天然鮎の「塩焼き」と「刺身」に、川遊びで夏を満喫。無視できない関西日帰り旅行スポット 〜兵庫県佐用郡・夏季限定営業の「うまら休憩所」〜
どうもどうもカワブチです。
7月某日、普段から仲良くしている後輩くんから唐突に「ひまわり畑でひまわりを見て、川で遊んで、天然鮎の塩焼き食いませんか?」というお誘いを受けまして、夏を満喫したい身としては到底無視できないキーワードが3個(ひまわり、川、鮎)もあったため、大阪市内から車で約2時間ほどかけて兵庫の山奥に行ってきましたよ。
向かった先は兵庫県佐用郡というところで、地図でいうとこの辺です。
天然鮎の塩焼きを食べられるお店は、数年前に後輩くんがひまわり畑へ行った際に偶然見つけたそうで、おじいちゃんとおばあちゃんが2人で切り盛りしている、夏休みに遊びに行くような田舎の家みたいな雰囲気とのこと。そして、そこで提供されている天然鮎は、店の目の前を流れる清流を泳いでいる活きのいいやつで、さらに運がよければ天然の鰻も食べられると言います。
これらの情報だけでも期待に胸高鳴るってなもんじゃないですか。
普段は都心部にいるので天然鮎を食べる機会は、そうそうないですからね。
鮎の塩焼きは備長炭でじっくり1時間かけて焼いてくれるそうなので、後輩くんが事前にしっかりと予約の電話もしてくれていました。仕事がデキる。
地図をご覧いただいたらお分かりのとおり、お店は車でないと絶対辿りつけないような場所にあります。大阪市内からほぼ高速のみで現地へ到着。
まわりには目立った看板などもなく、知らないと来れないだろといった趣で、よく数年前に偶然見つけられたなという感じ。
到着時刻を事前に伝えていたおかげで、すでに鮎を焼いてくれていました。1匹1匹がめちゃ立派な鮎で、美味そうすぎません?
真っ黒に日焼けして、タバコを吸い、けど飲んでたのは牛乳という最高にカッコいいおじいちゃん(たしか72歳)がじっくりと焼いてくれます。ぜんぜん70代には見えません。こんな風に歳を重ねたいぜ、と思わせられますね。
そして、笑顔のかわいいおばあちゃんも出迎えてくれるので、マジで田舎のじいちゃん・ばあちゃん家に遊びに来た感じ。
お店に着いたら、すぐに鮎を楽しめるようスタンバイしていただいていましたが、なにせとてつもなく暑いので、まずはちょっと川で涼みたいと伝えると、快く「行ってこい、行ってこい」と送り出してもらえたので、お言葉に甘えます。
目の前の川は、水量が多く流れも早いので、装備なしで泳ぐには危険かもしれませんが、足をつけて涼むくらいなら大丈夫です。キンキンに冷えた水が心地よく、トンボが飛んでくるなど、日本の田舎の夏の原風景かよって感じで最高に夏を満喫できます。
いい感じに身体を冷やせたので、いよいよ鮎をいただきます。
こちらで頂ける、身も大きくて立派な鮎は、頭から尻尾の先まで余す所なく食べられます。味については、感想を述べるまでもなく、「美味い」の一言。焼き加減、塩加減、すべてが完璧でした。
おじいちゃん曰く、大阪の某有名ホテルのシェフも鮎の塩焼きを食べに来て絶賛かましていたそうですが、これを食べたら納得です。だってめちゃちゃく美味いもん。ビールも進む、進む。
骨も一切残さずに完食。天然鮎やばい、美味すぎる。
そして、鮎以外に「流しそうめん」も予約してくれていたようで、おばあちゃんが用意してくれます。テーブルの天板を外すと流しそうめんができるようになっているんですよ。これは楽しい。
そうめんもペロリと平らげ、再び川で休憩。いいわぁ。
お店に戻ってくると、天然の鰻とすっぽんも捕まえたとのことだったので、見せてもらえました。
天然の鰻は、そこそこ大きいもので1匹2万円ほどだそうですが、そこらの鰻とは別格に美味いらしく、これは次回必食だなと決意を新たにしたことは言うまでもありません。
美味い鮎と流しそうめんを楽しみ、川で涼めて、ご機嫌な感じでお店でくつろいでいると、「鮎が余ってるから刺身にしてやろうか?」という誰もが飛びつく提案があり、鮎の刺身なんて聞いたことない身としては無視できないので、被せ気味に「食べたいです」と、お願いしました。だって川魚の刺身なんて、食べられる機会そうそうないでしょ。
身はめっちゃキレイで、肉質も締まっており、味わいはとても上品。これは美味いわ、日本酒ほしいわ。生姜醤油でさっぱり頂けます。ちなみに、この刺身を載せた丼メニューもあるんですよ。
鮎の刺身なんて、獲れた場所でしか味わえないんじゃないでしょうかね。行かれる際は、ぜひオーダーされることをおすすめします。
余った骨や頭、尻尾などはさすがに生のままでは食べられないので、これらはおばあちゃんがササっと、カラッと揚げてくれました。「鮎せんべい」、これがまたバチクソに美味い。これを肴に一生飲めますよ。
旬を味わえて、めちゃくちゃ満足。ごちそうさまでした。
「また来ますわ」と、盆休みを終えた孫がおじいちゃん・おばあちゃんの家から帰るような感覚でお店を後にしました。
その後、近くのひまわり畑にも足を運び、咲き乱れたひまわりを堪能。暑すぎたために10分程度で退散しましたが、めちゃめちゃキレイだったのでこちらもおすすめです。日傘などの暑さ対策は必須ですが、夏っぽい風景を見たいのなら「南光ひまわり畑」にも、ぜひ足を運んでみてください。
とにかく、次は絶対に鰻を食おう。
ほなまた。
うまら休憩所
兵庫 県佐用郡佐用町中三河131
※事前に電話連絡必須です
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