おばあちゃん、孫、ブックオフ、春菊天蕎麦、ジーンズメイト、あったか裏起毛タイツ
・年明けの一週間の仕事をなんとか乗り切り、3連休に入った。
・今日も午後から時間ができたので、散歩に出た。昼は散歩、夜は読書の心意気である。
・新中野の交差点、原宿で言うところのラフォーレ前にあたる交差点を中野方面に向かって歩いた。
・今日はまた天気もよく、雪は殆どのこっておらず、よい散歩日和だった。
・こういう日はイヤフォンなどせずに街の雰囲気を感じながら歩くのがいい。
・少し歩いたところの交差点で、信号の向かい側に孫と散歩するおばあちゃんがいた。
・孫は小学生低学年ぐらいだろうか。
・おばあちゃんと腕を組んで、楽しそうに歩いていた。
・おばあちゃんは嬉しいだろうな、と思った。
・すれ違うとき、孫がぴょんぴょん飛び跳ねながら『ねえ、おばあちゃんこれできる?』と聞いていた。
・『お嬢ちゃん、おばあちゃんにそれはちょっとむずかしいぜ。』と思いながら見送った。
・孫はいいな。
・僕もおじいちゃんおばあちゃんには相当可愛がられた思い出がある。
・そんなことを考えているうちに、目的地の中野のブックオフについた。
・先日日記に書いた、谷口ジロー先生の漫画がないかな、と思って探したけど、すでに持っている『孤独のグルメ』しかなかったのでちょっと残念ではあったけど、いくつか他の本を買って店を出た。
・時間は17時ごろ。
・晩御飯はおそらく20時ごろ。
・ちょっとなんか食べていくか。と孤独のグルメっぽい気持ちになった。
・というのは言い訳で、一人で散歩して古着や古本を見たあとは、だいたいなにか食べている。
・とは言っても、晩ごはんがあるので無茶はできないので、蕎麦ぐらいがちょうどいい。
・中野ブロードウェイ付近の蕎麦屋さんに入った。『梅もと』だったと思う。
・無茶できない、と言いつつ、券売機の前に立つとカレーセットとかに目が言ってしまう。
・が、ぐっと堪えて春菊天そばで。
・体が温まり、バッグには本が詰まっており、今回の散歩もなんとも充実した気持ちになった。
・店を出て、ぐるっと回って帰路につき、ふと思い出してジーンズメイトに寄った。
・時々無性にジーンズメイトに寄りたくなる。
・基本的には古着屋さんにばかり行くので、ほんとにたまにだけど、ジーンズメイトは興味深い。
・いま、リーバイスやエドウィンの現行のモデルを真剣に売っているのはこういうお店ぐらいなのではないだろうか?
・現行品は当然定価が高いので、買うわけではないのだけれど、しげしげと眺めるだけでも楽しい。
・あと、ジーンズメイトはアパレルメーカの『OUTDOOR PRODUCTS(アウトドアプロダクツ)』推しなところも興味深い。
・そして、いまのキャンプ人気の需要を睨んで、『OUTDOOR PRODUCTS』のキャンプ用品のコーナーもある。
・へー、こんなのあるんだな、と思いながらぐるっと見て回って、結局買ったのは『あったか裏起毛タイツ』(990円)だったけど、ジーンズメイトのことは陰ながら応援している。
・ジーンズメイトで売っている『あったか裏起毛タイツ』(名称はあやふやです)は本当にいい。
・裏起毛で温かいのに、そんなにかさばらず、最近買いためてたウールのスラックスもすっとフィットする。
・そんな散歩でした。
(end)