上海国際展示会場の回り方
会場内を効果的に回るには
・建物の配置と出展企業のブースの位置を確認する。
・会場に到着次第、出展企業の位置確認とアポイントの再確認を怠らない。
・中国ではスケジュール変更は日常茶飯事です。注意が必要です。
・ドタキャンのリスクの多い中国は、直前のスケジュール変更は想定内。
・面談時間は15~30分、必要以上の長話を避ける。
・必ず、次につなげる話の仕方をする。
・貴重な時間を割いて面談するなら、最終的に契約に至らなくてもOK。
・時間が無駄にならない、利益・価値を生むために最大限の努力をする。
・精一杯、今後の業務につながる話、情報共有、連絡手段の確認をする。
情報収集のための準備
・ビジネスチャンスはどこにあるかわからない。
・当初の目的以外の情報が得られる可能性もある。
・訪問した企業から競合他社やその企業の取引先の情報をえる。
・開発途上の新製品・新技術を聞き出す。
・展示会場は新製品・新技術の紹介の場であるとともに商談の場でもある。
事前の登録を済ませておく
当日に会場の入り口で登録作業をするのは時間の無駄
・受付で日本人は外国人であり、パスポートの提示は必要な場合もある。
・入館証、名刺カードホルダー、ストラップスタイルは世界共通。
・色で出展企業、ゲスト、関係者などの区別があるのも世界共通。
・目的の企業ブースは出来るだけ多くの営業担当者、責任者と名刺交換。
・コミュニケーションを図り、ビジネスチャンスの意欲を示す。
情報の信憑性、信頼性、正確性
・多くの企業が競い合って売り込み、契約を目指している。
・新商品・新技術を紹介しているので、それをすべて信じてはいけない。
・まずは、ネガティブな情報はあまり入手できない。
・新製品・新技術のメリット、デメリットの双方を入手する。
・競合他社の評判、納入実績のある顧客の評判は聞く。
・この評判も出来限り、問題点、ネガティブな情報も聴く。
・通常はポジティブな話しかしない企業が多い。
・できるだけ複数の情報源から比較情報を入手する。
・相対的な判断基準を見つけることが重要。
上海の展示会場はあまりにも広いので、休憩時間と休憩場所の確保は重要
・疲れた状態では、新規サプライヤーの情報収集や面談の効果が上がらない。
展示会場で効果的に情報を収集するためのポイント
展示会場の広さ
展示会場の施設
展示会場の周辺
展示会場へのアクセス
出展企業とのアポイント・コンタクト
必要な情報の収集方法
名刺交換後のネクストステップ