サイレントテロ十訓 無駄使いをやめろ
FIREの資金を貯めることと、サイレントテロは相性がいい。テロというと聞こえは悪いが、みんなやっている極端な節約のことだ。10個あるので、1つづつ紹介していきたい。
今回は、「無駄使いをやめろ」だ。
無駄使いとは何なのか。極論するならば、生命を維持するために必要でないもの。となってしまう。しかしそれでは、文化的な生活を送ることができなくなってしまう。なので私の解釈は、期待する結果が得られないモノやサービスを買う行為だ。この世は他人からの評価でなりたっているので、自分本位の行為と言ってもいい。
例えば・・・
・自分が好きなファッションの服を買う
前提として服は他人のために着るものだ。自分が服を着た姿は鏡の前でしか見ることができない。他人が見てどう思うかなので、自分の評価は意味がない。ファッションはスタイルで決まると言ってもいい。特に男性は顕著だ。女性が好む男性のファッションはシンプルが大多数だ。つまり素材がよくなくてはならない。女性にモテたいという結果を期待するならば、おのずと買う服は限られ、痩せたりシークレットブーツが選択肢となる。
・根拠のないダイエット食品やダイエット器具を買う
これらのモデルとなっている人は、絶対にその商品でその身体になったわけではない。普段厳しいトレーニングを積んでできた身体に、パッドを張ってCMをしたただけだ。腹に張って電気信号で腹筋が割れるのであれば、苦労しない。体脂肪率8%の私ですら、うっすら割れている程度である。
・同じ機能の物を持っているのに、新しいから買い換える
例えば、iPhone。最新のスペックは必要か?もはや機能は頭打ちである。ただカメラがきれいに映るだけだ。リフレッシュレートなんて、人間の目にわかるわけがない。そもそもいい大人がゲームをするわけがない。最新のiOSに対応している古いiPhoneはたくさんある。わざわざ買い換える必要がまったくない。情報収集する時間、買う時間、設定する時間、全てが無駄だ。
趣味であり、それによってパフォーマンスが上がるのであれば問題ない。ただ、気分がよくなるからという理由だけで買うのは無駄使いだ。少し考えて、買ったものによって目的が達成できたとしても、その目的によって自分の人生が変わらなければ、無駄使いだ。
こう考えると、ほとんどが無駄使いになる。最終的には資本主義社会を離れて暮らすのが、一番いいという結論になる。少なくとも消費者同士を競わせる、起業のマーケティング戦略に巻き込まれてはならない。WEBマーケティング戦略は面白そうなので、気が向いたら取り上げてみたい。