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新NISA成功の鍵は、金の流れを仕組み化すること

つみたて投資には毎月一定額入金が必要だ。毎月安定してつみたてるには仕組み化すればいいという話。

毎月安定して金が残らないのは仕組み化してないから

私は意識して使わなければ、毎月10万円以上残る。特に残そうと意識していなくても勝手に残る。これはなぜなんだろう?他の人はなぜ苦労するのだろう?と疑問に思ったので書いてみようと思った。

私が考えた結論は、仕組み化していないからだと思う。仕組み化とはなにか。家賃やスマホ代などは変わらない。光熱費も変動があるにしても大きくは変わらない。よってこれらは何も仕組み化しなくてもよい。

問題は、食費や交際費や趣味などだ。これらは使おうと思えばいくらでも使えるし、気を抜くと大きな支出につながる。これらを仕組み化すれば支出は安定し、毎月つみたて投資ができるようになる。

食費を仕組み化

私は食べるものの種類はそう多くない。栄養とコスパを重視し、買うものはほぼ決まっている。その中から毎日選んで食べているだけだ。つまり買うものは決まっている。これが仕組み化だ。

いつ買っても同じ金額だし、同じ栄養を取ることができる。そしてなにより、迷う時間もかからない。ちょうど、スティーブ・ジョブズが同じ服装をするのに似ている。

スティーブ・ジョブズがいつも同じ服を着る理由は、彼の日常生活における意思決定の簡略化と、ストレスの軽減にありました。私たちは日常的に数多くの決断を下さなければなりません。例えば、朝の服装選びや食事の選択などがそれに当たります。これらの小さな決定は、日々のストレスや認知的負荷を増加させることがあります。

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つまり、毎月ほぼ同じ金額で固定される。思わず使ってしまったということがない。もちろん飽きたりすることもあるだろう。そういうときは、改めていつも買うものリストを検討し直せばいいだけだ。その日の気分とか特売だからとかそういうので決めたりはしない。

逆算するもの有効だ。食費を毎月3万円と決めたのなら、30日分どういうものを買えばいいか予め組み立てて置くだけだ。これで食費は固定される。

1000円でも残るように仕組み化する

食費や交際費や趣味などを仕組み化すると、毎月の支出が把握できる。収入から引いた金が投資資金だ。赤字の人はそもそも支出をコントロールできていない。投資の前に支出を安定させることが必要だ。

黒字の人でもつみたて投資するには少なすぎるという人もいるだろう。そういう人は、仕組み化を見直して、スリム化する必要がある。それは何かをガマンするとか、他のものに変えるとかだ。たとえば、スマホを格安SIMに変えるとかだ。

こうしてどんどんスリム化していって、1000円でも3000円でもまずは確保することが必要だ。あとは仕組み化したものに則り日々生活していくだけの簡単な仕事だ。きっと退屈なものになるだろう。だが、積立投資は着実に成果に現れる。

節約とは別のアプローチ

よくFPのアドバイスで家計を見直すというのがある、無駄な保険を解約したり食費見直すとかだ。間違いではないが、再現性がないと言うか人それぞれでどうもしっくりこない。仕組み化すれば、一定額は残るように思う。もし残らないのであれば、使ってしまった支出が我慢出来ないということになり、そこは置いておいてほかを削るなりすればいい。

あっちが多いならこっちを減らすとパズルのようなものだ。収入は同じなのだから、支出を科目によって固定し組み替えるだけだ。

それをやってもなおできないというのであれば、資産形成というより、継続力の問題になる。

継続するにはどうすればいいかという別のアプローチから戦略を立てる必要がある。

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