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パワハラ上司の末路が(ほぼ)決定


先日お伝えした人事部との面談が終わりまして、これまでの悪行と部署全体の困り感を共有しました。


人事の対応

人事の方はたぶん50代中盤くらい。さすがにオトナで、「そりゃダメだ!」と分かりやすく味方になってくれるというよりは、「ふふ、ダメ管理職あるある満載ですね」と呆れ笑いを浮かべる感じでした。

ただ、これは僕相手だからっていうのもあります。40代で、部署を代表した俯瞰した立場で話していますし。
部署の他メンバー達(全員20代)が相談したときは、もっと先生っぽくというか、「はやく是正しないとね!」と励ましてくれたみたいです。


面談を終えての懸念

面談中には
「明らかなハラスメントといえる言葉はありますか?」
と再三聞かれたのですが、思い浮かぶどれもがスーパー極悪人ってほどじゃないんですよね。

▼僕に対して
「部署を壊そうとしてますよね」
「会社の業績が落ちたのはあなたの責任」※冤罪(僕は達成率200%)
「あなたとは立場が違うんです。代わりに部署長できますか?」

▼圧をかけて追い出した男性社員に対して
「朝礼で心理的安全性がどうとか言うのやめて。やりづらくなるから」
「キミよりは100倍見えてるからね」
「ほんと根拠ない自信あるよね。実力もないのに」

▼他若手社員に対して(特に20代女性)
「かわいい顔してるんだからもったいないよ」
「結婚して良かったね。全然よくない苗字だし変えたほうがいい」
「女性だからすぐ辞めちゃうとかありえるでしょ」

ほか数々のオレ様発言や人前で怒る悪癖を加味しても、降格までいくかというとパンチが弱い。
だからこそ、僕は【個人のハラスメント路線】ではなく【変な圧があって仕事しづらい】という路線で攻めていたわけですけどね。

なので人事から
「nemuさんはこの状況がどうなるのを望んでますか?」
と聞かれた時も、”あいつを追い出して!”などと欲張らず
「細かいMTGに参加しないでもらって、月イチ報告するくらいだと嬉しい」
と答えておきました。

あくまで感情的、人間の好き嫌いじゃないんだよとアピール。


上司の末路

結論、1月付で体制変更があるそうです。
内容についてはだいぶぼんやりと伝えられたのですが、おそらく降格はなさそう。

僕の予想としては、

◎今後は上司のさらに上司が運営に参加してあらゆる決裁権を持つ
→僕の上司はこの人になる。忙しすぎる人なのでとてもマイクロ運営してる場合ではなく、データ中心のロジカルなやり取りになるはず。

◎旧上司が管理するのは一部の零細クライアントのみ
→昔から付き合いがあるところだけ任せる。売り上げに大きく影響するクライアントは伸び盛りの若手リーダーが管理

になるんじゃないかと。
①新規事業部<未来をつくる>、②既存事業部<過去の遺物(ガラクタ)>という感じにして②だけまかせる、実質の島流しあつかいですね。
これならパワーは1/5くらいになると思います。


業務最終日、ちょっと元気なかった上司

最終日は部署全体で1年の振り返りをして早めに上がるのが通例。
が、今年の上司はやたらと仕事に追われていました。

おそらく、年内ぎりぎりで自分の末路を聞かされたんじゃないかと。
「1月から軽く体制変更があるらしくて。まあみなさん頑張りましょう」
と全体アナウンスも控えめ。

強がっているのか、まだ全部聞かされていないのかは分かりませんが……。
僕が風穴を開けるまで独裁政治を続けてきたオレ様が、十年ぶりに目覚めの悪い正月を迎えると思うとちょっとだけかわいそうな気もしました。ほんのちょっとだけですよ。ミリもなくて、ミクロ。ナノ。


来年に向けて

彼とズブズブだった側近社員も地方への異動がきまり、なかなか面白くなりそうです。

この一連で思ったのは、今どき「圧倒的結果を出す(背中で見せる)」or「若手の話を聞いて、まかせる」のどちらかがない上司はうまくいかないってことですね。

今年の会社オフィシャル忘年会は3人くらいしか参加せず。
みんな仲の良いメンバーとやってますし、僕も20代男女に混ざってリラックスムードの打ち上げを行いました。

来年は、新しい風が吹くような気がしています。


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