生きるとは何か(50年前に課した人生のテーマ)
生きるとは何か(50年前に課した人生のテーマ)
「あけましておめでとう」と言いつれど、今、この時にも、差別に喘ぎ、貧しさに苦しむ人の居ることを忘るべからず。
この言葉は、住井すゑさんの「橋のない川」の中で、秀ぼんが孝二に宛てた年賀状に書いた言葉です。秀ぼんのモデルは水平社を作った西光万吉です。
53年前、生きることに悩んでいた私は、生きる意味が知りたくて、手当たり次第本を読み漁った。生まれて初めて、たくさんの本を読んだ。そして、考えた。「生きるとは何か」「なぜ、私は存在して