女子と学歴(2)~やりたいと 書けばかなうよ ほんとかな?〜
女性の学歴、というわけではないのですが、学歴の話題になると、こういう指摘がよくあります。
1.学歴なんて関係ないよ 派
「社会人になったら、仕事をしっかりこなせるかどうかがすべてでしょ? うちの職場では、だれがどこの大学出身なのかなんて全然気にしないし、 実際、全然知らないよ?話題にすらならないし」
「別に有名な大学出てなくても、バリバリ仕事して結果出してる人もいる。
スキルさえ身に着ければ学歴は関係ないのでは?逆に有名な大学を出てても、仕事ができなきゃ困るよね。
●大卒の新人が使えなくてさぁー!」
「もし上司とうまくいかなかったのなら、それはその人の仕事の能力が
低かったからでは?あるいは勤務態度がよくなかったとか…。
何か本人に原因があったのでは?
ま、難しい上司はどこにだっているしねぇ、人間関係のトラブルは、
どこでもあるよー。
仕事をきっちりやって、結果出してさえいれば、何も言われないよ。
学歴は別に関係ないでしょう。
やっぱり「コミュニケーション能力」が一番だよね!ガンバ!」
2.学歴はやはり重要 派
「採用においては学歴は必要だと思う。やはり一定の能力ははかれると思う。社会人としてのマナーや対応がきちんとしている人が多いと思うし…」
「周囲が当たり前に難関国立大出身者ばかりなので 私大だと肩身が狭い、 なんなら海外院卒が普通。だから学歴は当たりまえにみんな高い。
社内の競争がし烈だからその後は学歴は関係ないような…
でも管理職と経営陣はほとんど●大卒」
・評価軸が学歴にない組織もある
「とにかく体育会じゃないと生き延びられない。体力がすべて。徹夜が当たり前でその後の深夜のとんこつラーメン(替え玉も含む)すらいとわずビジネス本に出てくるようなカタカナ語を平気で言いまくれるような心身ともにタフな人じゃないと無理」
「とにかく人事部の趣味なのか女性は容姿端麗なひとばかりが入ってくる、 まるでアイドルのオーディション」
「何十年もいるパートのおばちゃんに気に入られることがすべて」
「●●大の修士卒、なんてひとがうちに応募してきたけど オーバースペック!ゆえに不採用! 入っても雑用ばかりで見合った仕事がないよ!」
どのケースも「そうだよね、うんうん、わかる、わかるよその気持ち」
という気がしてきます。
そのため、「女子と学歴 その1」で書いたように、(https://note.com/nesugi/n/ne31ab00df286)、上司やお局さんとうまくいかなかった原因が本人の学歴「だけ」にあるとは言い切れない部分もあります。
逆にもし、権限を持っている方がその人と同じ大学出身者を重用するような環境だったとしても、重用された人は自分の「能力」によるものだと考えるでしょう。
「能力」の範囲は幅広く、学歴もその「能力」の中にバーモントカレーのりんごとはちみつよろしく、溶け込んでいるため、どこからどこまでが学歴によって得られた「能力」なのかは、はかれません。バーモントカレーのうまみのどこからどこまでがりんごで、どこからがはちみつによるものかをはかることは難しいでしょう。
また、受験勉強の目的の一つとして、名の知れた中学、高校や大学に入ることで、企業や組織の中で重用されたり、仕事を振ってもらえたりする可能性が上がることが学歴の機能の一つとしてあるならば、それは受験の対策を頑張り、多感な時期に大量の単語を暗記したり、計算問題を短時間ですらすらと解けるように日夜がんばった結果として、享受してしかるべきことのようにも思えてきます。
また、それほど学歴を重視しない組織も多いので、思ったほどの影響がないことも多いというのもそれはそれで事実のような気もします。
となると、学歴は…それほど関係ないのでしょうか…!?
それともやはり重要なのでしょうか…!?
どっちとも言えないような気がしてきました。
結局、あなたはどうしたいNo!?どうするかがすべてYo!
迷ったらその気持ちを、ノートに書きだしてみましょう!
「学歴、関係ない 自分次第」
やりたいことは具体的に書き、日付を決めましょう!夢に日付を!
「10年後に宇宙に行く 2032年の3月頃」
なりたいものにはなりたいと言い続けるのです、書くのです、周囲に言い、決意を示すのです!
「不労所得で不老不死、
カンヌ映画祭を見に行きたい(これは実際、行きたい)
ひろゆきに会ってみたい、論破されたい」
何度も言い続ければ、実現します、言葉には力(→言霊(ことだま)があるのです!
ライターは、名刺に「ライター」と書けば、なれるのです!
最近自己啓発本をよく読むのでその影響が…。
(学歴と離れてきましたが、その3へ続く)