優しい人が『自分軸』に戻る際に起こる好転反応について。
好転反応についてお書きする前に、「自分軸に戻る」ということについて。。
これまで私は、自分軸を「作る」「立てる」「構築する」などと表現してきましたし、これからもそうするとは思うのですが、
自分の軸って元々誰もがフツーに持っていたものだよなあって思ったので、今日は「戻る」という言葉をセレクトしてみました。
自分軸とは「思い出すもの」。
生まれた頃から他人軸(比較・相対評価によるジャッジメントの世界)で生きている人っていないですからね。
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ということでここから本題の「自分軸に戻る際に起こってくる好転反応」について書いていきたいと思います。
好転反応というか、自分軸に戻ろうとする際にぶつかる “壁” であったり、心理的なブロック・恐怖といったほうがいいかもしれませんね。
今日はふたつ、テーマを立ててみます。
自分軸に戻ろうとするとき、
① 自分は弱くなったのではないか??と感じる
② 未来が見えないように感じて不安になる
ということが起こるかもしれません。
順を追って詳しくふれて参ります。
① 自分は弱くなってしまったのではないか??と感じる
「自分を生きる道」を進んでいくと、いろんなことに我慢がきかなくなります。
自分にとって不快な環境、人間関係、働きかた、人からの評価など、これまで無意識に受け入れてきた「不快なもの」をスルーし続けることができなくなるのです。
自分を知るほどに無理ができなくなる(自分に無理させることが辛くなる)し、いい人でもいられなくなるので、弱くなった・優しくなくなった・性格がわるくなった・ストレス耐性がなくなった… などと感じて、自分に起こる変化に戸惑うこともあるかと思います。
でも、私らべつに、「都合のいい人」やるために生まれてきたわけじゃないと思うんで、多少誰かにとっての「悪いやつ」になることがあってもいいんじゃないすかねって思うんです。
(私も器大きくないし人格者でもないし我慢ができないので、けっこう人を傷付けてると思うし敵も作りやすかったりする)
上の記事の中で、過去のわたしさんはこんなことを言っています。
「人に頼らない」「甘えない」「迷惑かけない」ことが自立だっていう人がいるかもしれないんだけど、
どちらかというと、そういった「刷り込まれた自分への禁止事項から自立すること」のほうが大事なんじゃないかなってわたしは思ってます。
「誰かにとっての都合のいい人でいなきゃいけない」という観念からの自立。
すげーいいこと言うやんこの人。なんなの(積極的に自分でほめていくスタイル)
弱くなったんじゃないよ、命に優しくなっただけ。
自信持っていこう。
はい次。
② 未来が見えないように感じて不安になる
「他人軸の人生」から「自分軸の人生」への移行というのは、今まで信じていた「正解の生きかた・ありかた」に一旦お別れをして、新しい正解を自分で作っていくことを意味します。
どんな決断をしてどんな道を進もうと、逐一自分で自分を認めてあげなければいけません。
答え合わせはすべて自分でしなければなりませんし、誰かに評価されることを待っちゃいけないし、誰かからの評価で自分をジャッジしてはいけないのです。
今自分がしていることが正しいのか、そしてそこにどんな意味があるのか。
その答えは自分自身の解釈でしか割り出すことが出来ないから。
起こった出来事の点と点を繋げられるのは自分自身だけ。
自分だけの正解を生きる、ということは、ある意味ではとても孤独だし怖いことなのかもしれません。
それは、誰も答えを知らない世界を生きるということだから。
だから、自分を生きようと舵を切った際には、一時的に「未来が白紙になった」と感じられ不安に駆られることがあるかもしれません。
でも、思い出してみてほしいのです。
全力で無邪気に今を生きていたとき、私たちに未来なんてなかった。
あるのは「今ここ、この自分」だけ。
自分軸の取り戻しかたは、「今ここ、この自分の気持ち・体感を(できる限り)裏切らない」こと。
それだけ。とてもシンプルです。
生まれたときには誰もが「全身全霊で命(自分)を表現する神」だった。
でも、大人の世界(他人軸が正解とされる世界)においては、それは「おかしなこと」とされますよね。
もちろん、私たち大人が赤ちゃんに戻ることはできませんが、その「全力で今を生ききる姿勢」を学ばせていただくことは、私たちにとってとても意味のあることなのではないでしょうか。
「未来が見えない」「こんなふうに不安になるくらいなら “自分を生きよう” なんて思わないほうが楽だった」と嘆きそうになったとき。
それは、私たちがちゃんと前に進んでいるというサイン。
ありきたりな言いかたですが、進んでいるからこそ抵抗が出てくるのです。
「自分を大切にしたい」と願うからこそ出てくるこの葛藤を、宝物のように可愛がってあげたいですね。
好転反応の出ているときって、放っておくとネガティブな思考にとらわれて辛くなってしまいます。
そんなときは意識して安心する時間をたくさん取りながら、嵐が去るのを待ちたいものですね。
大丈夫。どんなに遅れているように思えても、あなたが今「自分を生きたい」と願い その流れに乗ろうとしているのなら、すべてのことは上手くいっています。
あなたも私も大丈夫。安心して、それぞれの唯一無二の人生を 真っ白なキャンバスに描いて参りましょう。
自分軸について、またシリーズで書いていこうと思います。
次は「自分軸を取り戻すとどんなイイことあるのかな?」「自分軸自分軸って言いますけど、ただのワガママなんじゃないの?」とかそのへんですかね。わかんないけど。
がんばれ私。
わりと超大作、優しすぎて生き辛いかたのための自分軸の(具体的な)取り戻しかたはこちら。
〝 これから綴るnoteのすべてを、HSP(Highly Sensitive Person)の仲間たちに捧げます。
わたしたちは、ひとりじゃない。
いま悲しくて辛くて流す 孤独の涙が、いつか やさしくてあたたかい幸せの涙に変わるように。
会ったこともない、顔も知らないわたしだけど、遠くから いつもそう願っています。〟
2019年のわたしさんが このように申しております。
今の自分が忘れてしまっていた一生懸命さを、この文章に思い出させてもらって目頭が熱くなる。
すごい愛情込めて書いた作品というか献呈品なので、よかったら読んであげてくださいな。
ここから先は
優しすぎて生き辛い人のための『自分軸のつくり方』
人の機嫌や起こる出来事に影響されやすく生きづらさを感じていた私が見つけた『自分軸のつくり方』。 「自分は社会で生き抜いていくにはちょっと…
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