馬籠から妻籠へ 24-105mmズームレンズ写真日記 2023年11月23日
静岡から名古屋へ、中央本線で岐阜県の中津川駅へ、さらに路線バスで中山道の馬籠宿へ。朝方はシニアの人たちが多かった。
当たり前だが、どこの宿も土産物屋や食べ物屋が多い。手持ちのレンズは前日同様、現代のズームレンズ(35mm換算24~105mm)なので、楽に撮れてしまう。
今日の本命はこちら、馬籠宿から路線バスで20~30分の妻籠宿。県境を越えて長野県の南木曽。
(コロナ禍で流れた年はあったものの)毎年、勤労感謝の日に行われるという「文化文政風俗絵巻之行列」。祭りを撮るということで、単玉だと苦しそうなので安易にズームレンズにしたという経緯。
撮り終えて気づいたのは、主役の花嫁が馬に乗ってやってくるのに、この祭りを紹介している写真の多くが、肝心の馬を写していないという点。慌てて見返して、数枚だが馬の顔が写っていて安心。
紅葉を入れて撮ってみる。花嫁に声をかけてこちらに向いてもらおうと思ったが、いかにも写真的な気がして、後ろ姿にとどめる。
昔の衣装で行列に参加していた地元の人たちも、観光客からポーズを求められていた。
猫はコスプレを自覚しているのだろうか。人間の子どものようにキョロキョロすることなく、じっとカメラ目線を送ってくる。
アジア系や欧米系の旅行者も多かった。この日に行列があることを知ってやってきている。地元の日本人より情報収集能力が優れている。
妻籠からJR南木曽駅への路線バスとその後の列車のつなぎが悪く、岐阜県の馬籠に戻る。中山道を歩いた昔の人たちは、この景色を楽しんだのだろうか、それともうんざりしていたのだろうか。
馬籠宿を下る。午後になると日本人の世代の若い人たちの割合が増えていた。
中央本線で名古屋に戻り、ちょっとした用事で横浜へ。新幹線で1時間半。遠そうで近い。酉の市(二の酉)が金刀比羅大鷲神社で開催されていた。