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良い枕の選び方 ~枕選びのいろいろ~

ニューロスペースのコミュニティーマネージャーです。

弊社は睡眠を可視化し、一人ひとりにあった睡眠に良い生活習慣のアドバイスを提供しています。良い睡眠を取るためには生活習慣を変えることが大事ですが、寝具もまたやっぱり重要なんです。枕と敷布団は、頭で体重の8%、それ以外で92%を支えています。身体にあっていない枕や寝具を使っていると、余計に肩こりがひどくなったり、熟睡できず疲れがとれなかったり・・。

睡眠と寝具は切っても切れない関係。ということで、先日以下の記事でもご紹介しましたが、まくら株式会社の社長をお招きし「最高の睡眠へ導く枕選び」セミナーを開催しました。

今回はセミナーで参加者の皆さまから頂いた質問をまとめてご紹介します!

Q:枕の寿命はどれくらい?

A:素材によって寿命は異なる。
・そばがら:一番寿命が短い。粉が出てきてしまうので、半年で変えるのが良い。
・綿:へたってくるので1年くらいで買い替えをする。
・低反発ウレタン:急に凹むことはないが、なかなか洗えないので長くて3年。
・パイプ素材:7年~8年。長く使えるが、寿命前に生地がへたってくる。
まとめると、何年ということはないが、およそ3年くらいで買い替えるのが良い。

Q:枕の片方がつぶれ、ひっくり返して使っているが問題ない?

A:枕をひっくり返す行為は悪くない。自分が良いと思うように変えることはむしろどんどんやっていって良い。

Q:抱き枕は使ったほうが良い?オススメの理由は?

A:横向きで寝る人は、下になる肩の部分に体重がかかる。一方で、抱き枕があれば、手と足と肩で体重が分散され、肩の負担がなくなる。抱き枕の素材も好みだが、現在は柔らかい素材が好まれている。抱いた姿勢に枕が併せてくれるもの(変形されるもの)が売れている傾向。

Q:オーダーメイド枕ってやっぱり良いの?

A:オススメ。枕選びの前提としてまず眠りを相談できる点でおすすめする。なお、お店で試したものが家で必ずしも合うわけではないが、微調整できる枕であれば自分にフィットするように変えられる。そういう点でも中材を自分で調整できるものがオススメ。

Q:仮眠用の枕と夜寝る時の枕は使い分けた方が良い?

A:眠る場所が違うのであれば、合う枕も違うので分けたほうが良い。

Q:値段が高い枕の方がやっぱり良いの?

A:値段は関係ない。安くても良いものはある。安い枕でも自分に合う枕であれば、それを使って良い。一方で、羽毛の枕に関しては、羽毛の相場はある程度決まっている。このため、安い枕にはあまり良くない羽毛を使っていることが多い。その場合は、骨が飛び出したり、チクチクしたりすることもある。

Q:接触冷感の枕は効果があるの?

A:肌触りはいいがすぐ熱を持ってしまうので、過度な期待をしないほうがいい。中身の通気性の方が大事。

Q:個人的に今までで合わなかった枕はある?

A:個人的に低反発枕は合わなかった。形が変わるのはメリットだが、寒くなると固くなるので首を痛めた事がある。当時は温度で寝心地が変わるとは思ってもなかった。

Q:枕は使わなくてもいいの?

A:7.4%の人は枕を使わない。欧米はうつ伏せ、アジア圏は仰向けが一般的。枕を使わないと、首の形を痛めてしまうかもしれないが、使わないで寝ていても自分が平気なら問題ない。それよりも合わない枕を使い続けることが良くない。

Q:ストレートネックの人にオススメの枕はある?

A:あまり肩と首との高低差をつけないこと。首を無理やり上げるような枕は個人的にはオススメしない。枕でストレートネックを治療、矯正は出来ないが、ストレートネックの人は、大きめの枕を選んでも良い。

Q:いびきや無呼吸症候群の人にオススメの枕はある?

A:いびき、無呼吸症候群の人は、横向きで寝ることが良い。そのためには、抱き枕を使うのが良い。朝まで抱いている必要はなく、寝る時は上を向いてて、途中で横になるときに使えば良い。

Q:枕と敷布団の組み合わせが大事なのでは?

A:その通り。枕単体だけでなく、セットで考えることが重要。

以上セミナーで頂いたQ&Aのご紹介でした。

ちなみに、私は小柄で首の高さが浅く、一般的な高い枕が合わず探すのに苦労しました。枕の専門家に過去に調整してもらったこともありますが、今は自分に合う枕を見つけて安眠できています♪ 皆さんも自分にあった良い枕を見つけて安眠できますように!

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