心を冒された話
※筆者が精神的に追い詰められ病気になった時期の体験を書いています。苦手な方、読むのがしんどい方は閲覧にお気を付け下さい!
先述のとおり、筆者は精神的に追い込まれ、病院のお世話になる事態にまでなりました。幸い軽症で、仕事も生活も辛うじて続けながら治療を進め、最近はどうにか少しずつ立ち直ってきました。
筆者の場合、うつ状態の最も深刻だった時は、本当に何も希望が見えず、力も湧かず、食欲もなく夜も眠れず、明日にでも自分が死ぬような感覚にずっと囚われていました。今でも思い出したくありません。周りに助けられて、日々の生活にただ翻弄される中で何とか命を繋いでいた、そんな感じです。
スリリングな体験をして、身の危険を感じて、あるいは絶望的な状況に置かれて、「やべえ、俺、死ぬかも…」と思うことは過去にもありましたが、自分の体が心の内側から冒されていって死ぬような感覚はそれとは全く性質の違う、もっと深刻な苦しみを伴うものでした。
もし同じ立場に置かれている方がいれば、言いたいことは2つです。
・更に悪化させる前に専門機関や周囲に相談してください。できれば絶対的な信用のおける人にだけ話してください。
・今は絶体絶命でどうしようもない状況でも、いつか必ず立ち直れる日が来ます。生きていて良いこともたくさんあったはずです。決して自分を傷付けたり、自分はダメだと追い詰めないでください。病気だから仕方ないのです。
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