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心療内科受診の記録 2024/8/2

エアコンの冷気を保存する為に、締め切ったベランダ側の窓越しに、ぼんやりと夏の風物詩、蝉の鳴き声が聞こえる。

去年の夏は、この音が、どれだけ鬱陶しく聞こえただろうか。

今年は、そうでもない。純恋歌の様なものだと思うと、「愛らしく」もあり、同時に「気持ち悪い」という感情が噴き出す。

冷気を逃す時に、その純恋歌が明瞭に聴こえる瞬間、それは巡恋歌へと変化し、感情が更に大きくなるとともに、刹那くもある。

シャワーを浴びて、朝食をとり、少しゲームに興じ、家を出たのが10時過ぎ。病院についたのが11時前だっただろうか。

主治医には、
「生活のリズムがより整ってきたこと」
「何よりも物事に集中する時間が伸びたこと」
「日中の体の痛み、怠さ、眠気も軽したこと」
「それらが酷くなった時も、床に伏せることは避けて、椅子などにもたれて休憩することで事足りる様になったこと」
を伝える。

復職に向けて、会社の保険スタッフから「リワークプログラム」への参加を薦められていることについても相談し、参加する方向で進めるようにとの助言をもらう。

お盆前の為、いつもより多めに薬をもらい、会計を済ませて病院を出たのは12時頃。

夏の日差しは厳しかったけど、
「人生の夏休みがまだまだ長いし、宿題も多いけど、楽しく有意義にやったらばどうよ」
と云っているように、勝手に解釈したくなったが本当のところだ…

まだ先は長い



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