今、気になる鉄道ニュース3選
こんにちは。
今日はここ最近、鉄道で気になる話題が立て続けに入ってきたので3つの話題を紹介しようと思います。
1.モバイルICOCA apple pay版利用開始ーJR西日本
モバイルICOCAを当初リリース時は、Android版だけ、しかも既存カードからの移行不可というなんとも言えない感じのモバイルICOCAでした。
今回、iPhone向けのICOCAがリリースされました。これはプレスリリース当日から使用開始ということで、かなり急な感じです。
しかし、iPhoneユーザーからすれば待望のモバイルICOCAという所でしょう。
このモバイルICOCAは既存ICOCAからのデータ引き継ぎも可能で定期券購入なども可能で、並ぶ手間が省けるメリットがあります。
また、デポジットもかからず、再発行や機種変更、払い戻しも条件がありますが、すべてオンラインで完結します。
また、J-WESTカード利用でWESTERポイント3倍になるキャンペーンもしています。
しかし、改札内の精算機でのチャージは京阪神エリアを中心にモバイル端末非対応です。また、JR東日本のように入場券として利用できないため、係員による入場記録取消操作が必要です。しかし、駅の無人化はどんどん進んでいるので、知らずに入ってしまって何とか駅を出れたとしてもカードの処理に改めて出向く必要が出てくることもあるので注意が必要です。
因みに私はandroidですが、モバイルICOCAは使えません。
何故なら今持っているスマートフォンは2015年末に購入した骨董品で、OSが対応していないからです。モバイルSuicaは問題なく、DLできました。
2.Suicaエリア長野県で拡大。楽天ペイ、iPhoneのモバイルSuicaと連携開始ーJR東日本
ニュース2つも盛り込んで3選でないと言われそうですが、Suica関連のニュースとして一つにまとめました。
①Suicaエリア拡大
まずはSuicaエリアの拡大です。2025年、松本以北、篠ノ井・信越線の長野までと大糸線穂高駅まで拡大します。
Suicaエリア上は首都圏エリアに含まれます。正式な発表はないですが界隈では大都市近郊区間が拡大すると囁かれています。
これまでもJR東日本ではICエリアが拡大する度に大都市近郊区間が拡大してきた経緯があります。
多くの人にとってはSuica導入で毎度きっぷを買う必要がなくなるなどメリットが多いです。しかし、途中下車制度を知っている旅行者からすると特に大回り乗車ができる区間でもないので改悪ともいえるでしょう。
因みに大都市近郊区間を抱えるJR九州やJR西日本ではICエリアの拡大に伴い大都市近郊区間の拡大はしていません。
エリア内、ICカード利用の場合のみ、最短経路で計算する特例(大回り乗車ができる)を設けています。大都市近郊区間のないJR東海も同様です。
また路線網が広いJR西日本ではICカードでの利用距離制限があります(原則営業キロで200キロ以内)。
②楽天ペイ、iPhoneモバイルSuicaと連携開始
JR西日本のICOCAの話題に続き、iPhoneの話題です。
最近流行りのスマホ決済サービスと連携することができるようです。初回登録で楽天ポイントが最大300ポイントがつくキャンペーンもしています。
あまり詳しくないですが、ポイントがたまるや口座引き落としでも利用できるのがメリットでしょう。
ただ、PayPayがクレジットカード決済で利用出来なくなるなど、まだまだスマホ決済は流動性が大きい決済手段であり、日本(特に地方)においてはまだまだ現金の方が信用があるかもしれません。
3.2023年8月26日ダイヤ改正ー京阪電鉄
2021年9月以来のダイヤ変更です。変更の規模は小規模ですが、大まかに言うとライナーの増便、停車駅増加とその他の列車の減便です。
経営が厳しいが、ライナーで着席需要を満たすことで増収させようと考えているのが透けて見えます。
そしてその他の列車の減便ですが、遂に大阪口日中時間帯13-14時台の準急が4本/時から2本/時となり、大阪近郊の守口市や寝屋川市への速達列車が快速急行とあわせ4本/時となりました。
全体でいえば14本/時から12本/時に減少です。京阪電鉄、相当ヤバイな、、、というのが率直な感想です。
しかし、PL花火芸術という稼ぎ頭のイベントを失った近鉄南大阪線系統の大阪側。現状維持ですか、、、(現状14-15本/時です)。京阪の複々線区間でこれですからもっと減らせるでしょうに、、、(私が書いた南大阪線の減便案の記事貼っておきます)
今回は以上です。ありがとうございました。