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9割の人が勘違いしている「肩こりとマッサージ」の関係

こんにちは、ネット治療院です。

今回は、「肩こりとマッサージの関係」についてご説明していこうと思います。

今の日本では、「肩こりと言ったらマッサージで治すもの・治るものと」
思っている方が多いと思います。

そうですよね。

電車を乗っていても1駅と1駅の間に整骨院や整体院の看板を目にすることがあると思います。
また、車で10分も走っていれば、整骨院や整体院を見ることがあると思います。
それだけ、今の人たちは整骨院や整体院を求めていることになります。

需要が多い分だけ供給が多くなるわけですから、みなさんマッサージを求めているのだと思います。
ですが、実際に、肩こりや腰痛を単にマッサージするだけで治るのでしょうか。

皆さんも経験があると思いますが、
▢マッサージ何回も通っていませんか。
▢マッサージされて揉み返しになったことありませんか。
▢マッサージの効果が長続きしましたか。

この3つに当てはまる方は多いと思います。

単に、マッサージを否定しているわけではないのですが、
しっかりとした「肩こりとマッサージ」の知識がないと
治したいのに治らない・お金がかかる・時間がかかるということになってしまうので注意してください。

それでは、詳しく説明していきます。


1、肩こりのコリの部分だけのマッサージでは治りにくい
2、肩こりにマッサージをしても痛みが治らない理由
3、肩こりにマッサージをするリスク

    


1、肩こりのコリの部分だけのマッサージは治りにくい

肩こりが出てくると、頭痛が出てきたり、吐き気を起こしたり、肩がズーンと重くなり
辛いですよね。

その辛さを少しでも和らげようと、マッサージ屋さんや整骨院や整体院などに行ったことがあるのではないでしょうか。

「肩こりがひどくなる=マッサージを受けに行く。」
ということになっていませんか?

マッサージをしてその日や翌日は良くなり
また、数日後に肩こりや頭痛や目の疲れが出てきてマッサージを受けに行く。
こんな繰り返しになりやすいと思います。


肩こりのコリの部分だけのマッサージは一時的に緩和しても長続きしないことが多いです。
場合によっては、強くマッサージされすぎてしまい「揉み返し」のような症状になり
返って悪くなってしまうこともあります。


現代社会の便利な生活の中で生じた肩こりは、
今までの肩こりとは少し違い、こりの部分だけをマッサージするだけでは
治療・施術の効果が無くなってきています。


その理由としては、現代の肩こり・首こり・頭痛が肩や首回りにある筋肉も大事なのですが「筋膜」にも疲労の蓄積がされているからです。

筋膜は、筋肉を動かす際に滑走性を良くする働きがあります。
ですが、デスクワークや長時間の同じ姿勢をしたり、繰り返すことにより筋肉に筋膜が癒着してしまいます。筋膜同士の癒着もしてしまいます。


デスクワークや同じ姿勢の場合は、大きな筋肉ではなく、小さい細かい筋肉が使われます。
①小さい細かい筋肉なので、もともと距離が短いです。
②そこに、筋膜や筋肉が癒着すると、さらに動かなくなり、
③血行不良・筋肉の硬さ・老廃物の蓄積となります。

筋膜は、一つの筋肉に一つではなく、身体全体を覆っています。
その中でもつながっているところ・つながっていないところがありますが
肩こりの筋肉も肩こりの場所だけでなく他の場所の筋膜が癒着しているだけでも起こるのです。

肩にある筋肉は頭を支えていますから疲労がたまりやすくなっています。
それが、最終的に肩こりと感じるだけです。

<猫背の姿勢を見ると>
①肩が前に入ります。
②肩の前の筋肉が硬くなる=筋膜も縮みます。
 →肩の後ろの筋肉は伸ばされます。
③頭が前に出ています。
④首の前の筋肉が硬くなり縮みます
 →首の後ろの筋肉が伸ばされます。


伸ばされている筋肉はズーンとした重だるさ・鈍い痛み・筋肉が膨隆します。
肩こりになっているのは、基本伸ばされすぎてしまい硬くなり、伸び縮みしずらい状況になっているのです。

なので、肩こりのコリの部分だけをマッサージしても治りにくいのです。
全体を治さないと繰り返されてしまいます。

肩こりを繰り返してしまう方はこちらを参考にしてみてください→肩こりを繰り返す理由とは


2、肩こりにマッサージをしても痛みが治らない理由

肩こりにマッサージをしても痛みが治らない理由を説明していきます。

マッサージをして、筋肉が柔らかくなるのマッサージ自体で筋肉がほぐれて
柔らかくなっているかというとそういう場合だけではありません。


実際に、マッサージを受けて「揉み返し」という状態になった方もいらっしゃると思います。
マッサージで筋肉自体が柔らかくなるのであれば、「揉み返し」は起きませんよね。

肩こりにマッサージをして筋肉が柔らかくなったと感じる理由として
筋肉の微細な線維が切れているのが要因です。

筋繊維が切れると血流がよくなり、老廃物が流されます。
その影響で一時的に肩の可動域が上がり柔らかくなったと感じます。

ですが、筋肉の線維が切れるということは、炎症症状が起きている状態と同じことです。
一時的には良く感じるのですが、繰り返し肩こりの原因となります。

(肩こりにマッサージは良くない?という記事でも詳しく書いています→肩こりにマッサージは良くない?


また、10年前や20年前であれば、肩こりにマッサージをすることで肩こりは解消しやすくなっていました、ですが、それは、肉体労働などが多く表面の大きな筋肉を使っていたからです。

表面の大きな筋肉であれば、マッサージでの刺激でも届きますので、
一時的にも良くなります。

ですが、現代の場合は、パソコン・携帯・スマホなどの操作を行うことが多く
大きな筋肉を使うことが少なくなってきています。
要するに、小さな筋肉を酷使し続けていることに原因としてあります。

大きな筋肉は表面にあることが多いのですが、
小さな筋肉や姿勢を維持する筋肉は深部にあることが多いです。

なので、マッサージをいくらしても届きずらいです。
深部まで届かせようとすると強くマッサージすることになります。
すると「揉み返し」のような症状にもなります。

そこで先ほどもお伝えしましたが、筋膜が重要になってきます。
筋膜は深部の筋と表面の筋をもつなげていますし、滑走性がよくなればそれでも深部の筋肉に与える
ストレスは減ります。

筋膜ということも少し知っていただくとただのマッサージでは良くないなと感じると思います。

      

3、肩こりにマッサージをするリスク

肩こりにマッサージをする際に、リスクと注意するべき点があります。

それは「揉み返し」です。

肩こりにマッサージをした後
▢首が回らなくなった
▢肩こりの症状が悪化した
▢頭痛がする
▢朝起きたら寝違えの症状になっていた
▢体がだるくなってきた

「揉み返し」の症状としてこれだけあります。
このリスクはしっかり覚えておいた方がいいと思います。

また
<マッサージ店と整骨院のマッサージ>
肩こりがある際、良くしたいと思い、マッサージを受けに行く際の注意点です。

マッサージ店は国家資格がなくてもマッサージを行うことができます。
それは、保険適応がないため自費診療であれば区役所に姿勢していれば誰でもできます。

入って2,3日の人に当たる可能性もあります。

整骨院は、国家資格がないと整骨院という名が名乗れません。
だからと言ってすべて安心というわけではないですが、
選ぶときにはそういうことも注意してみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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ネット治療院でした。


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