#156 変数を見つけることが大切な話

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。
今回は「 変数を見つけることが大切な話」について書きます。日々過ごしている中で「自分が変えられること」と「変えることができないこと」が存在します。その2つをうまく見極めて変数を変えていく人が成果を出し、人生を豊かにしていくよね、ということをnoteに書きます。

それでは深掘りしていきましょう！
（約2,000文字 / 4分で読めます）

・変えられないものは変えられない

この言葉に出会ったのは会社刀代表取締役兼CEOの森岡 毅さんが「日曜日の初耳学」で披露した定数と変数の話でした。

以前から森岡さんの著書を読んでいたこともあり、YouTubeを拝見したのですが、めちゃめちゃ勉強になったんですよね。特に今回のタイトルにもある変数と定数の話は仕事をする上で非常に大切で、自分ではどうすることもできないことよりも、変えていけることに集中すべきということを学びました。

例えば年間売上目標や集客目標など会社存続のためにどれだけの売上が必要で、そのために必要な売上を実績や今後の見立てを見ながら考えているため、私たちでは基本的に変えることはできません。

ここで「会社が設定した目標が悪い」と嘆く人もいますが、上記で述べた通り会社がこれから存続していくためには必要な数字であり、その数字を変えることは決してあってはいけません。もちろん下方修正なども時にはありますが、やはり目標は一度掲げたからには達成に向けて全員が取り組むべきなのです。

このように変えることができないことに気づき、自分で変えることを見つけて進めていくことがいかに大事かは理解いただけたかと思います。とはいえ変数はどうやって見つけるのか？と悩む方もいらっしゃると思います。

もちろん業界や部署によって多少変わりますが、代表的な変数は「個人の目標」です。「大体上司に決められているのでは？」と思う方もいますが、その過程や詳細は自分自身で変えることができる一番身近な変数です。例えば「集客目標100組達成」と決めた際、結果は変えることができないので定数です。では変数は何かというと、その結果に対しての過程になります。集客目標100組のために何をしてどこから何組集客するのか？を自分で考え検証していく。これこそが一番身近な変数となります。個人目標以外にもどんな仕事にも変数は存在するため、ぜひ周りにアンテナを張り、周りを見回してみてください。

・最低限必要なこと

ただ変数を見つけてもどのように数字や過程を作ればいいのか？と悩む人もいるはず。そのときにはまず変数に関する数字を集めることから始めてください。数字があることでその目標達成の難易度が変わってくるからです。上記の例だと

①これまでのマーケット数字
②過去の自社数字一覧
②各校目別の来館数字

を把握することで、「どこからどれくらい集客すべきか」か仮説をたてることができ、具体的な行動をすることができます。もちろん数字自体が変わることもありますが、それは会社全体を見て変わっていくことなので素直に従いましょう。

またここで腐らず変化に対応すれば自分の中で応用力が身につきますし数をこなせばその変数のルールなどがわかるため、対策を立てることができます。そうすれば時間を無駄にせず仕事に集中できます。

•気をつけるべきこと

一番やってはいけないことは変数に全責任をなすりつけることです。仕事をしている途中で数字が変わろうが、（あまりないですが）目標が変われどもそれを変えることはできません。そこで文句を言う暇があれば「どうすれば目標を達成することができるのか？」と考え方をチェンジして、手と頭を動かして検証しながら進めてしまいましょう。

余談ですが、毎回事あるごとに文句も言わないほうが良いに越したことはありません。もちろん急な変更で言いたくなる気持ちもわからなくありませんし、上司の立場だと部下の不満を取り除くことも大切なので、ある程度は仕方ないと思います。しかしそれが毎回続いたり、同じ役職の人が口にしていると「面倒な人」だと思われてしまい、一定の距離を置かれるか一緒に仕事をする機会を意図的に減らされてしまいます。少なくとも私ならそんな人がいるなら距離は必ず取ります。

•わからなければ聞いてみよう

「よし、早速今日から取り組もう！」と思ってもなかなかイメージできない人も多く、特に新入社員だと尚更わからないと思います。そんなときは素直に先輩や上司に聞いてみましょう。例えば

目標売上はこれから変わるのか？
進捗はどれくらいなのか？
（悪かった場合）下方修正はあるのか？

そうすることで何が変数で何が定数かを自然とわかるようになります。日々の仕事で変数を変えていくことを意識して行動し、その目を養い、変えられる箇所を見極めさっさと仕事を片付けていきましょう。

それさえ把握すればあとは自分のこれまでのノウハウを駆使して進めるだけ。

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それでは！

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