#37&38 neo acoustic pavilion podcast/ネオアコパビリオン ポッドキャスト 2023.5.25&6.1 🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト b-flower八野 英史(はちの ひでし)さん 音楽活動編🔔八野さん心の名盤10選🔔八野さんのオレアコ🔔今週のブルレコメンド Daisy Clover/Mystery
第37&38回 neo acoustic pavilion/ネオアコパビリオン ポッドキャストをお聴きいただいた皆様ありがとうございます。これからお聴きいただける皆さま、宜しくお願い致します<(_ _)>
第37&38回放送内容
🔔思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト b-flower八野 英史(はちの ひでし)さん 音楽活動編
🔔八野さん心の名盤10選
🔔八野さんのオレアコ
🔔今週のブルレコメンド Daisy Clover/Mystery
世の中には2種類の音楽が存在します。
ネオアコとネオアコでないもの。
そんな日常に寄り添うネオアコの世界を一緒に触れてみませんか。
思い出のサニートーク ネオアコの輪 ゲスト b-flower八野 英史(はちの ひでし)さん 音楽活動編
(中村)本日はディスクブルーベリー中村が音楽活動について質問させていただきます。よろしくお願いいたします。活動歴を時系列で教えていただけますか。
(八野さん)b-flowerの活動歴ですかね。85年くらいに今の湯田くんと一緒に始めたのがb-flowerで、その後、89年くらいにレコーディングした”日曜日のみつばち”をCDをシングルみたいに作ったんですけど、その後それがやたらうけが良くて、それでポルスプエスト・レコーズという小さな東芝EMI参加のインディーレーベルみたいなのからアルバムを作ることになって、アルバムを出して、その後メジャーに移って93年から98年くらいまでかな、5枚くらいアルバムを出して、その後別ユニットとか何とかしつつ2003年くらいにライブを最後に完全に休眠状態に入ったんですね。その後2008年くらいからまた別のユニットを始めつつ、ネット上を見ていると結構b-flowerが好きですよと言ってくれる人が、それまでいるなんて思わなかったんですけど、
一般の人がいろいろつぶやいてくれたりとか、その後ランドリーズの方々がb-flowerが好きですよと言ってくたりとか、あれ、これはもしかして活動してもいいかなと思い出して、それから活動しつつ、今に至ると、2020年が最新アルバムという状況ですね。
(中村)別のユニットはいろいろありますけど、この辺はどういうのですかね。
(八野さん)最初Five Beans Chupっていうのを99年くらいにやったんですね。それはメジャーが98年で契約が切れて、一旦ちょっとその後b-flowerどうしていいかわからなかったので、Five Beans Chupっていうのをちょっとやってみようかなと、メンバーは一緒だったんですけど、ちょうどその頃、Belle&Sebastianとかが出てきて、ちょっと後ぐらいなんですよね、その辺の音楽を聴いて、これはなんかもう今まで僕らが、僕が小さい時から、若い時から聴いてきた音楽が消化されて、こうなってんねやなみたいなのが感じたんで、こんなのちょっとやってみたいなと思って、軽い気持ちで、でまあすみ分けとしたら、それはもう少年少女の歌みたいな、子供時代のことを振り返る曲ばっかりですね。
(中村)ノスタルジーな感じですね。
(八野さん)そうですね。主人公がね完全に子供ですね。で、Livingstone Daisyはb-flowerが復活していく過程に、その前に細見魚さん、ずっと一緒にやっとったんやけど、細見魚兄さんと昔ね、メジャーの時、アルバム一緒に作ってもらったりしとったんやけど、プロデュースしたりね。それがある日、なんかメールが来とって、迷惑メールに入っとったんやけど、たまたま見たんですけど、八野君また一緒になんかしようよみたいなの書いてくれて、僕こんな曲作ってるんだみたいなの送ってきてくれたのが、Livingstone Daisy っていうバンドの曲で、で八野君歌詞書いて歌ってよ、みたいなんでじゃあやってみようかなみたいな。そこまでもう5年も6年もギターなんか触ってなかったんだよね。できるかなとか思ったんやけど、つくってみたら、すごいいいよ八野君、すごいすごいって言ってくれて、図にのって、じゃあやりましょうって言って、で歌詞書いて。だからLivingstone Daisyは演奏は僕一切してなくて、歌と歌詞だけなんやけど、で、まあアレンジとか、もちろん色々二人で相談したりするんやけど、それがLivingstone Daisyっていう、まあそれは独特の、僕まあ作詞家になりたかったから、歌詞だけ書くというのはすごくそれはまた別の楽しみがあって、あのアルバムは僕b-flowerのアルバムよりいいんちゃうかなというぐらい好きでして、であとちょっと前にやりだした。The Beefieldsというやつは僕の完全な個人のユニットで、これはなんかいわゆるネオアコみたいなのを、それこそ様式美で、こんな曲やったらなんぼでもできるなと思ったんで作ったれと思ってやったら、結構面白いのができたんで、これは面白いやと思って、でもう歌詞も自由に書けるし、なんやったらもう歌詞なんかなくって、もう英語でもなくてでたらめ英語でいつも作るんですけど、でたらめ英語でさえない八野語で、あの出そうかなとか思ってる曲もあったりするから、まあ自由になんかラフな感じで、ああいう、なんかしょうもないレベルのやつだったら結構できるんで、
ちゃんとした曲はもうひとつできないんやけど、まあそういうのでやってます。
(中村)その辺がすみ分け的な部分ですね。ありがとうございます。
(中村)八野さんはシンガーソングライターというか、ボーカルとギターっていうイメージが強いんですけど、他に楽器とかはやられるんですか?
(八野さん)楽器はねギターぐらいしか、まあギターも弾けるって言うほど弾けないんですけど、ほんまにギターコードおさえるぐらいでソロもほとんど弾けないし、で、ただまあちょっとまあ2000年頃からそういうパソコンで音楽作れたりするようになってきて、でまあ鍵盤とかも一応、あのちゃんとはもちろん弾けないんやけど、まあいろいろねパソコンでやったら、弾きながら修正しながらでも録音できるんで、そんなのもうやりはじめてるぐらいかな。
(中村)あと逆に、他のアーティストに参加したっていうのはあるんですか今まで?
(八野さん)ああ、他のアーティストに参加したことないな、全然誰も呼んでくれないもんだって、呼んでくれたら行くよって感じかな。
(木村)作詞提供とか、そういう曲提供とか?
(八野さん)作詞はね。なんかそれこそ事務所がちゃんと昔取ってきてくれたね。そのアニメのね國府田 マリ子さんとかに作詞作曲で曲提供したりとかありましたけどね。だから作詞家になりたかったからもっと本当はね、いろんなそういうことをしたかったんですけどね。なかなかもうちょっと僕らが売れてたら、きっとそういう話も来たんやろうけど、なかなか来なかったですね。
(木村)ちょっと話ずれちゃうんですけども、ちょっと興味本位で聞きたいんですけども、メジャー時代って作る過程の中で、自由にやらさせてもらったりとか、いろいろこうやれああやれっていうのはあったんですか?
(八野さん)メジャーの最初のアルバムとかは外間さんとか、冨田恵一さんとかね、そうそうたる人がプロデュースでついてくれたんやけれども
スイートスプエストっていう東芝のレーベルなんやけれども、予想以上に口出しをしない。逆にもっと口出しして売れるように作れよっていうくらい口出しをしない。だから例えば外間さんが、富田さんはもうほんま職人っていう感じで、今はときめくね、富田ラボの人だからすごいかったんやけど、
外間さんは割と向き合っていろいろ喋ってくれるんやけど、ほんまやったらきっと外間さんは外間さんでこうもっていきたいっていうのを、もっと強い人なんやけど、結構僕がわがまま言っても、そんなしたくないとか、あれしたいへんとか結構むちゃくちゃやったから、そこまで僕らはがんじがらめで動かれへんかったことは絶対ないね。だから全然ないかな。ただある程度はあるよねやっぱりね。プロデュース任してるわけやからね。じゃあ、ここはこうしてもらおうかなとか、こういうんやったらこうしようかなとかいうとこはあったけど、完全になんていうの身動きが取れんほど、なんやかんや言われたことはないですね僕らは。
(木村)それはプロデュースじゃなくて、例えばレーベルとか事務所の方からっていうのはあったりしたんですか?
(八野)
レーベルの方からも一切、レーベルの方からもっと何かあっても良さそうなくらいやけど、なんかやっぱり一応なんていうの、前のレーベルのディレクターが鶴田さんって人でBOØWYとかをやってた人なんよね。行くとこまで行ってはるから、僕らをやる時にはもっとアーティストのインディーっぽい感じが好きやったみたいで、だから一切好きにやっていいよみたいな感じ、どうやったらこうやったら、というアドバイスもほとんどいなかったし、
その人はまたその後、宇多田ヒカルを見つけてきてすご腕のディレクターなんやけれども、b-flowerだけ、ちょっと失敗しちゃったかなって。
(木村)じゃあ、基本的にすごく自由になってた。
(八野さん)そうそうただ、自分らがまだ未熟やから、実際どういう音までどう消化したいかっていうのが分からへんから、プロデューサー頼みになったり、エンジニア頼みになると、やっぱりそこを任せちゃうことになるから。完全に隅々まで行き届いたものになってるかっていうと、どうかは分からへんけど、そこを提示してくれるもんがやっぱり共同作業になってくるから、提示してくれるもんがOKかNGかっていう判断をするっていう感じにはなるけれども。ただ最後のアルバム、メジャー最後のb-flowerってアルバムは、魚さんと一緒に作ったから、あの人はもうプロデューサーもできるし、もちろん一流のプレイヤーなんで、だからすごく一緒にやって楽しかったね。だから、あれは思い通りできたかな、100%に近くね。
(木村)そうなんですね。結構作品によって、当然核の部分は変わんないんですけれども、サウンドの部分とかは比較的変わっていったかなと思うんですね。いわゆるファーストはインディーから流れてっていうことを思うんですけども、そこから例えばちょっと歪みのギターが入ってきたりとか、そこらへんはやっぱりそこの時代に好きなものをそのまま表現したっていうイメージなんですかね。
(八野さん)そうですし、出だしの頃はすでにメジャーのファーストとかは
やっぱりフリッパーズギター、言ったら僕らフリッパーズギターのおかげでデビューできたみたいな感じなんよ。だから、いわゆるレーベルとかがそういうフリッパーズギターみたいなバンドを探してたみたいなんよね。僕も鶴田さんと一緒に最初におった時、僕らはフリッパーズギターとかコレクターズみたいなバンドを探してるんだって言ってた。僕はもうすごくフリッパーズには尊敬しかなくて、すごい奴らやなと思ってたけど、僕らフリッパーズにはなれへんなと思ってたんやけど。まあでもそのおかげで普通はメジャーには行かへんようなバンドがメジャーに行ったんやと思うね、僕らの場合はね。その後もファーストのメジャーのWorld's End Laundryっていうのが出る頃にはもうそれが終わってたのね、解散もしてね。だからそのネオアコみたいな流れがもう終わってる時に出てきた感じで、だいぶ遅い感じなんやけど、僕らは昔からやってるから、フリッパーズのフォロワーって言われるのが何のことやと思ったけど、そういう風に業界では言われがちやったんやけども。ただそうなってくると、そういうもの、今やっぱり時代、ポップミュージックが好きなわけでね。例えばやっぱり60年代にしてもサイケデリックが流行ったのはやっぱり67年やんから、その時期に一番パワーをもらえる音楽やったわけで、僕らはそこで例えばサラみたいな音楽を94年5年にやっても、何の意味もないというか、響かへん、空気を震わすことのできる音楽じゃないと思ったよね。だから、自分らの資質である音楽を打ち出していこうってなると、だんだんとそれは変質していくのね。もともと持っている音楽とその時に聴いている音楽が入って、そこから出されていくわけやし、そうなると、95年には『Clockwise』っていう割とハードめな、まあ言ったら60年代、僕らはシックスティーズのロックが好きやってやってきて、自分の声では合わへんと思った音楽なんやけれども、ちょっとやってみているうちに、ライブとか重ねるうちに、自分の声でもそれなりに違う形で伝えられるかなとか思い出して、とにかくバンドが好きやからバンドでやりたいっていう感じで進んでいった感じかな。
(木村)本当に表現方法というか、やっぱり伝えたいところが、そこの表現方法だったってことですよね。
(八野さん)だから、結局このところ、何をやっても僕らはネオアコって言われるのよ。例えば、そういうハードな、ちょっとツェッペリンみたいなドラムが入っているのに京都のネオアコバンドb-floweです!、みたいな。だからきっとネオアコっていうのは、広いすごい広さがある部分と、あと、もっと様式美的にはカチッと細かい、狭い世界というのも、両方あんねんなっていうのは思いましたね
(木村)もう一つ、ちょっと聞きたいことがあるんです。作詞家になりたかったっていう部分で、八野さんは作詞すごく素晴らしいと思うんですけども
作詞方法というか、表現方法も含めて、どのように作られているのかなと思って。
(八野さん)歌詞はね、とにかく大変です。木村君もそうやと思うけど、
歌詞はね大変なんですよ。言ったら歌詞なんてどうでもいいんや、って言う人も多いんやけど、どうでもいいからね大変なんですよ。だからどうでもいいわって適当な歌詞をのせると技術が足りひんだけで、なんかリズムにのってへんとか、なんかこんなくさい内容の歌詞歌いやがってとか言われるわけですよ。ギターね、みんなミュージシャンみんな、例えばギターの細かい音色とかフレーズの細かいとこまでチェックしてレコーディングすると思うんやけど、それと一緒で歌詞もどうでもいいからこそ、なんかでたらめ英語で気持ちいいっていうのを差し替えて、なんかをのせなあかんっていう段階になったら、中途半端なのをのせるとマイナスにしかならないんで、どっちかというと僕はそういう感じがしてますね歌詞はね。何かをこれとこれを表現したいって歌詞を作ることはないですね。曲に合わせて書いてるうちに、ただ流れがつながって、こういう歌詞になるとか、そういうパターンが多いですね。テーマを決めて書くことはまずないですね。書いてるうちになんかツルツルツルとこう思いのあれが乗ってきてしまって、歌詞に意味が出てきたりはすることが多い。
(木村)テーマを決めて作られてるのかとずっと思ってましたけども。
(八野さん)なんかそういう作り方をする時もありますけど、ただどっちかというと歌詞をのせてみた段階で、こういう風に作ろうとか、ソロのThe Beefieldsとかやったらのせてみて、この言葉がはまった瞬間にこの曲はこういう曲にしようっていう風に、意図を持っていくことはあるけれども、b-flowerの場合はどっちかというと、歌詞を作って途中からこう寄せていくことがなくて、とにかくのせていくうちに形になるパターンが多いかな。だからもうすごいしんどい、すごいめんどくさい。
(木村)大変ですよね。歌詞って。でも、比較的やっぱ言葉が八野さんの歌詞って強いと思うんですよねワードが、あれって結構勇気がいることだと思うんですよね。結構やっぱり歌うし、歌詞のせるって残るから、結構大変なことですよね。責任を負うじゃないけど、その言葉に適当は言え。
(八野さん)結局なんか僕も洋楽が好きでずっと聞いてきたけど、僕はそんな英語得意じゃないんで、いわゆる対訳とかを読んでいくと、結構なこと歌われてる。日本語でちょっとやばいなっていうようなことが結構歌われてたり、それこそ例えばスタイルカウンシルとかも、僕服屋いた時にやっぱり店でかかりまくってた、いろんな店でね、おしゃれやって言うてね。でも対訳見てみたら全然そんなブティックで流すような内容の曲じゃないんだけども
でもそれは普通に歌ってるわけやから、別に日本でも国民性の違いとかもあるやろうけども、ある程度の最終的に、頭からこういう意図の政治的な曲を作ろうとは思わへんやけども、やってるうちに思ってることが出てきちゃうんで、それは素直に出した方がいいかなと思って出してますね。
(木村)なかなか僕は自信がないから、ちょっと言葉を避けて通ることも多いのですが。
(八野さん)邪魔になるんでね、最終的にそういう言葉が表に出ちゃいすぎるとね。音楽を聴く上で、それこそ洋楽を聴いてる時の気持ちでは聴けなくなっちゃうから、そこは確かに邪魔な感じはわかりますね。
(木村)となると、例えばその歌を歌う時っていうのは、歌詞のことを思って歌ってます?それともそれ関係なく、気持ちよく歌ってますか?
(八野さん)最終的に曲にはよるんやけれども、例えば韻であるとか、言葉のリズムが好きでとか、そういう曲はただ気持ちよく歌えばいいし、最終的に意味が出た分に関して、意味が大切やなと思った意味を考えて歌うようにはしますね。
(中村)八野さんにとって心の名盤10選。
(八野さん)それがまた難しいですよね。60歳にもなると10枚でなかなか収まりづらいじゃないですか。20代とかやったら10枚くらいですよね。これもね。これツラツラと言えばいいんやろな。一応今日朝から日時で考えたんですよ。前もこういうの聞かれてるんでね。いくつかね。だからまあ、今の時点でぐらいの感じで言うと、先ほど言ったように作詞家になりたかったんでまずね。
八野さん心の名盤10選
①沢田研二 勝手にしやがれ
一番最初はね、ジョリーですよ、沢田研二の勝手にしやがれ。これは阿久 悠さんの絵浮かぶような歌詞。
②大滝詠一 A LONG VACATION
それと松本隆さんのロングバケーションね。これはもうちょっと外しようがないぐらいすごいポップスで、ポップスってこんなもんやなっていうのを教えてもらったし、松本隆さんの、ハッピーエンドしてた人やから、音楽もわかった上での歌詞っていうのがやっぱりちょっとね次元が違うというか、それを100万枚も売っちゃうというすごいポップスの王道っていうね。
③John Lennon Imagine
あとずっと心にあるのはジョン・レノン、イマジン。これはもうなんか、やっぱり宗教とか何もないんですけど、全く無宗教ないけど、まあこの先のあれやけど心のよりどころというか、完全にジョン・レノンの存在っていうのはなんか常にありますね。
④The Velvet Underground and Nico
あとベルベットアンダーグラウンド、これはもうみんな大好き。ベルベットアンダーグラウンド&ニコ。これはもうガチガチの定番ですけど、これはもうあまりにもベーシックすぎても、やっぱりこれが普通にベースやなっていう音楽やっていく上でっていう気はしてますね。
⑤PILLOWS & PRAYERS
で、あとさっきも出てきたチェリーレッドのピィローズ&プレイヤーズ。これにはもういろんなもんが入ってたんで、いろんな。それこそね、ネオアコ―スティック、ポストパンクが入って、これがやっぱりb-flowerの出発点のような感じですかね。
⑥Sarah Records
あと、サラのコンピレーション。これはまあ、僕自分でシーズレコーズっていうのをやってるんですけど、これはもうサラレコーズがあえてDIYの先進でインディーズ、インディーポップの精神でやったんで、自分でやったらいいんやっていうのを思って、シーズっていうのは最初やりましたね。
⑦The Style Council Cafe Bleu
スタイルカウンシルさっきも出てきたけど、あとエブリシングバットザガールのエデンとかとも繋がるようなあの辺のなんか、いわゆるロックじゃないかっこよさみたいな。いわゆるそれまでのロックじゃないかっこよさみたいなね。
ポールウェラーもスタイルカウンシルになった方が全英トップ10、1位になれへんかったり、ジャムの時の方が人気あったりとかしたんやけど、スタイルカウンシルでやっても、パンク精神っていうのはガーってかき鳴らすパンクの音じゃないんやってことを主張してたような。そこが僕はすごく感銘を受けて、じゃあ僕らもそのネオアコ―スティックでもロックな魂が出やせるんちゃうか、そういう風に思ったというか。
⑧The Smiths The Queen Is Dead
あとはスミスですよね。スミスはもう歌い方もずっと昔からマネしたり影響したりしてきたんで。モリッシーはもう、なんていうかギターも持たないですし、ミック・ジャガースタイル、デビット・ボーイ、モリッシーと僕の一番、ギター弾くのもめんどくさいんです。だからもうハンドマイクの方がいいと。
⑨The Pale Fountains Pacific Street
これはb-flowerの最初のバンド、一番最初のバンド練習で、You'll Start A WarとかJean's Not Happeningとかをスタジオで練習したってことは、b-flowerはこういう曲をやりたいんやってんでスタートしてるから、やっぱりこのバンドはきっと外せへんかったやろうなと今になっても思いますね。
⑩The Trash Can Sinatras Cake
で、あと木村くんも大好き、トラッシュキャンシナトラズ、これのcake。これはもう90年代、それこそさっき言ったように、ネオアコ―スティックなんかもかけらもない時代に、完全に背負ってやってた、もう完全にロックとは違う流れの中で、全部素晴らしい曲やし、素晴らしいアレンジやし、これはちょっと勇気づけられてましたね僕は90年代ずっとね。こういうバンドがあってもいいんやってことはね。みんなそんな流されずにもいいんやなっていうのは思いましたね。
b-flower八野 英史さんのオレアコはThe Pale Fountains - Jean's Not Happening
On Air曲
It’s Only Guita(R) Pop(なんてったってギターポップ)/ the beefields
八野 英史さんソロプロジェクトの2023年リリース予定のミニアルバムから最新曲。ネオパビにて初公開!
b-flower八野 英史さんinfo
『 b-flower ワンマンライブ決定! 2023/10/15(日) @京都 CLUB METLO』
The Beefields夏頃ミニアルバムリリース予定!
今週のブルレコメンド Daisy Clover/Mystery
※番組内収録後、曲名がsmileより変更しております。
va - unknown pleasure 23[*blue-very label*]11trks.cassette
Track List
Side-A
1,THE HOLDENS - ぼやけ (日本)
2,fairy floss - teardrop shaped(アメリカ)
3,Daisy Clover - Mystery(アメリカ)
4,the lousy pop group - despair(インドネシア)
5,Sylvanias - Call Me (日本)
6,Humsikk - the skies are grey without you(インドネシア)
Side-B
1,Blush - Demo 2(シンガポール)
2,熊谷慶智 (Keichi & The Coconut Groove) - the circle (日本)
3,Cycling In Marmalade - アフターカット (日本)
4,archaic smile - I don't know what you meant to say (日本)
5,ハールン - ノーフトン! ノーライフ! (日本)
ブルーベリーレーベルで今までリリースした事のない未紹介の優良音源を集めた新規企画コンピレーション・アルバム "Unknown Pleasure 23"をリリース♪
Blushはシンガポールのドリーム・ポップ・バンド、先日Sobsの来日に同行ライブを行い話題にもなりました。正規リリース前の「Demo 2」を収録。
THE HOLDENSは頭角をメキメキと現している大分出身のブリット系のインディー・ロック・バンド。「ぼやけ」はマージー系インディー・ポップな趣でThe La'sぽいリフを持ち一度聴いたら耳に焼きつくこと請け合い。ギター・ポップ・ファンも要チェック・ソング。
fairy flossはアラスカ出身の女性一人ユニット、bedroom~dreamy~free~ambientをキーワードに独自の世界観とフェアリーな歌声が魅力。彼女曰くフェイバリットはStreleolab,Free Jazzや何と日本のBoys Ageという。
the lousy pop groupはインドネシアの名レーベルshiny happyのオーナー自ら活動しているバンド。日本人好みな直球ストレート・ネオアコ風ギター・ポップ。
熊谷慶智はネオ渋谷系という感じ、本人と取巻きのバンド・メンバーは皆20代半ば、そして中核にあるのはsunshinepopで、真っ先に思い浮かぶのはBobby's Rockin' Chair♪インディーならでは質感で作り過ぎず丁度いい塩梅という感じ。弊レーベルからsplit ep seriesのリリース予定。
ハールンは前述の熊谷のバンド編成時のサポートしているメンバーの紅一点24歳、東京を拠点に活動するキーボーディスト/トラックメイカー。
20歳からキーボーディストとしてバンドやバンドサポート等の活動を始め、2021年頃からはDAWソフトでの音源制作にも興味を持ち始める。2023年に自主制作曲『ノーフトン!ノーライフ!』等をYouTube、SoundCloudにアップし、ソロ活動を本格始動させる。クラシック、ジャズ、ファンク、ソウル、中南米音楽など幅広いジャンルから影響を受けつつ、独自の世界をポップに構築するスタイルで楽曲制作を行う。
本作は、楽曲提供、ビートメイクエンジニアリング等の活動を行うHiroki Nakashio氏から声が掛かり、Remixを担当してもらった。既にYouTube等にアップされた音源から、さらに磨きがかかったサウンドに仕上がっている。
Sylvaniasは惜しくも活動停止となってしまったThe Harriets (アリエッツ)のメンバーNanaによる宅録一人ユニット。乙女感と素朴で飾らない洗いざらしのシャツの様なキュート・インディー・ポップ。今後の活動も要注目♪
Cycling In Marmaladeはワタシ率いる直球80'sネオアコ風のバンド。バンドと云っても中核は彼一人。但しライブ時にバンド形態になる。既に1st.アルバムが自主制作でリリースしているが、今回コンピ用に新曲で収録。圧倒的な歌唱力と瑞々しい純正ネオアコ的サウンドが魅力。
Humsikkはインドネシアのシューゲイズ・バンドThe Wellingtonのメンバー、Riftyza Gestandiのソロ・ユニット。本コンピレーションのためにわざわざ新曲を提供してくれた。昨今のアジア圏に於けるドリーム・ポップ~インディーポップ~シューゲイズ周辺の豪腕バンドに一歩も譲らないクオリティ。本収録曲はモロMBVの初期Lazy時代を彷彿とさせる轟音ノイズの中にも甘いメロディと男女ボーカルが素晴らしい。
archaic smileシンガソングライター アベベ氏による一人ユニット。今回、唯一活動歴は長く初期作品はUSのレーベルBlackbeanからリリースもある。今回はその作品に未収録曲を提供してもらった。皆が大好きな音でニンマリする事請け合い。因みに一寸男女ツインボーカルに聴こえるが、どちらもアベベ氏によるもの!!
アートワークはAsuka Iwabuchiで、表の絵はhachimitupaiの「海の街」を使用。またマスタリングはSmall Garden 小園兼一郎が担当した。
今回ブルーベリーレーベル初、Zamyrと2作を5/27(予定)同時リリースする!!
次回のDJイベントinfo 2023.6.17
neo acoustic pavilion vol.29
2023.6.17 sat 高円寺ディスクブルーベリー
17:00〜
charge free
Guest DJ's
ツチノコ(元B_eady)
twinkle
yk
DJ's...
tequila kubota
kimura tin tin duffy(the laundries / diogenes club)
なっかむ(*blue-very label*/disques blue-very)
17:00~17:20 tequila kubota
17:20〜17:40 nakamu-lab
17:40〜18:00 kimura tin tin duffy
18:00〜18:30 yk
18:30〜19:00 twinkle
19:00〜19:30 ツチノコ(元B_eady)
19:30〜20:00 yk
20:00〜20:30 twinkle
20:30~21:00 ツチノコ(元B_eady)
ライブイベントのお知らせ
neo acoustic pavilion vol.31
2023.7.23 sun @高円寺JIROKICHI
door 2500yen+1drink
13:00 Open
Act
Snow Sheep
Cycling In Marmalade
The Laundries
DJ tarai(play only cassette)
チケット予約はDMにて承っています!
neo acoustic pavilion podcast(ネオアコパビリオン ポッドキャスト)
2022年9月15日 配信スタート!!
パーソナリティーはtequila kubota(テキーラ久保田)、kimura tin tin duffyこと木村 (the laundries / diogenes club) 、nakamu-lab こと中村(*blue-very label*/disques blue-very)が努めさせていただきます。
ネオアコにまつわる音楽、映画、雑誌、イベントなど、時にゲストを交えながらお話しします。
毎週木曜日 20時30分~ 是非お聴きください(^^♪
Twitterメッセージはこちら↓
@neoacopavilion
協賛は、DISQUES BLUE-VERY