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節約はつらい?無駄遣いをやめるだけで資産形成は進む

資産形成の第一歩は節約だが、「無駄遣いをしない」ことがカギだ。必要な支出と無駄の違いを理解すれば、無理なく続けられる。


資産形成に節約は欠かせない

資産形成において節約は避けて通れない。多くの投資系YouTuberがその成功談で語るように、元本を作るためには地道な節約が不可欠である。私自身もその一人であり、初期の投資資金は徹底的な節約から生まれた。

しかし、ただ単に「お金を使わない」と考える節約は、非常に苦しくストレスを伴う行動になりがちだ。そんな方法では長続きせず、そもそも始めることすらできない人も多いだろう。

節約の本質は「無駄遣いをやめること」

そこで提案したいのは、「無駄遣いをしない」ことである。この考え方なら、苦しさを感じることなく続けられる可能性が高い。無駄遣いをやめることで、自然と必要以上のお金を使わなくなるからだ。

しかし、ここで一つ問題がある。それは「無駄」の定義を自分自身でしなければならないことだ。何が無駄で何が必要かは、個々の価値観や目標によって大きく異なる。

無駄の定義とその難しさ

無駄とは何かを定義することは簡単ではない。一つの例を挙げれば、アップルウォッチがある。私にとっては、時間を確認するだけならチープカシオで十分だ。そのため、高価なアップルウォッチは無駄に感じる。

一方で、「見栄」や「ステータス」としての価値を重視する人もいるだろう。しかし、それを所有することで本当に自分の幸せや目標に貢献しているのかを振り返る必要がある。高級品やブランド物が自分にとっての「無駄」でないかを考えることが重要だ。

生活の中に潜む無駄

無駄は私たちの日常生活の中にもたくさん潜んでいる。たとえば広い家や高級車を所有することもそうだ。狭い家や安価な車でも生活の質が劇的に変わることは少ない。

こうした大きな支出を見直すことで、資産形成の速度を飛躍的に上げることができる。必要以上にお金を使わず、求める結果に対して必要最小限の支出に抑えるのが賢明だ。

「無駄」を見極める方法

まずは、自分の目標や求める結果を確認することから始めよう。それが明確になれば、そのために必要な支出と無駄な支出を区別することが容易になる。たとえば、健康を維持するためにジム通いを続けることは無駄ではない。しかし、最新のトレーニングウェアを揃える必要はないかもしれない。

また、何かを購入する前に「これが本当に必要なのか」「これがなくても自分の生活は困らないか」を自問自答する習慣をつけることが重要だ。

無駄遣いをしないことで得られる未来

無駄遣いを減らすことで、資産形成は大きく前進する。その結果、投資の元本が増え、将来的なリターンも大きくなる。さらに、無駄を削ぎ落とす生活は、精神的な負担を軽減し、自分にとって本当に価値のあるものに集中できるというメリットもある。

今の時代、いくらでもお金をかけることができるが、それが結果に結びつくとは限らない。「無駄遣いをしない」という意識を持つことで、持続可能な資産形成と幸福な生活が実現するのだ。

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