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私の考え -大学について①-

現大学生の私が、大学やそれを取り巻く環境、その他いろいろと思うところについて書いてみようと思います。
私の考えとあるように、主観であったり、私自身の価値観が多く介在しているので、すべての人の考えに当てはまることはないと思っています。
しかし、こんな考え方もあるんだと片隅に据えてもらえると嬉しいです!

それでは…

「大学はお金持ちが行くところ」
そう言われていた時期時代もあったろうと思います。

ところが、今や大学への進学率について、
文部科学省が公表している日本における高等教育機関への進学率(2019年)は、
高等教育機関(大学・短期大学、高等専門学校および専門学校)の進学率を合計すると、82.8%で過去最高となりました。
そのうち大学・短大進学率(58.1%)、大学(学部)進学率(53.7%)も過去最高となっています。
専門学校進学率は23.8%でした。

このことから、現在では大学などの高等教育機関への進学がほとんど当たり前になっていることがわかります。

そんな現在でも、「お金持ちが行くところ」の本質的な意味は変わらないような気がしています。
というのも、進学率こそ上昇し続けていますが、そこにお金が必要であることには変わりがないからです。
これは入学金や学費、さらに学生生活において必要な諸費用に限ったことではありません。

大学などの高等教育機関で得られる知識や仲間、あらゆる貴重な経験や時間は、裕福であることが前提にあると私は考えます。
つまり、進学先での価値を最大化するためには、莫大な時間や努力が必要であり、そのためにはそれだけの資金が必要になるという関係が成り立っているということです。

この"大学で得られる価値"については、また別のnoteでも詳しく取り上げたいと考えているので、そちらもご覧いただけると私の考えがより深く伝えられるかと思います!楽しみに待っていてください!?

それでは本題に戻って…

もし資金がなければ、先述したような進学先での価値を得るために、あるいは大学生としての立場を維持するために、本来大学に進学する"意味(=価値)"を犠牲に、お金を稼いでなんとか在学し続ける、あるいは生活を続けるといった矛盾が生じます。
勉強や人脈、経験のために大学に進学しているのに、"大学生"で居続けるために、それらを捨ててお金を稼ぐことに注力しなければならない限りでは、大学はお金持ちが行くところでおおかた間違っていないと感じてしまいます。

そこで、今の社会構造を抜本的に変えていく必要があるのではないかと投げかけてみたいと思います。
実際、日本を除く多くの先進国では、日本ほど学校のためにお金がかかりません。
お金がかからなければ、その分の資金や時間を他のことに投資することができます。
これは贅沢なことのように感じるかもしれませんが、そうした余裕、ひいては自由が本当の意味で価値を生み出します。少なくとも私はそう考えています。

未来を担っていくのは、若い世代、新しい研究や技術であることは、否定仕様がないと思います。
しかし、今の日本はそうしたところにお金をかけるだけの余裕がないのです。
これでは若い世代、学問や研究、技術は伸びませんし、将来にわたって続いていけば、素晴らしい才能は海外に流出し、国そのものも廃れていってしまうかもしれません。

話題が少し飛躍しましたが、大学という範疇から外れて、大きな枠組みで見ればあながち間違いでもないと思っています。

とはいえ、私は今の大学やそれを取り巻く環境、ひいては国そのものについて、現状の私の立場と考えから言えば危惧しているということです。

いかがでしょうか?
今回は私の考え、特に大学について思うところを書き綴ってみました!
冒頭でも述べたように、あくまで私の主観や価値観を多分に含んでいますので、これが絶対!というものでもないですし、必ずしも共感できるものでもないと思っています。加えて、賛成や反対というものでもないと思います。
ただ単純に、こんな意見もあるんだと片隅に感じてもらい、またこれをご覧になっている皆さんも、何か考えたり、ご自身なりの意見を持ってもらえるきっかけになれば嬉しく思います!

私は、アニメの紹介ファッション美容と健康勉強に加え、知って得する(?)情報、今回のような私なりの考えなど幅広くnoteで発信しています!
これからも随時更新していく予定ですので、是非是非フォローしてお待ちください!
それではまた次のnoteでお会いしましょう!!