見出し画像

つくつく法師の声を聞きながら考えたこと

自宅の近くで昨日からつくつく法師が鳴き始めました。

この声を聞くと、ああ、夏が終わる、夏休みが終わる・・・と、今でもなんだか切ない気持ちになるのです。

お盆休みも終わり、今日からまた、慌ただしい日々が始まります。二学期が始まる学校もあるそうですね。

毎年、私は家族とお盆は地方の親族の家で過ごすのですが、今年はコロナウィルス感染拡大の影響で、帰省をあきらめました。

家族の帰りを心待ちにしていた親族はとても残念だったと思います。

帰省したときは夜に花火をしたり、ペルセウス座流星群の観察をしたり、普段なかなか出来ないことを楽しんで過ごしています。

今年は自宅近くの広場で流星群の観察をしてみましたが、周りが明るすぎて星がよく見えず、30分程で断念しました。

いつもは滞在中に親族の集まりがあります。お正月とお盆に集まって食事をしながら、お互いの近況を報告をしています。

ですが、今年はお互いの健康のために電話での挨拶だけになってしまいました。

高齢の親族が多いので、一回でも多く会いに行きたいのですが、今はそれがかないません。

私達を含め多くの方が、やるせない思いを抱えてこの夏を過ごしているのでしょう。

溢れる情報に惑わされない様に、毎日淡々と過ごしてストレスをためないようにしていますが、会いたい人に容易に会うことができない不満が、少しずつ、少しずつ心に溜まってきてしまいました。

日本国内に暮らす友人にも思うように会えない状況で、いつになったら海外の友人に会いに行くことができるのだろうか?

いろいろ考えると、ため息が出てしまいます。

ICT技術の進歩で、どこに居ても相手の姿を見ながら会話が出来るようになりました。素晴らしいことだと思います。

声だけはなく、相手の姿を見ることができると安心感が違います。

ですが、私は画面を通して話しをしているだけでは、相手から伝わる何かを感じる取ることが出来ません。ほんの少しの表情の違いや動作、気配、香りなどから感じられる相手の思いや心の変化、考えを汲み取ることが出来ないのです。

コミュニケーションは言葉だけではありませんよね。言葉にならない何かを感じ取りながら人は相手への理解を深めるものだと思っています。

だから、やっぱり、直接会って話しがしたいな。

なので私は、1日も早いコロナウィルスの収束を願いつつ、気分も新たに今日からまた、頑張ります!



いいなと思ったら応援しよう!

レモンバーム
いただきましたサポートはセラピストとしての知識、及び技術の向上に使わせていただきます!ありがとうございます。