ポモドーロ法にも深い背景がありそう
こんばんは、トモネコです!
前回は、タスク管理のGTDという方法について
投稿しました。
そこでは、GTDの背景には素晴らしい思想があり、
単なる方法やテクニックという枠を超えて、
よりよいライフスタイルを実現することを
目指すものであるというようなことを書きました。
今回は、勉強や仕事に使われる
ポモドーロ・テクニックについて、
少し書いてみたいと思います。
集中してタスクに取り組むための方法として有名な
ポモドーロ法にも、やはり深い背景がありそうだと
最近気づいたので、そのような話になります。
ポモドーロ法について
本題に行く前に、まず前提知識として、
ポモドーロ法とはとのようなものか、
説明したいと思います。
ポモドーロ法では、
25分間、タスクに集中し、
その後の5分間、休憩します。
この集中プラス休憩の30分を1セットとし、
繰り返し行い続けます。
4セット行ったら、長めの休憩をとります。
とてもシンプルな方法ですね!
ポモドーロ法に深い背景がありそうな理由
このようにシンプルな方法である
ポモドーロ・テクニックにも、
深い背景があるような気がしています。
そう思わせるのは、上記の要素です。
25分という集中時間は、
集中を継続できる限界の時間が
だいたいこれくらいだろうということで
設定されているようです。
脳のメカニズムと関連していそうですよね。
実際、ポモドーロ法は、
脳科学による裏付けがある方法として
紹介されていることもあります。
その真偽や根拠はまだ確かめきれていないのですが、
なんとなく正しそうな気がします。
AIチャットツールのGeminiも、
ポモドーロには脳科学や心理学の
裏付けがあると教えてくれました。
さらに、ポモドーロ法は4セットで、
最後の休憩を除けば120分ということも、
とても興味深い事実です。
人間の身体には、
ウルトラディアンリズムと呼ばれる
時間変化のリズムが存在します。
120分程度の時間を周期として、
集中できる時間とそうでない時間が
繰り返されるというものです。
私はウルトラディアンリズムについては、
あるアメリカの神経科学者の一日のルーティンの話に出てきたので、
以前から知っていました。
最近、それとはまた別な文脈で、
集中力を維持する方法として、
ポモドーロの他に、ウルトラディアンリズムも活用するといい、
という情報を目にしました。
それで、先週くらいだったか、何気なくGeminiに、
ポモドーロ法とウルトラディアンリズムの関連について
質問してみたのです。
そしたら、Geminiは、
ポモドーロ法はウルトラディアンリズムを
根拠にして考案された、と回答してきました。
ただこれは、この記事を書くにあたり
調べてみると、そうではなく、
両者は独立した文脈で出てきた別々なものと
考えた方がよさそうです。
ポモドーロ法が考案されたのは
脳科学が流行るよりもかなり前ですからね。
しかし、ウルトラディアンリズムの考え方を取り入れたポモドーロ法というのも
編み出されているようです。
ポモドーロ法における120分というのは、
適当に考えた数値ではなくて、
人体の持つリズムを無意識のうちに
感じとることで発見されたものなのかもしれません。
だからこそ、多くの人が効果を実感し、
信頼される方法であり続けているのでしょう。
一見、ただの集中力を発揮するための
テクニックでしかなさそうなポモドーロ法ですが、
実は人体の本質的なメカニズムを
活かしたものになっているという意味で、
とても深い背景があるのではないかと感じます。