長期ブランクありのDTPグラフィックデザイナー、デジタル化に向けてプログラミングの勉強、はじめます。
きっかけは、2020年2月頃のコロナ大流行だった。
コロナが災いし、アパレル系の会社を辞めることになった。
自社ブランドを持つ地元の商社でインハウスデザイナー兼ネットショップの運営管理のお仕事に就いてまだ1年弱。こんなに急に不景気になるなんて。
アパレルの商品が入荷しない。売る商品がない。
店舗が営業停止したから店舗のPOPもあまり必要なくなってしまった。
グラフィックデザインは続けていきたいけど、ファッション関連のデザイン制作の求人なんて、福岡にはなかなかない。
2020年 6月中頃から求人数が激減。
地方の制作系の中途採用の求人に、ほとんど動きがなくなった。
やる気はあります!でも首都圏に比べて会社数が少なくニーズがない。一番困ったのは制作会社の総数だ。いま求人を出している企業が少なく、募集している大手の制作会社は「年中募集している」企業が職種を変えていくつも広告を出していたりする。
東京に出る? でもシングルマザーだし、同居の両親と子どもがいる。昔はフリーランスで活動をしていたし、フリーでデザインを受注する? いやいや、コロナの不景気でデジタル需要がさらに進んでいるのに今後、紙媒体のグラフィックデザイン1本では、心もとない。必死で求人を検索。
気づけば求人界隈がエンジニア募集ばかりに。
ていうか、いつの間にか求人がエンジニアばかりじゃない?
何これ、なんでこんなに注目されてるの?(ググる)
??? え!!めちゃめちゃ面白そうじゃん???
ていうか、すごくない? こんなことも出来るの?????
… というわけでプログラムの勉強、はじめることにしました。
理由は、今のアナログ人間の自分を変えたかったから。
仕事も紙媒体ばかりになってしまい、なかなかデジタルに広がらない。もっとスキルアップして再就職か、フリーランスでの仕事の幅を広げたい。
Webに特化した学習も考えたけれど
コロナ後にこんなに熱くなってるエンジニア求人ばかりを見ていると、プログラミングで何ができるのかを知って、コロナ後の需要をつかんでから再スタートしたかった。
目指すは、アナログとデジタルの融合。
映えるシステムを作ること。
2020年10月 プログラミングスクールに入学。半年間通うことに。
興味本位で始まった学習が、私の狭い世界からの突破口になったのに気づいたのは、1年後のことだった。
編集後記:モデル撮影のこと
前職で入社していた会社は自社スタジオでモデル撮影をしていた。
入社時の面接で様々な撮影用の機材を見てワクワクしたっけ。洋服のできる工程、スタイリングも見れて、とても面白かったのに…
デザインの需要がなくなってしまうなんて!
↓ 写真が好きで入社前に撮影していた写真。
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