noteでエッセイ書くなら「東京都北区赤羽」を読もう!
おはようございます。ここの所、連続で体力を消耗する記事をアップしてたので、今日はゆるーくいきます。
私のnoteにエッセイが増えた理由
私はもともと、noteでビジネス系や社会風刺について論じようと思ってたんですけど、本気でやろうとすると、しっかり本やニュース読み込まないといけないし、毎日更新なんてできなそうで挫折しました。
それ系のネタを扱ってて、毎日更新されている方は心の底から尊敬します。
そんなこんなで、書いてて楽しくて、スラスラいけるエッセイがいつの間にかメインになってました。
とはいうものの、エッセイ書くのは最初不安でした。
こんなどこの誰だか分からんおっさんの日常の出来事なんて面白いのだろうか?と。
だけど、そんな不安を解消してくれたのは「東京北区赤羽」という漫画でした!
私は昔からこの漫画が大好きで、全巻読破しています。
今日は「東京都北区赤羽」が、どう私を後押ししてくれたかについて、ポイントを3つまとめましたので記事にします。
これからエッセイ書きたい方、エッセイ書いてて自信がなくなってきた方への後押しできればと思います。
東京北区赤羽のざっくりあらすじ
ポイント解説の前に、まずはご存知でない方のためにあらすじをご案内します。
これは清野とおるさんという漫画家の作品で、舞台はその名の通り「東京北区赤羽」で清野さんが遭遇したエピソードについて描かれています。
居酒屋のマスターやホームレスの女性などのユニークなキャラクターとの交流、赤羽で起こる不可思議な現象との対峙がストーリーになっていて、赤羽ってこんなにもぶっ飛んだ街だったの?!と思わせるストーリーです。
直近の記事で何度も画像を拝借した、悦子ママが登場するのもこの漫画です。
漫画も人気でしたが、山田孝之さん主演でドキュメンタリーもやっていました。
ご存知の方も多いと思いますが、清野さんは壇蜜さんの旦那としても有名です。
✔️後押しポイント① 作者よりも、取り囲むキャラクターが際立っている
普通の漫画なら主人公が基本的に1番目立っている事でしょう。
でも、「東京都北区赤羽」では主人公の清野さんよりも、取り囲む周りの人物が際立っているのです。
清野さん自身が何か面白い事を引き起こしているというよりは、清野さんを囲む人たちが奇想天外な事件を引き起こしています。
そんな方々に恐れず、自ら飛び込んで、奇想天外なキャラクター達の魅力を最大限引き出し、表現しているのです。
ここに私は、そうか!自分が何かを起こせなくても、面白い事ができなくとも、自分を囲む人たちのキャラクターを引き出せればいいんだ!
主人公でありながらも、引き立て役でいいんだ!と思いました。
また、私も比較的不思議な人や変な人と絡むのは好きな方なので、その点も清野さんと共通しています。
さすがに、清野さんみたいに自らホームレスのおばさんに話しかけたりはできないですけどね、、、
ホームレスのペイティさん
✔️後押しポイント② オチは無くていい
清野さんの作品は基本的に単発で終わるストーリーとなっているのですが、時としてオチがなく、消化不良で終ってたり、読み手に投げて終わっていたりするケースがあります。
だからといって清野さんの漫画が面白くないかっていうと、そんな事はありません。
そんなゆるーく終わっている感じが、逆に面白かったりもしますし、エッセイ漫画としてのリアリティがあるのです。
普通に生きてて、そんな毎日毎日すべらない話的な事が起こるわけでは無いじゃないですか。
変に毎回オチをつけられると、これは作り話か?と思ってしまうので、ゆるーくクスクスっと笑える感じがいいのかもしれませんね。
私の日常にもそんなにオチが付くような話は多くありません。
だけど、エッセイだからこそ、その点はあまり気にせず書いていいのだなと安心できました。
✔️後押しポイント③ 自身の心の動きは強調する
「東京都北区赤羽」の最大の特徴は、清野さんが人物や事象に激しく突っ込みを入れたり、激昂している所にあります。
これがめちゃめちゃ面白い!!
実際にはおそらくそこまでのツッコミは入れてないでしょう。
小林よしのり先生のゴーマニズム宣言だって、実際にご本人はあそこまではゴーマンかましてはないはず!
でも、それでいいんです。
心の中で描いていた激しいツッコミを、彼らは絵で表に出して表現していた。
だったら私も、その時感じた心の動きは、エッセイでそっくりそのまま書いてしまおう、そう思えたのです。
心の中で思った事であれば、嘘偽りないですし、それこそがエッセイの醍醐味なのではないかと。
そうする事で、そのエピソードや人物がより強調され、より面白い内容にする事ができたのです。
最後に
いかがでしょう?少しは参考になりましたでしょうか?
エッセイを書くには、ネタも大切ですけど、マインドも大切だと私は思います。
この記事が少しでも皆さんのヒントになったら嬉しいです。
ではでは。