「それは誠」
乗代雄介さんが「それは誠」で織田作之助賞を受賞されたとのこと。
とても嬉しい。
なぜなら「それは誠」は涙が出るくらいいいお話だったから。
乗代雄介さんの著作を読むのはこれが2回目。
「旅する練習」以来。
「旅する練習」は奇跡のような物語でした。
緊急事態が宣言されて、旅行も中高生の部活もままならなかったあの時期、「コロナ禍」という災いが、こんなに美しい物語を生み出すことが出来たのかと思いました。
ただ「旅する練習」は最後すごくキツいところがあるので、しばらく引き摺るかもしれません。
私は今でも思い出し泣き出来る。
「それは誠」の織田作之助賞、嬉しいなぁと喜んでいたら、昨日は芸術選奨を受賞されたというニュース。
新人賞ではなくて、大臣賞なのですね。
すごい。
おめでとうございます。