大寒波直撃【冬の福井旅行】大雪・服装・越前蟹・永平寺etc.~ねね田のときどき旅~
こんにちは、ねね田です。
計画していた福井旅行が真冬の北陸大寒波襲来に激突しました。
行ったのは2023年1月30㈪~31日㈫の一泊二日。
ちょうどこの前日?の土日は藤井風さんの福井ライブがあったようで、電車が遅延しているとニュースになっていたそうです。
今回は真冬の福井旅行。
しかも地元の人もこんな大雪は滅多にないよというような日の貴重な体験談を書いていきます。
冬の北陸旅行を検討している人は少しでも参考になれれば幸いです。
行かない人も「まあ、読んでやってもいいよ」と思っていただければ幸いです。
1.冬の福井旅行の服装は?ダウン必須?ムートンでもいい?
服装はユニクロの極暖ヒートテックに厚手のセーター、110の黒タイツにロングスカート、膝丈のムートンコート、マフラーで行きました。
ロングスカートは足首よりほんの少し上の丈。雪で裾が少し濡れるので、たまに裾を持って歩きました。
手袋は持っていないのでしませんでしたがあればいいと思います。しかしねね田はそんなに困らなかった。ホッカイロの方がよい。(個人の感想です)あとマフラーは巻かないと寒いです。
上着ですがダウンがあればそれに越したことはありません。できればロングダウン。最低限お尻が隠れる長さはあったほうがよいかと。
ねね田はダウンを持ってなく、買うことも間に合わず、ムートンコートで行きました。膝丈で、分厚い毛皮っぽいモフモフしたムートンです。もちろん石油製品です。
大雪で寒いですがこの恰好で何ら問題ありませんでした。
奇跡的に外を歩く時は雪が止んでいました。降っていても傘で大丈夫でしょう。ただ吹雪いていて傘で防げないと厳しいです。濡れることは覚悟しとくとよいかと。
コートを着ている方も少ないですがいました。雪に濡れなければ大丈夫ですが寒いかも。
2.靴は?スノーブーツ?レインブーツはダメ?
雪が多い場所に行くときに調べるとスノーブーツ必須と出てきます。
ねね田は年に何回も雪国へ行くことはありません。さすがにスノーブーツはと思い、レインブーツで行きました。
足首より上のレインブーツ。雑貨屋で1680円で購入したものです。
地元の人もこんな大雪は中々ないという日にこのレインブーツで結構歩きましたが何ら問題無かったです。
足が濡れることも浸水することも滑ることもなく、平和に歩き回れました。
ただ下の写真ぐらいの丈がないと所々で濡れるかもしれません。あとレインブーツは大体大丈夫だと思いますが、滑りにくいのを。まあ、雑貨屋で安く購入したレインブーツで問題無かったので大抵のものは心配ないでしょう。
まじでレインブーツが今回の功労賞です。
普通のスニーカーだったら自由に歩き回れなかったです。
地元の人はスノーブーツやシューズなのかな?というものを履いている人が多かったような。
スノーブーツ、シューズがあるに越したことはありません。
今後のことやお金の余裕があるなら買っといていいと思います。
3.ホッカイロ
泊まる日数分のホッカイロを持って行って下さい。
必ず上着の両ポケットに1個ずつ入れましょう。手が痛いです。
あとレインブーツは足先が死んでしまうので、靴用のホッカイロも入れとくといいですよ。これに結構救われました。
4.キャリーケースで大丈夫?
キャリーケースは極力避けた方がいいかと思います。
駅からホテルまで車移動や観光中に持ち歩くことがないのだったらまだいいかもしれませんが、この大雪で少しの距離でもキャリーを引っ張るのは大変です。実際キャリーを引いて歩いている人は見かけませんでした。大雪で観光客が少ないのもありますが。
おすすめはリュックや肩に掛けられる鞄がいいと思います。雪で足元は滑りやすいので両手は空けといたほうがいいです。
5.大雪の歩道はどんな感じ?車は?
さすがは地元の人も驚く大雪です。
めちゃくちゃ積もっています。が、歩道は歩けるように整備されていました。
ベチャベチャのシャーベット状の雪の上を歩くか、そのシャーベットが更に上から凍っている場所を歩きます。でも、除雪してくれているので足を大きく上げて歩くことは無かったです。気を付けて歩けば問題ないです。ただ除雪されている歩道を少しでも逸れると膝ぐらいの高さの雪が盛り上がっております。
福井駅から10分程歩いた場所に泊まるホテルがありましたが歩いて辿り着けます。15分あれば着けました。
道路も常に除雪車が稼働しており、タクシーやバスは生きています。
タクシーは雪でほとんど捉まりません。あと運転手さんが近場だと嫌がっていた。
6.コインロッカー
福井駅に着いて、先に荷物はホテルやコインロッカーに預けましょう。
身軽になった方が雪で滑る心配は減ります。
福井駅のコインロッカーは、特急サンダーバードやしらさぎの改札を出てすぐ右手にあります。
1日目の月曜日は大雪で吹雪いている影響もあるのか数か所空きがありました。時刻は10:40頃。
2日目の火曜日は晴天でしたがほとんど空いていました。時刻は9:30頃。
7.大雪の東尋坊行き電車は運転見合わせ
福井駅に着くと外は吹雪いていました。
しかし特急は通常運転。予定通りに到着したので目的の東尋坊に向かおうと思っていました。
東尋坊最寄りの三国駅に「田島」という有名な海鮮丼屋さんがあるので、そこで昼食をし東尋坊観光をするつもりでした。最悪「田島」で海鮮丼と蟹丼を食べれればよかったのです。
しかしこの大雪、もしかしたら臨時休業も考えられたので電話してやっているか聞くことに。やっていたので、これから行きますと告げ、電話を切り、三国駅を通るえちぜん鉄道へ。
えちぜん鉄道乗り場は福井駅直結で2分ほど。ちなみにえちぜん鉄道乗り場に京福バス案内所もあります。(主要観光スポットと市内を回るバス)
東尋坊、三国港行きは大雪で運転見合わせでした。大変ショックでした。
車掌さん曰く、雪の状況で動くかもしれない。
例えすぐ動いて行けたとしても、帰ってこられないのが怖かったので断念。
「田島」で食べるのが今回の最大の楽しみの一つだったのですが。
ちなみに旅行計画する時も、本当は恐竜博物館に行きたかったのです。
でもリニューアル工事で2022年12月5日~2023年7月頃まで休館と、、。
大雪の時こそ観光にうってつけだったのに。
8.中央卸市場ってどう?バスは時刻見て!
昼食を駅周辺で探そうと思っていたらひらめきました。
中央卸市場に行こう!と。ここは福井市内の市場でお食事や福井で獲れた新鮮な魚介etc.を購入できます。
この市場に、目当てだった「田島」の支店があるのです。市場自体の営業は14:00まで。店休日でもない。
ということでタクシーで向かうことに。
20分程かな?で到着。時刻は11:00過ぎてる辺り。代金は2000円ちょいぐらい。
着けばさあ!
ほとんど閉まっていました。
この大雪の影響なのか。14:00までだが順次早めに閉まっているのか。
「田島」もやっていませんでした。
他にも有名なとこがあったのでそこを覗くとちょっと混雑。
他にないかと向かいの店も海鮮丼をやっていたのでそこへ入りました。市場の海鮮丼はどこでも美味しいだろうと思い。
感想から言うと正直ハズレでした。
頼んだのは数種類のった海鮮丼でした。刺身は生臭くなく新鮮なんだなと思いました。それだけ。それ以上の美味しい!という感動はなかった。地元熱海のスーパーの刺身と変わらない。何より白米が美味しくなかった。ご飯が固まって少し固いとこもあって、、、。
ここのお店は残念でした。海鮮丼の写真や店名は載せません。
大雪の影響で店がほとんど閉まっているということもあると思いますが、中央卸市場は別にそんなに興味がないなら行かなくてもいいと思います。
お食事処も3~4店舗だし、何より公共交通機関が少ない。
タクシーは福井駅からなら捉まりますが、市場からはほぼ通ってないです。捉まえられたら奇跡です。
バスは市場の向かい側、少し歩いた場所にありますが1時間に1本あるかないか。
行くときはレンタカーか自家用車をおすすまします。
9.タクシー移動
大雪の日のタクシーは電話しても中々捉まりません。
市場からの帰り、タクシー会社に3社ほど電話しましたが全て断られる。
望みの最後1社でようやくタクシーの手配ができました。
結構おしゃべりなおじいちゃんタクシーが多いです。観光には楽しいです。
近場のタクシー移動は嫌がられますが、そこはお仕事として頑張って、おじいちゃん。
10.駅ビル観光
タクシーで駅に戻り、外も吹雪いているので駅ビル観光で先にお土産を物色することに。
駅ビルは、駅直結「プリズム福井」「ハピリン」、少し歩いて「西武」があります。全て広くはないので半日も潰れることはないです。
プリズム福井は狭いデパ地下っぽい感じですね。
駅弁や焼き鯖寿司といった有名なものは平日の夕方でほぼ完売状態でした。
プリズム福井に入る前の福井駅に、駅弁の自販機があります。これも人気ですぐに完売していました。この自販機の駅弁はプリズム福井内の駅弁屋でも同じものを売っているので、相互確認して買うといいです。
ねね田は帰った次の日に食べるように一番人気の「かにめし駅弁」を買いました。
かにめし駅弁美味しかったです。
結構ギッシリと蟹の身が詰められていました。生臭くないし。
西武は少し歩いた場所にありますが、行かなくてもいいかな?
狭い百貨店で1階は化粧品と食品が同じフロアで販売していました。
特にこれといったものもないし、閉店するのかほとんどのお店がすっからかんでした。駅のハピリンでお土産は充分です。
あと駅ビル内にスノーブーツやダウン、冬用アイテムを販売している店は見当たりませんでした。どこかにあるかはわからない。西武は少しあったけど歩きます。
余談ですが、おやつに果物直営店のカフェに入りパフェを食べました。
りんごはショリショリ、苺は黒く腐りかけでした。とても残念。
店名と写真は載せません。
11.ハピリンでお土産
このハピリンで大体のお土産は楽しく見れると思います。
旅行最後のお土産選びはここがおすすめ。
越前漆器や和紙、福井の工芸品が、自分へのお土産に奮発して買っちゃおうぐらいの値段で売っています。
越前漆器ですが結構かわいいものが揃っていていいですよ。
お盆がかわいくて購入を決断したのですが売り切れでした。(3000円ぐらいだったかな?)
12.駅ビルと侮るなかれ、福福茶屋で福井グルメ堪能
ハピリンの2階にあるお土産屋さん直営の「福福茶屋」、感動しました。
所詮駅ビルと思っていたら土下座で謝りたくなります。
ねね田はランチの海鮮丼がハズレで落ち込んでいた。そんな時にお土産屋さんのお食事処メニューが飛び込んできたのです。
「越前せいこがに丼」期間限定、なくなり次第終了。
そう、今回は何のために真冬に福井に来た?
蟹だろうが!!!!!!
火が付きました。
時刻は14:30ぐらいっだたのかな?
迷うことなくお店に入り、「越前せいこがに丼」をいざ実食。(せいこがにとは福井県沖で水揚げされるメスのズワイガニ。小ぶりで卵があるのが特徴)
おいしすぎました。
幸せでした。
この日のハズレが全て吹っ飛びました。
このために福井に来たんだと実感。
生臭くない蟹ってこうなんだと。
蟹の身と卵とみそが最高です。
このせいこがに丼はご飯は酢飯ではありません。白飯に蟹の卵を混ぜ混んでいます。最高です。
こんにゃく田楽も美味しくて。味噌が美味しい。甘めで濃くて。好みでした。味噌は甘口と辛口で選べます。
※越前がに料理は越前がに漁をやっている時のみの期間限定のようです。せいこ丼は毎日なくなり次第終了。
ここ「福福茶屋」で使われている食器は、恐らくほとんどが越前食器で隣のお土産屋さんで販売しています。
この福福茶屋は福井のあらゆる郷土料理が揃っています。
ソースカツ丼、ボルガライス、越前蕎麦、甘エビ丼、焼き魚、油揚げ、越前ガニ収穫時期だけのカニ料理etc.。
何か悔いがあれば帰りにここで食べていいと思います。
悔いが無くても駅でご飯を食べるならここおすすめです。
何より美味しい。おばんざいとかもめっちゃ美味しくてランチバイキングやっています。
お昼時は混んでいます。
結構並んでいました。時間帯をずらすとガランとしているのでその時に入るといいですよ。
ねね田は2日目の最後の晩餐もこの「福福茶屋」で蟹のコースを食べました。
「越前せいこがにづくし」2人前 16000円(2人分の値段 1人分8000円)
2人前から注文できます。
※越前がに料理は越前がに漁をやっている時のみの期間限定のようです。
福井は梅も有名らしく、梅干しがお土産屋さんに並んでいます。
この梅サイダーも梅の香りと味を感じられ美味しかったです。これの梅酒バージョンも売っていました。
せいこがには蟹酢につけて食べます。
蟹だけでもう美味しいのですが、これをつけても美味しい。
福井の観光名所、永平寺はごま豆腐が有名です。ここはお土産屋さんで売っている永平寺ごま豆腐が食べられます。
ねっちょりなめらかで、何よりお味噌が美味しい。
甘い中にほんの少しほんと少し辛くて濃いお味噌がたまらん。
ごま豆腐ってあんま食べたこともないし、美味しいと思った印象はないのですが、これは美味しかったです。ごま豆腐大好きな母のお土産に買いました。
お幸ざいですが少し驚きます。
3種類ですがどれもめちゃめちゃしっかりとした副菜なんですよ。
なんていえばいいのか。
大体お通しみたいなものって、お店でも旅館でもちょっとくたびれていたり、まあこんなものよ。ぐらいの感じと思っていたのですが(ねね田の食べてきたものが悪いのか?)こちらのものはみずみずしく立派でしゃっきり。
とりあえず美味しかったの。さすがお幸ざいの食べ放題やってるだけはあるという。
こちらも恐らくお土産で売っています。お土産で単体で売ってるもの出してるから美味しいんだろうね。
前日にもここで食べたせいこ丼は正に運命の出会いでしたね。
これが感動的に美味しかったから福井の今回の旅行はあるようなものです。
蟹と目が合うのも旅の醍醐味です。
このコースの中でせいこがに丼が一番好きでした。また漆器がかわいい。
蟹の身がたっぷり、甲羅はどっぷり浸かったみぞれ鍋です。
大根おろしと蟹の身がたっぷりでさっぱりと食べれます。これがあることで飽きずにぺろりです。
釜飯はせいこ丼よりもさっぱりと食べやすいです。
もうね、美味しいの。ほんと。蟹の身と卵とみそをぐちゃぐちゃに混ぜ混んで食べるの。幸せだよ。
福井はおろしそばも有名です。そして油揚げ。
この分厚い油揚げがお蕎麦のツユを吸ってじゅわーと染み出てきます。
お蕎麦もちゅるちゅるとコシがあり、おろしでさっぱり。
写真にはありませんが他に味噌汁が付きます。
「越前せいこがにづくし」は大変満足でした。
お腹一杯。幸せ一杯です。
旅行の2日目夕飯、最後の晩餐に相応しかったです。
生臭くない蟹って永遠と食べれてしまいます。恐ろしい。
13.ホテルリバージュアケボノ
宿泊のホテルは「ホテルリバージュアケボノ」
駅から徒歩10~15分程の距離にあります。雪の中でも辿り着ける距離と立地です。
ここのホテルは朝食バイキングが有名らしく、これ目当てに宿泊される人も多いんだそうです。
今回ねね田はJTBの格安旅行プランで宿泊したので朝食は付いていません。この格安プランはほぼ交通費のみで宿泊費がゼロに近かった。
朝食を付けると+3000円程。払ってみる価値はあると口コミに書いてありました。
ただ朝食を付けなくてもそこまで立地は悪くないですよ。建物自体が古く、宿泊した部屋は格安プランなので狭かったですが綺麗でした。ユニットバスも綺麗でトイレは新しい自動洗浄。大浴場もあります。あ、大浴場のドライヤーはリファだったらしいです。いいやつ~。
近くにはソースカツ丼で有名なヨーロッパ軒もあります。フロントの方も親切だし文句は何もありません。
14.このために来た越前ガニ「こまつや」
1日目の夕飯です。
ねね田は迷っていました。
予定では近くにあるヨーロッパ軒でソースカツ丼を食べるはずだったんです。
しかし予想外の海鮮丼アクシデント。
ねね田は思いました。
お前は何のために福井に来た?
蟹だろうが!!!!!
ということで夕飯を急遽変更してカニ料理が食べれる場所をホテルで捜索。
このホテルから近い場所でねね田の持ち金で蟹を食べれるお店を全力で探しました。そして出てきたのが「こまつや」です。
この「こまつや」さんはホテルから徒歩10分程の距離にあるカニ料理屋さん。完全予約制でした。
完全予約制なので断られることを覚悟でお電話。
するとOKが下りました。天はまだ我を見放してはなかった。
19:00で予約をし、移動。
到着すると店員のおじいちゃんが出迎えてくれました。店主の方も店員のおじいちゃんも優しい方でした。
お店は大きいわけではないので初めて行くとわかりづらいかも。
電話でどこから来るかを聞かれ、道を教えてくれます。
個室に通されるとテーブルには既に準備が整っておりました。
今回ねね田が食べたのは22000円の蟹コースです。
こまつやさんは越前がに漁解禁時期に、蟹コース値段+追加料金でズワイガニから「越前がに」に変更してくれます。ねね田はこれ以上の出費が出来なかったので通常の蟹コース(ですがタグ付きのブランド蟹)。
内容は「茹で蟹」「焼き蟹」「蟹のお刺身・蟹しゃぶ」「蟹雑炊・フルーツ」です。
もう、ザ・蟹!!ですよね。
こんな大きい茹で蟹を頬張れる幸せ。
オスの茹で蟹は身がギッシリで!蟹の味が濃い!
蟹みそなんですが、初めて美味しいと感じました。臭みがなんもない。スプーンで蟹みそをゴソゴソほじって食べましたが、濃厚で。もっと食べたいと思ってしまう。
あと蟹を食べやすいように全てに切れ込みが入っていて、初心者のねね田でも難なく蟹を剥けました。
蟹酢を用意されていますが、もう蟹だけで何もいらないぐらい蟹の味が美味しいです。
でも蟹酢をつけるとまた酸味のさっぱりで美味しくて。味変にちょうどいい。
この茹で蟹を頬張っているだけで来てよかった~、これ食べに来たんだ~、と思えました。
せいこがにはオスの茹で蟹と違って味が繊細です。小さいですがこのせいこがにでしか食べれない美味しさがありました。せいこがにの方が味がぎゅっとしている感じで濃いかも。
初めて食べました焼き蟹。
茹で蟹とまた全然違くて。こっちの方が淡泊になってあっさりと食べれます。蟹みそも同様でして。ほんと味が変わります。おいしい~。
蟹刺しを用意する前にお店の方がまだ生きているでっかい蟹を見せてくれました。
足が動いていて、今からこれを捌いてお刺身を作りますと。
そして出てきたのがこちら。
すっかり姿を変えた彼、いや蟹です。
最初は刺身で食べ、次にしゃぶしゃぶで食べ比べてみて下さいとの事。
スーパーの小さい茹で蟹しか食べたことのないねね田。
ほぼ全てがお初のお味なのですが、蟹刺し本当に驚きます。
みすみずしくてプリップリで甘くて。弾力とこの水感!衝撃でした。あまりの美味しさに、次はしゃぶのはずがもう一本刺身で食べてしまい、お店の方がちょうど来た時で「あ、しゃぶしゃぶもどうぞ」と笑顔で勧められちょっと恥ずかしかった。
「あまりにも蟹刺しが美味しくてもう一本たべてしまいました」
「よかったです。蟹刺しは初めての方も多くてあまり合わない方も多いんですよ、蟹しゃぶが好きと言って残り全部しゃぶしゃぶにされる方もいますよ」
まじか。こんなに美味しいのに。
好みがあるようだがねね田にとっては今日一の衝撃美味しさだった。臭みが一切ないのが本当に衝撃。
未知との遭遇に近いかも。
蟹しゃぶはサッとくぐらせて少し半生状態で食べる。
これまた美味しい。
確かに刺身よりも淡泊になりさっぱりと食べやすい。
しゃぶしゃぶしても身はプリップリです。ちゅるちゅるとたべてしまいます。またお出汁が美味しい。野菜が胃の休息と温め効果を発揮してくれます。
蟹の身と卵が濃い~お出汁になって美味しい。
最後の〆に相応しいですね。あったまる~。
そしてメロン甘~い。
ゆっくり食べて2時間程でコースが終わります。
大変満足でお腹がはち切れそうなほど蟹を堪能しました。
何回も言ってしつこいですが、本当に一切の臭みがない。生臭くない。だからずっと食べられるんですよ。気持ち悪くならない。
まじで凄いと思う。
途中で気付いたのですが、この時お客はねね田だけでした。(ちなみに妹と2人で来ています)この大雪ですからね。
それなのに突然電話して今から行けますかで快くOKして店を開けていただき本当に感謝です。
帰りも心配していただき、店の外まで一緒に出て帰り道を丁寧に教えていただきました。ホテルから一番近いコンビニまで教えてもらいました。
感謝感激。
本当に良い方たちでした。
ここで蟹を食べれてもう今回の福井旅行は来て大正解と思えました。
幸せです。
また福井に来たら絶対にここで蟹食べます。
15.主要観光バスの時刻に気を付けて
ホテルに戻りました。
次の日の観光場所、「永平寺」と「一乗谷朝倉氏遺跡」のルートを調べます。
自家用車じゃない場合、バス移動となります。
バスの時刻を把握していないと上手く回れないので注意です。
えちぜん鉄道乗り場に京福バス案内所があるので、そこで聞くと時刻表とおすすめルートを教えてくれます。
「永平寺」と「朝倉遺跡」は1500円の1日フリー切符があるのでそれがお得です。
今回のねね田のルートは、
10:00発「福井駅」ー10:32着「永平寺」 永平寺観光と昼食
13:40発「永平寺」ー13:57着「朝倉遺跡復原町並」 朝倉遺跡観光
15:41発「朝倉遺跡復原町並」ー16:10着「福井駅」
この時間を調べないと本当に危ないので気を付けて下さい。
もし参考になるようでしたら幸いです。
16.永平寺は靴下を持参して!トイレはある?
2日目の朝。
なんと快晴です。雲一つない青空でした。
雪は溶けることはないので足元は常に気を付けて歩きましょう。
9:20頃にホテルをチェックアウト
9:30頃に福井駅到着
大きい荷物をコインロッカーに預け、京福バス案内所で時刻表とルート確認。
京福バス案内所のトイレに行く。綺麗なトイレです。
10:00発の永平寺行きバスに乗る。
永平寺前バス停到着。
「一休」というお食事処の前で下車。一休の店員さんが出迎えてくれます。
永平寺は禅の最高峰といわれているようです。
多くの修行僧の方がいらっしゃいました。
沢山のお坊さんとすれ違い、読経や鐘つきといった、お坊さんが毎日している日常を見学できます。
決してお坊さんの邪魔はせず、お坊さんの写真を撮るのも禁止です。
通用門という参拝者用の入口で拝観料500円を払い、見学します。
永平寺は主に中の見学です。
そのため、靴を脱いで用意されているスリッパに履き替えます。
靴は用意されている袋に入れて持ち歩く。靴を脱ぐためのスペースや椅子はちゃんとあります。
この時に持参した靴下を履いて下さい。
山奥の雪が降り積もる外剝き出しのお寺は寒くて足が死にます。あるならヒートテックの靴下がよいかと。
お坊さんは裸足で中を歩いていました。凄すぎます。
トイレは中に沢山あります。綺麗に掃除されています。
各階?見て回る要所要所にトイレがしっかりあります。トイレの心配は大丈夫ですよマダム!かくいうねね田も頻尿です。
車椅子の方も拝観できるようになっています。
こんなに広いお寺を拝観したのは初めてでした。
お坊さんが集まって読経を始めたり、鐘をつくのを見て、廊下で会釈してすれ違って。
いつも行くお寺とは違ったものが見られて楽しかったです。
永平寺、来てよかったです。
この雪じゃなきゃ見られない素晴らしい景色がありました。
雪に感謝。
17.一休でお蕎麦
永平寺に着くまでの道がお土産通りみたいになっているのですが、この大雪でほぼ閉まっています。
お店の方たちは観光客よりも屋根の雪下ろしに必死です。そりゃそうだよ。まじでこんな時に来てるねね田がやばいと思う。
お食事処のお蕎麦屋さんが沢山あるのですが、どこも閉まっています。
なので唯一開いている「一休」でお蕎麦をいただきます。
3種類のお蕎麦が食べれる「雲水そば」を注文。
かき揚げ蕎麦のみ温かいおつゆです。(かき揚げは+料金で海老天に変更可能)
ちゅるちゅるコシがあって美味しい。
おつゆが甘すぎなくていいです。
ここの一休は隣にあるアトリエ菓修のアップルパイとジェラートが食べられます。ぜひ食べて下さい。
永平寺のお坊さんもお昼にお蕎麦を食べに来ていました。
「もうマクドの味を忘れた」
という会話が聞こえてきました。修行される方は大変ですね。
マクドを差し入れしてあげたい。
10:32に永平寺に着いて13:40のバスに乗るルートですが、案外潰れると思います。
今回はお土産通りがほぼ閉まっていたので少し時間潰ししていましたが、永平寺・お土産通り・昼食でちょうどいいのかもしれません。
(ねね田は永平寺を、気持ちゆっくり見て回っていました)
⒙アトリエ菓修のアップルパイは絶対食べて
一休で食べることができる「アトリエ菓修」のアップルパイ。
9月~4月までの期間限定で、人気で売り切れることもあるそうです。
めちゃくちゃ美味しいです。
シナモンや香辛料は一切入っていないシンプルなアップルパイ。中の煮詰められたたっぷりのリンゴは仄かに桃色で綺麗です。焼きたてのサクサクのパイ最高。カスタードも入っていません。ここに来たら一休でまず食べて、そして持ち帰りでも買ってほしい。
一休で食べると550円。アトリエ菓修で持ち帰ると480円です。
アトリエ菓修と一休は隣同士です。
アトリエ菓修の店員さんがいない時は一休の店員を呼んで購入します。
⒚雪の一乗谷朝倉氏遺跡は綺麗だがおすすめしない
13:40 永平寺から朝倉氏遺跡にバスで移動します。
朝倉氏遺跡は主に「朝倉氏遺跡博物館」と「復原町並」にわかれていてバスの下車する場所も違います。
今回ねね田は「復原町並」のみで行きました。
復原町並の入場料は330円。博物館込みの共通券だと820円です。
入場入口にトイレと小さいお土産売り場、バスを待てる休憩室、自販機があります。
到着して辺り一面の銀世界。
ここの跡地に何があったのか。本当は入れたはずの場所。見えていたはずの景色。屋敷跡。植物。全て雪が積もりすぎて見えませんでした。
雪のせいで、入れる場所も行けず。ここに何があったのかもわからず。回れる場所の3分の1も見ることは叶いませんでした。
本来は有料ガイド案内、お茶屋さん、着付け体験、野菜売りなどで賑わっているようですがどれもやっておらずとても静か。(期間限定開催のようです)
本当は2時間程掛けて見る場所が1時間掛からずに終わってしまい、バスの時間を潰すのに一苦労。
雪の遺跡は綺麗ですがそれまでです。見る場所がとても限定されるので雪の日以外をおすすめします。季節は冬以外がいいのか?
大雪の影響で全て中止しているだけなのかはわからない。
そんな中、少ないスタッフの方達が寒いのに屋敷の中で少ない観光客に説明するために待っていて下さいました。ありがとうございます、お疲れ様です。
本当の復原町並はとても広く、魅力的な場所です。
次は違う季節に行ってリベンジしたいです。
ちゃんと見れたのはこの中の一つぐらいかも。
次は春か秋に来たいです。
ちなみに「一乗谷レストラン」というお食事処もありました。
朝倉遺跡に行ってから永平寺ルートでも回れます。
20.あとがき
一体何匹の蟹を食べたんだ。
そんなねね田の福井旅行でした。
旅行記として流れを書いていくというよりは目次の主要ポイントを書いていく方式にしました。この書き方はどうなんだろう。読みにくいのかな。
こんな風に旅行記を書いていきます。
気になる部分だけ読んでもらっても構わないし、全部読んでもらえたならその方は仏様のようにお優しいのでしょう。
色々上手くいかないこともありましたが楽しかったです。
また行きたい。
また蟹食べたい。
読んでいただき。
本当にありごとうございました。
※この旅行記はあくまでねね田個人の主観で感じたことを書いています。