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進学校で潰れそうになったら

今回は、進学校の中高生に向けて書きます。

(※この記事は進学校の方が読まれることを前提に執筆します。表現を分かりやすくするため、あえて進学校を持ち上げますが、決して進学校だから偉いとか、非進学校を否定する意図はありません)

私は某・名門進学校出身です。卒業生の大半は医学部や旧帝大、名門私大に進みます。

進学校で中1から、いや中学受験からコツコツ、地道に勉強してきたはずなのに、成績が伸び悩んでいる人、いませんか? 私はそうでした。(自分ではそう思ってました)

私は在学期間を通じて落ちこぼれだったので説得力に欠けるかも知れませんが(笑)、「もし過去の自分にアドバイスするなら」というスタンスで、進学校で伸び悩む中高生へのアドバイスを書いてみたいと思います。

したがって既に優秀な成績を修められている上位層の皆様、お引き取りください(笑)

1.自分を責めない

遊び盛りの中学受験期から、習い事もそこそこに、勉強に励んで、親に高い学費まで出してもらって、成績伸びないと辛いですよね?

でも自分を責めちゃダメです。いいですか?

自分がいる環境が普通だと思わないでください。あなたは特殊な環境にいるんです。あなたも周りの同期も、世間的に見れば「優秀な生徒」です。その中で成績が悪くても、ダメな人間、落ちこぼれ、ではありません。

進学校にいると良くも悪くも世間知らずになるので忘れがちですが(笑)


2.先生も保護者も絶対じゃない

進学校に3年、あるいは6年いれば分かると思いますが、先生や家庭によって指導方針は全く異なる場合があります。合う大人もいれば、合わない大人もいるでしょう。さすがに小学生に「大人の言うことは選べ」なんて言えませんが、あなたは半分もう大人です。もちろん先生も親御さんも、あなたのために時間と労力を使って、あなたのためを思って発言しますから、耳を傾けなければいけませんが、ときにそれがあなたを更に悪い状況に追い込んでしまう場合があります。

私も、めちゃくちゃ真面目な、先生から好かれるタイプの生徒だったので、大人の言うことをぜんぶ真に受けて立ち直れなくなりかけた時期があります。いま思えば、どんな人格者の先生でも、どんな良い親でも、絶対ではなかったなと分かります。

たとえばスランプに陥ってどうしようもなく悩んでいる生徒に「おい何やってんだ、もっと頑張れ!」っていう声掛けは、ないですよね?

(これは極端な例ですが、少なくとも筆者なら、こういうこと言われたらやる気を失くします)

それから進学校にありがちですが、闇雲に高い目標を突き付けられても、急には難しいと感じると思います。

もちろん、俺にはできない…と最初から諦めてかかるのはダメですが、自分の中で誰にも言わない目標を作って、ひとまずその目標を乗り越えたら良しとしましょう。その目標を、少しずつ高く設定していけば、潰れないで乗り越えていけると思います。

3.でも大人の言うことは聞きましょう

散々書いたけど、大人はあなたの何倍も長く生きて、何人もの人と出会って、その経験に基づいてアドバイスしています。

特に真面目にコツコツやってるつもりなのに成績が伸びない人は、どこかでやり方を間違えている可能性が高いです。周りで見ている大人に誤りを指摘されたら、とりあえずは素直に認めて、やり方を考え直すきっかけにしましょう。

4.最後に

どんなに辛くても大変でも、今を大事に楽しく生きてください。

私みたいに、あとになって学校生活を振り返って、どれだけやり直したい、後戻りしたいと思っても、できないんです。もちろん少しの勉強の遅れは受験期に頑張るとか、最悪、浪人すれば取り戻せますが、人間関係、今いる環境、今の若さには絶対に戻って来れません。

辛い時は休んでいいし、やる気がどうしても起きないときは仕方ないですが、ただ理由もなく、いい加減にダラダラやっている自覚がある人は、(勉強でも部活でも趣味でも)どうやったら自分が変われるか、ぜひ考えてみてください。まあ四六時中考えてたら疲れちゃいますが笑

今を漫然と生きることは、後戻りできない未来の自分に後悔をもたらします。あなたが生きてる今は、未来の自分が戻りたくても戻れない、かけがえのない過去なんですよ。

なんか偉そうに説教臭くてすいません。。汗

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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