サンプル依頼をしたよ。よろ。
世界で1番ヘップサンダルの布教活動をしているむねです。
今日も「ヘップサンダルガー」と発信しています。
ヘップサンダルは、昭和時代に日本で広く履かれるようになった「ご近所履き」です。ルーツは女性向けのいわゆるミュールで、時を経て様々な種類やデザインが出来たようです。なので現在は男性向けも、もちろんあります。
あなたの近所のおじいちゃんが履いてるアレです。
ぼくは、ヘップサンダルは日本独自の文化だと考えています。言い換えると海外では生まれ得なかった生活文化の道具です。なぜなら、海外は家の「内側と外側」を履物でいちいち分けていないから。
日本は土間で料理して、庭で洗濯して、風呂やトイレは離れにあって…銭湯へ通って…靴の脱ぎ履きが結構多い。だからカカトのない履物がちょうどよかった。そしたらオードリー・ヘップバーンが映画でミュールを履いていたもんだから、みんな取り入れて流行になっちゃった!
これがぼくのヘップサンダル文化の仮説です。
ヘップサンダルは、病院や治療院なんかで履いてる人をよく見かけます。患者さん(おじいちゃん・おばあちゃん)が履いて通院してるんですね。つまり高齢の方は、現在も愛用している人が多い。たしかに近所の病院へ行くのには、ちょうど良いかもしれないです。楽ちん!
そんなヘップサンダルのブランドを作ろうとしています。
やばい!このままだとダサい!
まだ完成していないサンダル。現代人には縁もゆかりもないですから、売れるかは未知数。崖っぷちです。
けれども意外な反応もあって。
SNSをフォローしてくれている友だちは、直接会ったときに相手から「ところでヘップサンダルはどう?」となります。
泣いちゃう。
ありがとうございます!
応援してもらっている手前、あとには引けないっす。
「お前のなら、1足買うわー」と言ってくれる友だちが多くて、全員に届けるまで必ずやり遂げます。
完全にドブ板の営業を繰り返しています。
今朝はサッカークラブを経営する社長さんから売約をいただきました。
ありがとうございます!
(GAFAよりも、変わっていくNARAがすきです!)
そしてようやく。
今月に入り、1回目のサンプルを工場へ依頼しました。
何もかも初めてのことで、戸惑いだらけですが製品化へ進むため。工場側にとっても中々ない依頼だろうし、戸惑いはありますが協力的で本当に感謝です。
工場、デザイナーさん、応援してくれる人、ありがとうございます。
奈良は履物づくりの産地であることを、広めていきまーす。