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好きでいてもいいんでしょうか(RMさんお誕生日に寄せて)

남준씨 생일 축하드립니다.
당신의 음악, 목소리, 비주얼, 인품 모두가 좋아요.
부디 언제든지 행복하세요.
RMさん、お誕生日おめでとうございます。あなたの音楽、声、ビジュアル、人柄、全部が好きです。どうかいつでも幸せでいて下さい。

ナム、今ちゃんと幸せ?

実はこのnote、一旦全部消している。
この1年で感じたことを連ねていたらすごい重たい…というか呪詛じみた文章になってしまい、お誕生日に公開するもんじゃねえだろこれ、と思い直したのだった。
きゅっとまとめて書くと(結局書くんかい)、この1年私はナムが幸せかどうか絶えず心配しており、ひとつひとつの言動にああじゃないかこうじゃないかと右往左往していました、ということ。
ナムがやりたいことをやって欲しいという気持ちは嘘じゃないはずなのに、どうしても今までの7人を求めてしまうことやアイドルでいてもらいたい欲を捨てられなくて困っていたこと。
でもダンスのレッスンをするナムとか、未来のことを口にするナムとかを見て、ああ私がどうしても諦められないものも「ナムがやりたいこと」の中に含まれているのかもしれないな、と思って少しほっとしたこと(それでいいのか!というのは一旦置いといて)。
そんなことを書きました。

Indigo

2022年12月にリリースされたRMソロアルバム「Indigo」は音楽に全く詳しくない私でも「こりゃすごいわい!」とババア口調になるほど良いアルバムだった。
普通にエンタメとして聴きやすい。オシャレカフェのBGMで掛かっていてもアイドルのソロ曲とは思われない気がする(アイドルらしい音楽を貶しているわけではないですよ)。でも歌詞を見ればキムナムジュンという人、RMというラッパーの歴史、生きざま、頭の中がぎっしりと吐き出されている曲ばかりだった。
古着屋のジーンズを穿いたときみたいな、古い湿気を含んだ重さ。

「The Astronaut」が玄関先に現れたジンくんが微笑みながら簡潔に大切な話をしてくれたような曲だとしたら、「Indigo」は「ちょっと一杯飲みましょう」と誘われて行ったら夜明けまで人生について語り尽くしてしまった、という感じだろうか。思ったより重い話もやけにスルスル話してくれて、こちらが面食らうくらいだ。
あの、そんなに正直に色々話してくれて良いのでしょうか。
私全然あなたのこと分かってなくて、紹介してくれるアートも「ほぇ〜ん」って眺めてるだけだし、年若い女性があなたの隣にいるだけで大騒ぎしちゃうし、いやほんともうちょっとマシなファンになりたいけど今んとここんな感じで、あっすいませんだし巻き卵とハイボールお代わりくださ〜い…(さ〜い…)(さ〜い…)
はっ、ナムに深夜の魚民でくだまいてる幻見てた…!もっと良い店行きなよナムとなんだからさ…。
まぁとにかくめちゃめちゃ開示してくれているなと、我々を信じて話してくれているなと驚いたのだった。
だって我々って20人とか30人じゃないじゃん。万じゃん。単位。
ヘンテコな伝わり方する人、確実にいるし、逆に正確に受け取ってくれる人は0かもしれないじゃん。
ついこの間もそんなことがあったばかりで、私はその度に彼が絶望してしまわないかと、伝えることをやめてしまうのではないかとハラハラしてしまう。
それでもナムは何度でも自分の話をしてくれた。
見た絵、聴いた音楽、筋トレの内容、家に飾ってあるもの。
決まっていないことは決して口に出さないことも寂しくはあるけど、あやふやなことは言わない人だ、信頼できるなと感じる。
ナムの矜持なのかもしれないけれど、その強さに惚れ惚れすると同時に、やっぱりその正直さをちゃんと受け止められる人でありたいとも思う。
急になんでも来いにはなれないかもだけど。若木が年輪を重ねていくように、少しずつ少しずつ。

ナム。
私はこんなふにゃふにゃのオタクだけど、きみがたくさん信じてくれるから、きっと前より強くなれてる。
これからも好きでいてもいいのかな。好きでいること、信頼していること、いいよって思ってくれたら嬉しいです。
大好きなキムナムジュン。いつでも幸せでいてね。

2023/09/12 にゅうし


ナムふたつぅ


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