【夜宵★紀行】早春の新宿食べ歩き
2024/2/11訪問
✦ 新宿本店 タカノフルーツパーラーの「苺のダブルショートケーキ」
ランチにフルーツサンドなどいただこうかと入店したら、先客たちが食べているのが見えた、それは。
高くそびえ立つショートケーキ、ちょっとシュールなほどである。
客の9割は注文している凄まじい人気。
あれはなんだ?!
メニューで確認したところ見つけた、これだ↓↓↓。
店舗限定、提供期間限定、数量限定、そして何よりそそるビジュアル。
ときたら注文するしかないだろう。
ウェイトレスさんが、倒れないよう緊張の面持ちで運んできたそのケーキは、目測で高さ15cm。
あまりの高さ故に、ゆらゆらとピサの斜塔状態である。
その断面の美しいことといったら。
横から見た四面すべて、苺が出ている。
また、この高さでも乱れないカット面と、崩落しない安定の造形。
素晴らしい。
ひとしきり目で楽しみ、いざ。
外見より苺が大きい。
一粒5~6㎝はあろうか、それがごーろごろ。
程よい酸味があって爽やかな味だ。
甘いクリームやスポンジとの調和が考えられているのだろう。
瑞々しく、口の中で溢れる。
生クリームたっぷり、スポンジしっとりふんわり。
しあわせを感じながらほおばった。
さすがに平らげた後には、一種の征服感があった。
✦ 新宿中村屋の「コールマンカリー」
正確な店舗名は、「新宿中村屋 レストラン&カフェ Manna/マンナ」。
商業ビル「新宿中村屋ビル」内の中村屋の直営店舗である。
一回食べてみたいというツレの希望で来店。
ツレは「中村屋純印度式カリー(¥1,980)」、夜宵★は「コールマンカリー(¥2,200)」を注文した。
トマトの甘みとうまみが活きているお味。
ほどよい辛さと塩味が心地よい。
鶏肉の塊が5個も入っていた。
骨付き肉、もも肉、胸肉と違う部位の肉が使われているのがおもしろい。
特筆すべきは、薬味であろう。
六種類もあって、それぞれ手がこんでる。
中村屋のカレーに合わせて開発されたらしい。
そんなこと書いた後で恐縮だけど、粉チーズが存外おいしかった。
いや、粉チーズもよくあるやつじゃない、エダムチーズなんだって。
薬味はおかわり自由と言われ、ツレはおかわりしていた。
「中村屋純印度式カリー」と「コールマンカリー」、食べ比べたら、夜宵★は後者が好みだった。
✦ 新宿高野本店の「苺とオレンジのパンナコッタ(疑)」
タカノフルーツパーラーでケーキを食べてから、B2F オリジナルフード&ギフトフロアで買っておいたカップデザート。
550円くらいだったか。
カレーの後、ホテルでいただいた。
苺とオレンジがジューシーなのはもちろんのこと。
上に乗ったクラッシュゼリー(?)がつぶつぶと食感が楽しい。
反射してキラキラと、見た目も美しい。
パンナコッタは、賽の目にカットされている。
さっぱりめの味と歯触り。
カレーの後にもってこいのデザートであった。
ちなみにツレは「苺の杏仁豆腐」を選択。
即決だったけど、食べてみたら苺ソースの味がやや強めで、杏仁豆腐が活きてなかったとのことである。
(あくまで個人の感想です。)