堀江貴文が語る、ロシアが北海道を侵略できない2つの理由
堀江:今のウクライナ侵攻の流れで、ロシアが北海道を獲りにくるんじゃないかと噂されているけど、その可能性は限りなく低いよ。理由はふたつ。
1.日本の兵力がすごいから
2.地理的に難しいから
まず兵力だけど、日本は海洋国家ということもあり、すくなくとも自国を防衛するための海上自衛隊の戦力は、世界トップクラスのものを持っている。
北海道の千歳にも自衛隊の基地があって、そこからいつでも戦闘機が発進できるような体制なんだ。青森県の三沢市にも基地があるし。
そういったところから航空機を飛ばして、海上からやってくるロシアの揚陸艦を攻撃できるんだよね。
その上、世界屈指の潜水艦隊がある。
もちろん駆逐艦、空母などの戦力もあるので、ロシアは3〜4倍の兵力を投入しないと、日本に上陸することは難しいだろう。
近・中距離のミサイルが飛んでくる可能性はあるが、ある程度は撃墜できるはず。たまに着弾したとしても、それに当たる可能性は限りなく低い。
そして今のウクライナ戦で、ロシアの地上軍はかなり疲弊している。おまけにミサイル巡洋艦の「モスクワ」がウ軍のミサイルによって撃墜されてることから見ても、そんなに海戦も強くない。
もし海から攻めてくるとしても、必ず宗谷海峡や津軽海峡、対馬海峡を通らないと外洋に出られないので、そこをちゃんと防衛すれば、袋小路の状態に追い込める。
黒海から来るならボスポラス海峡を通らないといけないが、こちらも封鎖されている。ロシアの海軍力は限定的でしょう。
しかも空母を、実はソ連時代に2隻作っていたんだけど、1隻は製造途中だからって、ウクライナにタダであげちゃった。
ちなみにこれ、その後中国が買って、中国初のスキージャンプ型の飛行甲板を備える空母にリニューアルされた。それのコピー艦もあるんだよ。
だからロシアには1隻しか空母がなく、航空戦力も非常に心もとない状況。日本の海上自衛隊及び航空自衛隊の戦力を圧倒することは難しいだろうね。ウクライナにさえ苦戦してるくらいだし。
そんな分の悪いロシアが日本に勝つのは難しいから、攻撃してくる可能性は限りなく低いよ。
安心して、北海道旅行に行ってください(笑)。僕も行きます!
※このnoteは、こちらの動画をテキスト化したものです。