労使ウィンウィンの週4日労働制「賃金カットのない時短」へ、風よ再び
8時間労働を確立させたのもメルボルン発
画期的なのは賃金カットのない時短
まだずっと先のこと。そう思われてきた週4日労働制(週休3日制)への関心・支持が、じわじわと高まってきた。もとよりオーストラリア人は、ワーク・ライフ・バランスに関して並々ならぬ情熱を持っている。
そのことは、歴史が証明している。世界で初めて8時間労働を確立させたのは、メルボルンの建築労働組合が締結した労働協約、というのが通説だ。