【エッセイ】動画の構成と無くそうと思っているスライドショー（『佐竹健のYoutube奮闘記（１１）』）

　どこかへ行ってきたみたいな動画を制作したときは、必ず写真コーナーを入れている。

　例えば、春の上野へ行ってきたみたいな動画だったら、風景とか史跡や周辺の寺社仏閣の解説を各項目ごとに話す。大体私の動画は平均的か少し短い曲が終わるくらいの長さだから、上野の風景とか史跡や周辺の寺社仏閣の解説をしているのは、おおよそ３分ぐらいだろう。では、イントロや間奏を含めた残り３０秒くらいで何をやっているか、といえば、あいさつやスライドショー、もしくは「おわりに」といった感じだ。

　あいさつはいつもの、

「こんにちは、佐竹健です。今回は──」

　というものだ。特徴的な挨拶も考えてみたが、特に思いつかなかった。なので、出だしは、普通に「こんにちは」と言って名乗ることにしている。その方が、いつ、どこで、誰が見ても、わかりやすいからだ。

　スライドショーは、どこかへ行ったときにカメラで撮影した写真を３秒ごとに流し、最後に私の個人的な感想を述べるコーナーだ。このコーナーは、説明のあと、おわりにの前に来ることが多い。

「おわりに」は、感想や考察結果を述べる部分。大体一言二言で終わる。

　私の動画は、大まかに言えば、

・はじめのあいさつ
・説明
・撮った写真のスライドショー
・おわりに（総括）

　という構成で成り立っているのだ。

　正直写真コーナーはあっても無くてもいい。自分ながらにそう思っている。その方がテンポよく動画が進む。それ以前に、そもそもの話、私の写真は、Twitterやnote、instagramで見ることができる。どうしても動画の中で写真を見せたかったら、旅の内容について話しているところで、

「きれいだったので、思わずカメラのシャッターを切りました」

　というシーンを入れ、写真を公開すればいい。その方が、動画の構成がおかしくならない範囲で写真を紹介できる。最近そう思うようになってきた。なので、これからは本編の中に組み込もうと考えている。もしくは、写真が見たい人のために、noteのリンクをコメント欄や概要欄に貼り付けるのもいいかもしれない。

　いずれにせよ、スライドショーという特別枠を無くしていく方向で、これからはやっていこうと思う。

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