彼岸に此岸で迷う
彼岸の夜 此岸で迷ふ銀やんま 明かりに縋る 我に光を
秋彼岸の夜。銀やんまがぶんぶんと明かりにぶつかっていました。
縋りついては、またぶんぶん……の繰り返し。
彼岸より来たようにも、彼岸へ渡りたいようにも見えます。迷える銀やんまに、自分が重なった、お彼岸の夜でした。
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彼岸の夜 此岸で迷ふ銀やんま 明かりに縋る 我に光を
秋彼岸の夜。銀やんまがぶんぶんと明かりにぶつかっていました。
縋りついては、またぶんぶん……の繰り返し。
彼岸より来たようにも、彼岸へ渡りたいようにも見えます。迷える銀やんまに、自分が重なった、お彼岸の夜でした。
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