「人生100年時代」といわれるので100年を実感してきました
「人生100年時代」だそうで、私は話半分に聞いています。
「100年」ときて私がまず連想するのは明治神宮。
都内では珍しい人工林ということです。
1915年に造営が始まり、竣成は20年。
明治神宮の森は、できてから今年で102年です。
100年の重みを肌身に感じられる場所。私は時々ウォーキングを兼ねてお参りします。昨日も昼過ぎに向かいました。
鬱蒼とした森。「100年でこれほどになるのか」と私は歩くたびに思います。
我が家の近所では、今年ほとんど蝉が鳴いていないのですが、さすがに神宮では鳴いていました。ようやく夏を実感できてホッとしました。
しかし、例年より遥かにおとなしい。いつもの夏がボストン交響楽団なら、この夏は高校の吹奏楽部くらい。拍子抜けです。
気分を盛り立ててくれたのは藪茗荷。
地味な花ですが、道の両側を白く彩っていて涼しげでした。
明治神宮のおみくじは吉凶ではなく、大御心。
今回は、
富士の高嶺を仰ぐ御製をいただきました。
100歳になっても記事を書いていられたら……。
そんなことを思った参拝でした。