた方には大変感謝いたします。
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