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#77 数字から逃げる人に未来はない

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。

今回は「数字から逃げる人に未来はない」について書きます。ある日のミーティングで「おおたさんは数字が好きなんですね」と言われたとき、もし数字がすべてではない考えで進めていたらどうなるのだろう、と考えたことががきっかけです。

それでは深掘りしていきましょう!
(約2,000文字 / 4分で読めます)

・「数字がすべてではない」という考え

誰しも一度は言ったことのある「数字がすべてではない」という言葉。もちろん状況や誰に伝えるかによって変わりますし、私も使うことはあります。

例えばイベントに初めて参加するプランナーに「接客数◯組、予約数◯組の予約率◯%でよろしく」だけ伝えると、不安と緊張で接客パフォーマンスは低調でしょう。そのため「まずは楽しんで接客してほしい。そこで数字が伴っていなくても他のメンバーが頑張るから大丈夫」と伝えるだけでプランナーのパフォーマンスは多少上がります。

ただここで気をつけないといけないのは数字が全てではない、ただし「数字を見なくていい」というわけではないということ。ここは必ず把握しておくべきです。なぜ私がここまで言い切れるのかというと、何事も数字があれば平等に評価されるからです。

当たり前ですが仕事において営業アポ数、成約数、集客数など数字はついてくるもの。ここに過程や仕事背景を加えることもありますが、誰もがわかる達成度は数字の評価です。さらに評価以外でも数字を使えば様々なことが解決します。

・原因の根拠が説明できる

例えば今月の集客数が悪かった場合。
まずは昨年対比や前月比、流入経路の数字の変化を見ていきます。
そこで変化があれば次にどこの数字が悪いのか•••を深掘りして探していくとある変化が見つかります。その変化の時期に社内環境や競合やエリア内の外部環境を見直していきます。ここ数年だと緊急事態宣言発令時期なども考慮しなければいけませんね。そうすると集客数が悪かった原因を数字である程度まで絞り込むことができるため、原因特定までの時間を短縮できます。

また調べた内容もそのまま伝えるだけで説得力がある(その説明に数字の根拠がある)ため全員の認識も統一できます。

※とはいっても数字では説明できないこともあるため、最後はプランナーのヒアリング等で補うこともあります・・・

ただここで伝えたいのは、まずは数字を見て調べると原因特定がスムーズになり、かつ誰もがわかる根拠をもって説明できることです。

・「数字がすべてではない」で進めた場合

では上記の例を「数字がすべてではない」で進めた場合どうなるでしょう?

集客数が少なかった場合、社内環境や外部環境だけを見て判断してしまい、根本的な原因がわからず、「おそらく〇〇だと思います」という曖昧な結論しか出ません。もしくは浅い数字だけを見て原因を特定するため、間違った対策を立てて実行した結果、何も変わらないという事態に陥ることも。ただ「数字が全てではなく」行動したことが大切という精神論で落ち着き、根本的な解決ができずに終わってしまう・・・・

とだいぶおおげさに書きましたが、「数字が全てではない」で突き進めてしまうとこうなる可能性は十分にありえます。その状況が続くとメンバーの中でも対策方法が増えていかないため、目標未達が続く。そうするとメンバー・部署が成長ができず評価されない、というループにハマってしまいます。

・数字を調べる習慣を身につけるには?

では数字を調べる習慣はどうやって身につけたらいいのでしょうか?答えは数字に対して「仮説・立案・検証」の習慣を持つことです。

例えば先ほどの集客数が悪かったときは

・全体の数字が足りないのか?
・他のグループ会場はどうだろうか?
・昨年と比較したらどうだろう?
・週間毎にみたらどうだろう?
・集客経路別だと違いはあるのか?

と細分化して仮説を立て、あとは調べみて仮説通りかを検証していきます。それを習慣にするだけでひたすら繰り返してください。最初は調べる時間がかかりますが、慣れてくると徐々に時間は短くなります。あとは数字に対して苦手意識を持たないこと。これまで述べたことは難しい公式は一切なく、四則演算ですべてもとめることができます。
※四則演算•••足し算、引き算、掛け算、割り算

そのため数字から逃げず、まずは仮説を立てて調べるところからはじめてみましょう。

最後までお読みいただきありがとうございます!
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それでは!

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