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【McGuffin編集長に聞く】制作に欠かせないアイテムと企画へのこだわり
みなさん、こんにちは。
ニューステクノロジー広報のインターン生です。
今回は東京発のカルチャー動画メディア「McGuffin」編集長の安藤さんに、撮影で使用しているアイテムやコンテンツを企画する際に参考にしているアイテムを中心にご紹介いただきました。
本記事では、アイテムを通して安藤さんのコンテンツづくりへのこだわりや想い、メディアの在り方が伝わる内容となっています。McGuffinが追求する「カルチャー」とは一体何なのか。
ぜひ最後までご拝読ください。
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<McGuffin 編集長 安藤啓太 プロフィール>
大学卒業後、雑誌制作会社に入社。ティーン向けのメンズファッション誌の編集長として従事。2017年より、McGuffinの制作に携わり、2022年にニューステクノロジーにジョイン。現在は編集長として、動画の制作からMcGuffin STOREの企画などメディア全体のブランディングも監修。
カルチャー動画メディア「McGuffin」とは
音楽・ファッション・スポーツなどのユースカルチャーを通してミレニアル世代の心を動かす動画メディアです。映像制作ユニットHOLONIXを母体とし、アーティストのMVやTVCM、WEB CM、キャスティング、企業様のブランディングムービーなど、 さまざまな映像を制作しています。
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撮影現場で使用しているアイテム
1.スケッチブック
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対談の撮影時はスケッチブックに質問を書き、カンペのように使用します。
対談では出演者同士が会話をするため、こちらが質問することで会話が止まってしまうこともあります。スケッチブックを使用することで会話の雰囲気や流れを壊さないことを大切にしています。とある撮影時では、質問が50問ほどあり、スケッチブックを丸々一冊使用したこともありました。
一方でロケ撮影時は、出演者と会話をしながら進行していきます。そのためスケッチブックは使用せず、出演者との自然な会話の中で取材を行っていますね。
2.McGuffinオリジナルカメラ
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普段撮影が終了したあと、Instagramに投稿するためのオフショット写真を撮影しています。出演者の方にステッカーを持っていただき、このカメラで撮影します。以前は『写ルンです』を使用していたのですが欠品が続いたこともあり、McGuffinオリジナルカメラを作成しました。写真写りは『写ルンです』の現物と似ています。
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3.ソニー ウォークマン
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配信ストリーミングサービスなどで聞けないHIPHOP系のCDや楽曲は、ウォークマンに移行し、いつでも聴けるようにしています。ラッパーの方に出演してもらう機会も多いのですが、古い楽曲などは SpotifyやYouTubeでダウンロードできないことも多くて。
取材の質問事項を考える際は、ウォークマンで曲を聴いて、曲の背景や想いを想像したり、出演者が出版している本を読み、その人の時系列などを勉強したりしています。これは僕の趣味でもあるのですが、趣味が仕事にも活きていると感じます。
コンテンツ企画の際に参考にしているアイテム
ファッション雑誌「warp」 2018年の顔
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「warp」自体は既に廃刊になっているのですが、出演者を決める時に参考にしている雑誌です。McGuffinの特徴の一つとして「一般の方を取材している」ということが挙げられます。これは「2018年の顔」がテーマで、一般の方を多数取材しており、今でも現役で活躍している人も多いんです。
人物だけではなく、街のお店や古着屋などを紹介している本は、編集部のデスクに置いて参考にしていますね。
フリー雑誌「FRANK」
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これは「裏原宿」所謂「裏原(ウラハラ)」で活躍した人たちが主に載っているフリーペーパーです。当時裏原にある、とある店のレジ付近に積んであったものです。
10年くらい前のフリー雑誌なのですが、McGuffinに興味を持つ現在のZ世代の人たちが、影響を受けている人たちが登場していて、世代は違えど「カルチャー」という共通のカテゴリーの中で繋がっているんです。視聴者から取材する人の判断基準についてご質問をいただくこともあるのですが、それは“この流れ、このシーンにいるのかどうか"をみるようにしています。
この雑誌「FRANK」に出演している世代、例えば「藤原ヒロシ」のような人を挙げると、その下に10〜50人ほど影響を受けている若者たちがいます。その人たちの流れに注目していくと、ルームツアーやショップツアーに出演いただいている方々が存在し、コンテンツ企画において人選という意味合いで、ネタ切れになることはないんです。
本「東京裏23区-本橋信宏」
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東京23区の中で起きた出来事の「裏の成り立ち」が載っている本です。事件があった場所の住所まで詳細が書いてあります。
McGuffinは今まで「洒落たヒト、モノ」を多く取り上げてきたのですが、そういった人たちもやホラーやオカルトといった題材は興味がある人が多いです。そのため最近はサブカル系も撮影ネタとして積極的に取り入れています。
ダークカルチャーとしてのカッコよさもありますし、例えば外国のアパレルではピストルのモチーフを取り入れていたり、カルチャーと近いところに存在しているように思います。
McGuffinは、東京のカルチャーを体現しているメディアなので、ファッションの中心地として認識されているような表参道・原宿・青山・渋谷・銀座以外にも、中野・高円寺・阿佐ヶ谷などのサブカルな街も含めて東京だと思っています。その街の文化に注目して、McGuffin視点で取り上げるようにしています。
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最後に、McGuffinとして大切にしていること
McGuffinを撮影する上で「カッコよさ」を大切にしています。
「カッコよさ」と言っても幅広いのですが、McGuffinの「カッコよさ」の基準の一つとして、人が熱中していて、マニアックなことを学問的に掘り下げているなどの要素が挙げられます。
東京という街には、ある分野を突き詰めている人たちがたくさん存在していて、そこに焦点を当てていきたいです。そのために、日頃からありとあらゆるところにアンテナを張り、人との出会いを大切にしていきたいですね。
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