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#180 アイデアを才能だけで片付けない話

こんにちは。神戸の結婚式場でマーケティング部に所属しているこーへいです。

今回は「アイデアを才能だけで片付けない話」について書きます。ある日デザインが得意でみんなから「才能がある」と言われているスタッフと話していたときの話が印象的で、「才能」という一言で片付けず、裏でアイデアを生むための努力を息をするように進めていることだな、と感じたことをnoteにまとめます。

それでは深掘りしていきましょう!
(約2,000文字 / 4分で読めます)


・アイデアの源泉を常に探し続ける

改めて今回話をしたスタッフのことをまとめると、結婚式のイメージをA4の白紙にイメージをスラスラと書き、頭の中のイメージを形にするアウトプット力が群を抜いており、また私がざっくりしたイメージを伝えるだけで常に80点以上の内容をまずは提案、そこから細部をヒアリングした後に120点を出してくれる、私がどれだけ努力してもたどり着けない領域にいて絶対的に信頼している人です。そんなスタッフに「そのアイデアは常に思いつくのか?」と質問した回答がこちら。

「日々ネットや普段見るものからアイデアを探していますよ」

さらっと答えていましたが、この一言に全てが詰まっていますよね。

例えば好きなブランドやショップの広告やショップの雰囲気を見に行き、その表現方法や「かわいい」「おしゃれ」と思うものをその目に焼き付けたり、普段の生活でもかわいいお菓子のパッケージや包装紙、ポップアップからイメージをもらうこともあるため、常にアンテナを張っているとのこと。

よく周りの人は才能がある、と言われる人に対して「才能があるからその場でアイデアが閃いている」と思いがちですがそんなことは全くなく、むしろアイデアはいきなりひらめくことは本当に稀です。結局アイデアはこれまでにどれだけ自分の中にアイデアの引き出しがあり、その中から最適なものを見つけ出しています。

そのためには時に足を使ってイメージを探しに行き、情報の感度をあげながら、アイデアを形にするアウトプットの量を増やしている。その積み重ねが「その場でアイデアを閃いている」に見えているだけなのです。ここは意外と落とし穴で、「才能だよね」で片付けてしまうと得るものはない。

でもこの感覚はわかるんですよね。私は自分自身を奮い立たせるときに、「言葉」の大切さに気づき、言葉を読んで心が震えるというか、 モチベーションが上がる言葉をアプリでまとめるようになりました。

アプリ一覧。前年より超えることを目標にしています。

2015年から初めて今年で気づけば10年目。最初は50個もいきませんでしたが、マネージャーになりメンバーのモチベーションや相談ごとが増えたことで言葉の力がより必要だと感じたあたりから爆発的に増えました。

そのためイメージや考えは基本色んな人の言葉を集めて、 混ぜ合わせたものが自分のものになるので今からでも集めたほうがいい

・「好き」ほど強いモチベーションはない


ここまで色々書きましたが、結局は「デザインを見るのが好きだから」 つまり好きが原動力が1番強い。

好きだからこそもっと色んなデザインを見たい、 調べたい、考えたい、のループに入り、 気づけば凡人の私たちが思いつかないモノを生み出しているんです。

なので自分の「好き」を探して動いてみることが 何者かになれるのではないでしょうか。

とはいえ「好きなことがありません・・・」という人のためにいくつか好きなことの探し方をまとめておきますね。

・好きは「すでにやっていること」の中にある

「好きなものを見つける」というと、新しいことを始めなきゃと思いがちですが、実はすでにやっていることの中にヒントがあります。

例えば

・つい時間を忘れてやってしまうこと
・人に勧めたくなること
・お金や評価されることを抜きにしてもやりたいこと

これをリストアップしてみるだけでも、「好き」の源泉が見つかるかもしれません。

・「憧れ」から探る

「好きなこと」でピンとこなければ「憧れ」という言葉に置き換えて考えてみると良いかもしれません。

・どんな人の生き方や仕事に惹かれているのか?
・SNSでついチェックしてしまう分野は?
・昔なりたかった職業は?

憧れは無意識のうちに「自分がやりたいこと」を映し出していることがあります。考えたことを誰かに話す必要もないので、ぜひ一度自分の過去を振り返って憧れたことを振り返ってみてはいかがでしょうか。

・好きかどうか分からなくても「試しにやってみる」

最後はやはり試しにやってみる、に限ります。「自分が本当に好きなことが分からない」と悩む人は多いですが、最初からハッキリ分かる人のほうが少ないです。むしろあれこれずっと考えた結果、最初に考えたことに落ち着くことがほとんです。(ちなみにこれをファーストチェス論と言います)

そのため

・少しでも気になったら、実際にやってみる
・最初は「面白そう」くらいの感覚でもOK
・途中で「違うな」と思ったらやめてもいい

いきなり「一生の好き」を見つけようとするとハードルが上がりますが、色々試していくうちに「これはもっとやりたい」と思うものが出てくるはずです。

このnoteを読んだあなたの「好きなこと」が見つかる参考になれば嬉しいです。


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それでは!

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私についてはこちらのnoteをご覧ください。

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