No.1 ブランク9年のDTPデザイナーが「勝てるデザイン」のワークをやってみた。#01 色彩センスを身につけろ!
はじめまして! 九州でDTPとWEBのデザイナーをしているNenpa_と申します! ブランク9年の私が、デザインとは何たるかのテコ入れに前田高志さん著「勝てるデザイン」の巻末ワーク(ハンパなく身になる…)を全てやってみるという第一回目です。
#02色彩センスを身につけろ !
B3ケント紙と不透明水彩絵の具セットを用意
B3ケント紙に鉛筆と定規を使って図を描く
色彩のテーマを決める
他で使った色は使わず、色を塗っていく
全体のバランスを見ながら塗る
隣合う色の組み合わせと全体が調和するように全て塗る
必要な道具
・B3ケント紙と不透明水彩絵の具セット
・鉛筆
・長めの定規45cmとかいいかも
・大きめのカッティングボード(切る人は)
・コンパス(あまりチャチなものだと鉛筆がスポスポ抜けてよくなかった)
・面相筆(極細の筆。100均は)
・欲を言えば烏口(からすぐち)
※これがないと美しくは仕上がらず必須ですが
「あえて手でガクガク塗るのを楽しむ」というのもあり
それでは始めます。
B3の紙を用意します。
邪道かもしれませんがデスクが狭く、何回か取り組みたかったので
まずB3を半分に切り先に図形を描いたものを複数枚先に準備しました。
紙のサイズを測り、割って点を打ち、マス目を描いていく。
そこに円をコンパスで描く。(中心を打っておくとよいかも)
これを複数枚作りました。
絵の具を準備。ちょっとしたコツ
水が混ざるたびに汚れますよね。それが気になるので、
卵のケースを上下に分け、そこに水を入れて筆洗いにしました。
こうするといろんな色を混色していっても、筆洗いが小分けになっているので濁りの少ない水で洗うことができ、次の色の変色を防げます。
パレットに1枚サランラップをひいておく(洗う時便利)
定規裏に1円玉を貼っておく(烏口で塗る時にインクが定規下に入りこみビチョビチョになりません)
タオルペーパーを複数枚用意(色や水気を細かく拭き取り、筆洗いへ)
塗ってみた感想
思っているよりも…ムズイ!! 手書きで形を取ることができずガッタガタです。ブルブルして正円にならないし、乾くまで時間がかかる。
なにせ乾いてから色が変わるって、ズルくないですか?コレ!
けれど、その「紙によって水分や材質によって色が変わってしまう可能性」
ここも体感できて、よかったと思います。
↓ その時のTwitterでのボヤキ。ただいま、難儀していますーーー!!!
やってみるといろんなことに気づく
これがですね、かなり学びが深くて。
すでにDTPでグラフィックデザインをしている人もぜひ、おすすめします。
色の合わせ方ってコンプレックスになるんですよね…。
この課題って時間がかかるんです。8時間、悪けりゃ2日ー3日。
PCの中で作業していると、紙が色を吸い込む時の乾き時間とか
くすみなども気にしなくなってく。そしてネットで印刷へ。
うまく行かない面白さとか、実寸での配色の圧がどのぐらいなのかとか
(案外全体で見るとこの色だけ圧がすごいな、とか)
実体験で刻まれるものの大きさ、感じます。
長時間やることで得られるものがかなり大きいし、なんだかものづくりの面白さを思い出させてくれるのも嬉しい。
できればテーマを変えて何枚でも作成したい。
ちょっとアナログなことをしたい。手作りで何かを作りたい。
そんな時に発想が豊かになる、引き出しになるのを感じます。
↓ 完成した後のTwitter報告。ガッタガタでリベンジ希望!!!!
配色、いかがでしょうか???? 「初夏」がテーマです!!
烏口を使わず手で作成。
うーーーーん。色ムラをなくしたいっ!
まとめ
今回のワークで得られる内容は以下でした。
編集後記:自己紹介
DTPメイン→WEBに受注範囲を広げています。
福岡のグラフィックデザイナー。長期のブランクがあるのがネック。
名著「勝てるデザイン」パクパクといただいてテコ入れ中!📖✍️
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