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「マズい、、それやってた、、」初心者にありがちなNG運動3選
なんとなく運動不足を感じている
外出の機会が減っている方も多いのではないでしょうか?
トレーナーとして、マンツーマンで指導を行なっていいますが、最近自宅でストレッチやトレーニングをするようになったと言う方が多くいます。
そんな中で、急に運動を始めたり、間違った運動をしたことで、怪我に繋がったり、反対に体のラインが崩れたりしいてしまったという方も多くいらっしゃいます。
そんな、間違ったトレーニングや逆効果を引き起こしてしまう原因の解決方法は「体のつながり」を意識することです。
■こんなお悩みをお持ちの方におすすめ
・ 自宅でトレーニングをされている方
・ 間違ったやり方をしたくない方
・ 怪我をせずに綺麗に健康的な体になりたい方
こういった方には価値提供できると思います。
この記事を書いている僕は、トレーナー歴8年
ピラティスやウェイトトレーニングの技術、知識を使い、延べ7000人のダイエットをサポートしてきた経験があります。
体のつながりを意識したトレーニングとは?
体のつながりとはなんなのか?
この記事では、よくある間違いと一緒に解説していきます。
よくある間違い①「腹筋運動だけやっている」
腹筋運動をする目的は人それぞれだと思います。
「お腹周りを引き締めたい」
「腹筋を割りたい」
「腹圧を高め、姿勢改善をしたい」など。
いずれの理由でも、腹筋だけを鍛えるのは非効率かつ注意が必要です。
まず、代表的な腹筋運動は背中を丸めていく運動になりますが、腹筋運動だけ実施していると背中が丸まりやすくなります。
体のつながりから見ると、腹筋側と背中側の筋肉が互いに引っ張りあって姿勢が良くなるので、腹筋運動だけを行なっていると、腹筋側の方に体が引っ張られ、要するに前屈みになるような姿勢が強くなるので、姿勢が悪くなります。
その場合のデメリットとしては
肩こりや腰の凝り、内臓機能にも関係して代謝が落ちやすい可能性があります。
腹筋を鍛えることで、お腹が引き締まったり、姿勢が良くなると思ってやっていた場合は逆効果になってしまいます。
体のつながりを理解して、片側に偏ったトレーニングをせずに、「背筋」なども同時に刺激を入れてあげることで、前側と後ろ側のつながりが強くなり、姿勢の改善やお腹の引き締めに効果があります。
よくある間違い②「凝っている1ヶ所だけストレッチをする」
ストレッチをする上でなるべく避けていただきたいのが、一部位だけをストレッチをして終わってしまうことです。
腹筋運動の間違いでも話しましたが、体は繋がってバランスをとっています。その部位だけが硬く凝っていたとしても、その一ヶ所だけをストレッチしていても全体のバランスが崩れていればすぐに筋肉の硬さは戻ってしまいます。
一ヶ所だけのストレッチを長期間行うことで体のバランスを崩しやすくなる可能性があります。
YouTubeでも〇〇に特化したストレッチのように出ているものもありますが、おすすめは全身を漫然なくストレッチするものを選択するのがいいと思います。
よくある間違い③「ボディメイクと姿勢改善・動きの改善の混同」
筋トレは少し前よりも身近なものになり、簡単に筋トレ用の道具も手に入れられるようになりましたが、「動きや姿勢を良くするエクササイズ」と「ボディメイクの為の筋トレ」には目的が異なってきます。
ボディメイクは筋肉を大きくする、引き締めていくことが目的になります、うまく筋肉を大きくする為には動きを制限して、一部分に刺激がうまく入るように同じ動作を反復して行います。
一方で「動きや姿勢」の改善を目的とした場合は、先ほどお伝えしたボディメイクのような同じ動作を反復して一部分に効かせる動きはおすすめではあありません。
一部分を効かせるということはその場所だけ筋肉が硬くなるので姿勢を崩しやすくなったり、関節の可動域の制限が出やすくなります。
とは言っても筋トレが悪いのではなく、バランスが大切!ということです。
もっと言うと、ボディメイクのためのトレーニング方法と、動きや姿勢の改善の為のトレーニングのそれぞれの特性を理解し、自分の体に合わせ取り入れるのが重要です。
筋トレで個々の筋肉にフォーカスして刺激を入れながら体にメリハリをつけ、ピラティスやストレッチなどの「体のつながり」を意識したエクササイでしなやかな動きを獲得していくのが不調もなく、見た目も理想に近づいていく1番の近道になります。
まとめ
ここまでお話ししましたが、体には思っている以上につながりがあり、プラスに思ってやっていることが、つながりを無視して、行うことで反対にバランスを崩す原因になると言うことがわかったと思います。
今まで同じものをやっていたなと思った方は、違う動きや違った負荷の掛け方など、バリエーションを増やすことを意識するだけでも、どんどん体のつながりを理解して、動くのが楽しくなると思っています。
動きに多様性を持たせ、自分自身の可能性にワクワクしながら、健康ライフを楽しみましょう!