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「さらば学歴、DX採用はスキルで世界で人材奪い合い」―「準備」して備えることの大切さ、渡辺長武から学ぶ

おはようございます。
休日の昨日、今朝と天気が良くありませんね。
ゆっくり自宅で過ごされている人が多いことでしょう。

とくに、新入社員の人は、研修が本格化して、はじめての休みですね。
ゆっくり疲れを癒してください。

また、就活生にとっては、日曜日が企業説明会、面接が休みだからといって、ほっとする間もなく、つぎの準備に余念がないことでしょう。
企業研究、エントリーシート(ES)作成、面接練習などに打ち込み、
気が抜けない毎日が続きますが、身体を整えて精励してください。

本日、日経新聞1面トップは「岸田首相へ爆弾投げ込み事件」です。
さらに、日経新聞電子版では、4月16日10字40分現在のトップ記事は、
「さらば学歴、DX採用はスキルで 世界で人材奪い合い」
です。
こちらは、ぜひ、ご一読を……。

全体の紙面の編集構成は、脱炭素・環境対策の記事が目立ちます。
1面:「G7、天然ガスも段階廃止」「鋳造品CO2実質ゼロ」
3面:「ドイツ、脱原発完了」「独、高まる産業電気代―日本の3.5倍、競争力に影響へ」
5面:「車の排出削減、欧米が圧力」

さて、就活生の皆さんの就活の「準備」について、お話しします。
新コロナウイルスの鎮静化に伴い、リモート面接を減らして、
対面での面接を復活させる企業が目立ちます。

長くリモート面接練習に携わると、遠隔で多くの学生の皆さんと向き合っていても、息遣い、仕事への熱意、志望企業への思い・決意の度合いなどが、生々しく伝わってきます。
対面でしか、学生の本音の気持ちが、わからないということはないですよ。

おすすめは、
一人練習する場合、練習時から面接本番のイメージをもって、
机の前に鏡をたてて、映し出される自分と「イケる、イケる、大丈夫!」と自己対話しながら、表情を明るくして、想定質問に対して、本番さながらに、熱意を込めて「声を出して」何度も納得するまで、練習しましょう。
なぜか?
言葉にすることの大切さ、思考を整理して、自分の強い思いを伝えることが、なぜ、重要視されるのでしょうか?
深堀思考してみましょう。
面接官や聴く側の人間は、話す内容から論理的に伝える説得力も、さることながら、話す姿勢・態度から受け取ることができる心がまえ、
人間性に共感性が感じ取れるか、評価しているからです。
どうして?
それは、人々があなたに賛同する、注文する、信じる、任せるのは、あなたの話しに心を動かすからです。
これは、就活生だけではなく、社会人の皆さんも同じですね。

論理性と共感性を持ち合わせて、心を揺さぶる、伝え方を心がけましょう。
さあ、積極思考で、今日という一日を、この一瞬に、心を込めて全力で
行動していきましょう!

さいごに、「準備」に関わり、もう一題。
私は社会面の「おくやみ」欄を毎日チェックします
銀行パースンや議員秘書が、著名人、地域の有力者の訃報を調べるわけではありませんが、
あの時代、その人が成し遂げた「人の歴史」をたどることに、好奇心を持っているからです。

アマレスリング界で、
1964年東京オリンピックの金メダリストの渡辺長武(わたなべ・おさむ)さんが、2022年10月に死去されていたことが発表されました。
81歳の人生でした。

連勝記録189連勝を記録して、当時、小学生の私は、敏捷な動きで相手をタックルして、決めにかかる無敵の強さに、いまも強烈な印象を持っています。

レスリングといえば、吉田沙保里さんをイメージする人が多いと思いますが、「初代霊長類最強」の称号は、渡辺さんに与えられるべきでしょう。
当時、漫画の主役にも掲載されていたことを思い出しますが、
渡辺さんの稽古、本番への「準備」といえば、半端じゃありませんでした。

渡辺さんの稽古の代表例です。
●北海道士別高校時代は、氷点下30度の酷寒をものともせず上半身裸でぶつかり合う。標高150メートルの九十九山(つくもやま)をうさぎ跳びで頂上まで上る。
上野動物園でライオンとにらめっこする
●「左右どちらからでもタックルできるように」と、箸を持つ手を右に変える。
●千葉・館山の合宿では、真冬に寒中水泳も敢行した。体育館の冷たいマットの上で寝る。

当時は「スパルタ教育」といわれ、いまでは、決してすすめられないハードトレーニングを課していました。
稽古法の是非はともかく、ここまでやり抜くと「迷い」は、なくなるのでしょうかね。

※日経新聞に感謝。
日経新聞電子版を購読することをおすすめします。
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それでは本日の新聞クリッピングをご覧ください。

1.おくやみ

渡辺長武氏(1964年東京五輪レスリング金メダリスト)

<引用>
 渡辺 長武氏
(わたなべ・おさむ=1964年東京五輪レスリング金メダリスト)
2022年10月に死去、81歳。

フリースタイルのフェザー級で1962、63年の世界選手権を連覇するなど連戦連勝し、圧倒的な強さから「アニマル」、技の正確さから
「スイスウオッチ」と呼ばれた。

東京五輪で優勝し、186連勝をマークしてギネスブックに載った。
87年に46歳で現役復帰し、連勝記録を189まで伸ばした。

2.電子版トップ さらば学歴、DX採用はスキルで 世界で人材奪い合い

2023/4/16 5:30日本経済新聞 電子版

<リード文>
【この記事のポイント】
・「大卒」などの学歴よりスキル重視の採用が広がる
・人材不足や大学で先端知識を学べない問題が背景に
・企業の成長には新たな採用戦略で人材を選ぶ必要も
学歴でなくスキルを基準に人材を選ぶ企業が世界で増えている。


IT(情報技術)産業で先行している。

デジタルトランスフォーメーション(DX)で目まぐるしく変わる企業の
ニーズに、既存の大学教育が追いついていない。
多様な働き手のキャリアの機会を広げることは、
成長の足かせである人手不足を解消する有力な処方箋になりそうだ。

3.朝刊トップ記事 首相演説先で爆発 選挙中、要人襲撃再び

和歌山市、24歳男逮捕

2023/4/16付日本経済新聞 朝刊

<リード文>
岸田文雄首相が衆院補欠選挙の応援に訪れていた和歌山市の演説会場で15日、筒状のものが投げ込まれ、爆発する事件が起きた。
首相は避難し無事だった。

和歌山県警は投げた男を威力業務妨害容疑で現行犯逮捕した。
安倍晋三元首相の銃撃事件から9カ月余りで現職首相が選挙期間中に危険にさらされた。

5月の主要7カ国首脳会議(G7サミット)を控え、
要人警護(総合2面きょうのことば)の強化と態勢の検証が求められる。
(関連記事総合2面、社会面に)

4.1面 G7、天然ガスも段階廃止 環境相声明案 石炭火力、時期示さず

2023/4/16付日本経済新聞 朝刊

<リード文>
主要7カ国(G7)気候・エネルギー・環境相会合で、石炭や天然ガスなどの化石燃料の段階的廃止の加速で合意することがわかった。

16日に採択する共同声明に盛り込む調整に入った。
ウクライナ危機でエネルギー価格が高騰するなか、エネルギー安全保障と
脱炭素化の両立を目指す。(関連記事総合3面に)
化石燃料の段階的廃止は、二酸化炭素(CO2)を地下に貯留する「CCS」といった対策を講じていないものを減らす内容だ。

2022年のG7環境相会合で石炭を削減することでは合意していた。
今回、対策をとっていない天然ガスについても対象にする見込みだ。

新興国などが火力発電になお依存するため、ガス生産への投資は許容するが、排出削減に取り組まない施設には厳しい対応をとる姿勢を示す。

5.ドイツ、脱原発完了 世論6割が運転延長支持でも 風力増強、30年再エネ8割

2023/4/16付日本経済新聞 朝刊

<リード文>
【ベルリン=南毅郎、フランクフルト=林英樹】欧州最大の経済大国ドイツで15日、国内に残る全3基の原子力発電所が稼働を終える。

歴代政権が掲げてきた「脱原発」は先送りを経てようやく実現するものの、インフレが続くなか世論の6割は延長を支持する。

中道左派のショルツ政権は放射性廃棄物の処分などを理由に、
約60年におよぶ原発の時代を終えるのが合理的と判断した。

現地時間の15日夜、国内の原発3基が電源利用を順次終える。発電量を次第に低下させることで電力網から切り離し、脱原発が完了する予定だ。

原発をめぐる国内世論は割れている。調査会社ユーガブによると、稼働継続に賛成の回答は65%と過半に達した。

エネルギー価格の高騰を懸念する有権者が多く、最大野党だけでなく与党ドイツ社会民主党(SPD)の支持者の間でも稼働継続論は根強い。

6.独、高まる産業電気代 日本の3.5倍、競争力に影響も

2023/4/16付日本経済新聞 朝刊

<リード文>
ドイツでは電気料金が高騰している。
ドイツ政府は再生可能エネルギーへの転換を進めて中長期的に料金は下がるとしているが、欧州の中でも再生エネのコストが高い。

電気代の高騰が続けば、産業競争力の低下を招く可能性がある。
米グローバル・ペトロール・プライシズによると、2022年9月のドイツの産業用の電力料金は日本の3.5倍に達した。

独Ifo経済研究所はドイツの原発の稼働を延長すればガス消費が減り、
23年の電気料金が4%下がると試算していた。

ご精読、どうもありがとうございます。
毎日コツコツ進めていきましょう!
就活モチスキゼミコーチ 山内康義


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